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2013年4月2日火曜日

ラパス〜コパカパーナ


3月9日
 妻がコパカパーナまで行ってみたいというので、コパカパーナまでのツアーに参加してみた。朝のピックアップは、7時10分だったが、朝6時に起きてみると、今日は市がたつひらしく、ホテルの前の道のど真ん中に出店の準備をしている。どうやら、今日は、ホテルの前は通行止めのようだなと思った。あれ?どうやってバスはピックアップしにくるんだろうと思っていたら、ガイドさんは走ってやってきた。
 
 ガイドさんはパブロという名前の男性だった。軽く自己紹介をすませ、バスにのる。バスには、既に何人んか乗っていた。バスは、市内のホテルを巡回し、お客さんを順次ピックアップしていく。全員ピックアップするのに1時間くらいかかり、ようやくバスはラパスを出た。

 ラパスの町を出るとバスは急な坂道を登り続け、おそらく、4000mくらいの標高の道を進んで行く。周りは草原で、羊等が放牧されている。
こんな牧草地帯を走る
途中ガソリンスタンドでトイレ休憩をしたあと、2時間半くらいで、チチカカ湖の湖畔にたどり着いた。ここは、最もチチカカ湖の巾の狭いところで、ここで筏にバスを乗せ、湖を渡る。人間は、船で別に渡る。
こんな筏でバスはチチカカ湖を渡る。

 船で対岸に渡ったところで、パブロが、サルーチャ?というお菓子を食べないかというので、1つ購入してみた。これは、小麦粉の生地のなかに野菜と肉が詰まったパイのようなお菓子?だ。生地を食べると中から野菜と肉のジュースがでてきて、舌をやけどしそうになりながら食べる。パブロが、唐辛子と一緒がいいぞとすすめられ、一緒に食べると唐辛子の辛さとマッチして、うまい。でも、辛い。でもうまい。でも熱い。

 唐辛子と、やけどで口がピリピリになり、唇をなめながら、バスに戻ると、おなじ経験をした白人から笑われた。

 ここからバスは45分くらいで、コパカパーナに到着した。ここからパブロの案内で、町をまわる。ツアーの参加者は我々以外に、6人程いた。バスは、通常のコパカパーナ行の路線バスだったようだ。
 
 最初は教会。教会の周りには、数台の車が花でデコレーションされ、並べられていた。これは、車のお払いのようなものらしく、土日は何台もの車が持ち込まれるとパブロが教えてくれた。まあ日本でも神社でお払いする人も多い(私はしたことないが)ようなので、何処の国でもかわらないなと思った。ただ車のデコーレションはこちらが派手である。
派手なデコレーション。このあと車にお酒をかけていた。

車のお払い
次にランチにレストランへと行った。コパカパーナはチチカカ湖で採れるトルーチャ(マス)が有名だそうで、トルーチャのソテーを注文した。ところがパブロが耳元で、このトルーチャはカナダからの輸入品だよと教えてくれた。このあたりもどこの国も事情は同じようだ(笑)
カナダ産トルーチャのソテーのランチ
高山病に良いと言われるコカ茶

コパカパーナのレストラン。おしゃれなところも多いが何故か人が入っていない。
アルパカ製品のお土産物屋はそこら中にある。
昼食後は、ボートに乗り、チチカカ湖に浮かぶ太陽の島に向かう。ボートの屋上に乗っていたが、風が強く、とても寒く耐えられなくなってキャビンに引っ込んでしまった。標高はラパスより200m高い3800mだ。風も冷たい。
チチカカ湖のボート

ボリビアの国旗
ここは、空気がきれいなのか、光が当たると、いろんな物が奇麗に見える、日差しも強烈だが、気温が低いので、日焼けする実感が湧かない。日焼け止めを塗っておかないととんでもないことになる。

 ボートは1時間くらいのっていただろうか、ようやく太陽の島に到着した。
太陽の島のお土産物屋さん
太陽の島の船着き場の周りは何もなく、トイレがあるだけだった。上陸して、しばらく登ると石積みの遺跡のようなものが、見えて来た。これは、寺院だそうで、昔はいろんな儀式が行われていたとパブロが教えてくれた。
お寺の跡
山道を歩いていると、何とも表現しようのないような凄い鳴き声がする。振り返ると、小型の馬のような動物、多分ロバだろう。それが、凄い声で鳴いている。でもなんだか愛らしい。この他に、羊や、アルパカ、リャマ(たぶん)、豚、馬等のいろんな家畜が放し飼い知れていた。かわいさではアルパカですかね?

たぶんロバさん
豚さん
羊さん
アルパカさん
たぶんリャマさん

 島は、遠くから見ると縞模様をしている、これは、段々畑が作られているからで、島の住民達が、畑を耕しているところ等が見えたりした。
段々畑で島は縞模様。
太陽の島の展望所のようなところには、お土産ものを売っているおばちゃん等がいたりして、自分たちも折角の記念にということで、アンゼンクロスという十字架のようなペンダントを買った。このアンゼンクロスの意味をパブロが説明してくれたが、正直言ってなんだかわからなかったが、一応この土地のものらしいからということで購入した。

 このお土産物のおばちゃんの近くからは、月の島がよく見える。湖だから、波はあまりなく、船が通った後が静かな湖に、奇麗に後を付け、そこに月の島が浮かんで見える風景は、奇麗だった。
 
 さらに歩いて行くと、人家のような物が見えて来た。下には、先ほど要理は立派といってもたいしたことないが、港が見える、この島の人口は、約2000人だそうで、おそらく、この港の周辺にみんな家があるんだろう。

 このころから、お腹が何となく張ったような感じになり、ゲップとおならが5分置きくらいに出る。最初は、お昼に、コーラを飲んだので、そのせいだろうと思っていたが、とにかくお腹が張って、口からとお尻からとドンドンガスが出る。食欲もない、

 港からは平地がなく急な階段道がある。ロバに荷物を背負わせて、この坂道を行き来している棟だった。坂道を降りて行くと、水が出ている場所があった。3個の穴から勢いよく水がでており、これが、この島の生活用水として使われているようだった。この水は飲むことが出来るというので、少しだけ口に含んでみたが、普通の水であった。あたりまえか?
 この水が出ている道はまだずいぶん高い位置にあり、ここから水路を通り、湖に流れ出しているが、この水路をものすごい勢いで水が流れて行く、ニュージーランドで見たFUKA FALLのミニチュア版のようだ。
太陽の島の水場

 この港から、船に乗り、コパカパーナまで戻った。おそらく帰りは追い風だったのだろう。船の上のデッキに登っていたが、行きのようには寒くなかった、
こんな狭い箇所も進む。

 コパカパーナに戻ったのは、6時くらい、ここで、1日ツアーの人とはお別れして、我々は、ホテルへ向かった。ホテルは、レイクサイドのお部屋でしが、水よりはまし程度のシャワーしかでず、布団は少し酸っぱい匂いがした。夏といっても、3800mの高所で夜は冷える。下半身だけ、布団に入り、上半身はダウンを着て寝た。
 夜になっても、おならは止まらず、寝ながら何発もした。(爆)

ホテルの部屋からの眺め

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