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2013年9月8日日曜日

ミュンヘン


 ミュンヘンで何かしようとか特に目的をもっていたわけではなかったが、何となくミュンヘンに来てしまった。
 ミュンヘンといえば、子供の頃「ミュンヘンへの道」というテレビ番組があり、これは、バレーボール男子がミュンヘンオリンピックにむけて、猛トレーニングをおこない、メダルを目指す姿をアニメと実写を交えた、ノンフィクションスポ根ドラマだった。

 この番組を見て、自分はバレーボールを知り、結構夢中になった記憶がある。その後の、ミュンヘンオリンピックで、本当に男子バレーボールは金メダルを取ってしまうのだから、たいした物だと思った。

 実は、この番組は、オリンピックでメダルを取るため、国民も巻き込んでしまおうというバレーボール協会が仕掛けた番組だったと知ったのは、実はつい最近である。

 まあ、ミュンヘンについて知っていることはこれだけだった。というかオリンピックがあったというだけでその他何も知らないのと同じだ。

 ミュンヘンには2泊したが、前後1日は移動日なので、実際に観光したのは中日の1日だけ。

 観光は街歩きに徹する事にした。宿は、ミュンヘン中央駅から歩いて15分くらいでセントロまで20分くらいの少し外れの場所だった。

 1日目到着したときは既に、夕方なので、宿の隣の、レストランで、食事をしたが、何故か、その店は、ピザとパスタと、タイフードのお店だった。ピザと、タイ風焼きそばパッタイを注文。

 パッタイは、あげた小麦粉の皮の器に盛られて来て、お洒落で、本場タイのものとは違うのかもしれないが、レモンを搾って食べると美味しかった。

 ピザは、とても大きく、一人ではとても食べきれない量。周りを見渡すと、みんな一人一皿シェアせずに食べている。我々は、全部食べきれず、持って帰りたいというと、アルミホイルに包んでくれた。

 2日目は、宿からセントロに向かって歩く。途中から繁華街になっており両脇には、お店ずらりと並んでいる。

 ペーター教会という協会の塔に登る事が出来るので、登ってみる事にした。入場料1.5ユーロだったかな?を払い、階段294段を登るが階段がとても狭く、人が多いので、階段の途中ですれ違うのに待たなければならないが、この待つのが大変だった。待つところを間違えると、足が痛くなる。

 ようやく高さ96mの塔の頂上に登り詰め外にで出ると、巾1m以下の展望所がある。ここにも人が溢れ、なかなか、自由に見ることはできない。

 しかしながら、塔からの眺めは、とてもよく、茶色の屋根が、何処までも続くような、ミュンヘンの町並みを一望する事ができた。また、隣の、市庁舎の時計台なんかもよくみることが出来た。

 人に揉まれなが1周して、風景を写真に収めた。

 この協会の近くには、市場があり、屋台で、フルーツ、ピクルス、乾物、ハム、肉、ソーセージ、魚等いろんな物が売られている。

 乾物屋では、妻がトリフの文字を見つけて、喜んでいたが、我々に買える訳がなく、見るだけにおわった。

 ここでは、屋台で食べれるところも多く、中央には、テントが張られ、そこにたくさんの椅子とテーブルが並べられているが、殆どの席が埋まっている。

 ソーセージとビールを買い込み、ようやく席をみつけ、昼食をとった。ソーセージは、ゆでた牛肉の白いソーセージがこのあたりの名物とガイドブックにあったので、それを注文してみた。ガイドブックには、皮を剥いでたべたほうが良いとあった。皮を剥ぐと、食感が丸はの魚肉ソーセージみたいでいまいちで、かといって皮毎食べると、皮が硬くて、おいしくない。 ヤッパリ、焼いたソーセージを丸ごとかじり、パリッという皮の食感を楽しみたいと思った。
 俺は、福留ハムのピリ辛ウインナーソーセージの方が好きだ。

 魚屋さんでは、酢漬けしたニシンと、イワシのバーガーが売ってあり、ちょっと気持ち悪かったが、挑戦してみた。ニシンのスモークをベルリンで食べて、皮が硬かったので、イワシにしてみたが、タマネギと、一緒に、挟んであり、タマネギのシャキシャキした食感が、イワシのクチャとした食感を補い、意外と美味しかった。

 ミュンヘン地方のアンデクスの修道院で作られたビールが有名だと、妻が何処からか情報を仕入れて来たので、そのビールを飲ませるビアホールがあるといいうので行ってみた。

 夕方早めの時間だが、まあまあ込んでいて、店員からなかなか相手にされず、席でほったらかしにされていたが、なんとか、ビールとブタのすね肉のロースト(シュバイネハクセ)を注文。

 ビールの味は、上手く説明できないが、美味しかった。クロビールも飲んでみたが、あっさりして美味しかったと思う。

 シュバイネハクセは、かなりのボリュームで、表面の皮がカリカリで、中はジューシーな感じで、皮と、肉を一緒に食べると美味しかった。付け合わせのジャガイモはなんだか弾力があり、不思議な感じ。おそらく芋をすり下ろして、団子上にして有るのだと思う。

 持っていた、ズボンが、かなりくたびれて来たので、途中のThe North Faceでパンツを購入。気に入った物が有ってよかった。

何故か12日から14日のデータが亡くなっており、残念ながら写真はない。


DATA: 8月12日〜14日
宿   Smart Stay Hostel Munich City
     39.8ユーロ ドミトリー 2人分の値段




2013年8月27日火曜日

ドイツ ベルリン

ベルリン  7月28日〜8月3日

 ケルンからのベルリン行きのバスは定刻に出発したが途中のデュッセルドルフで1時間半程度停車。何をしていたのかというと、ロンドンから来るバスとの連絡待ちだと言う。ロンドンからといると、相当な距離だ。トラブルが有ったと言っているが、そんなところから来るバスが時間通りに着く訳がない。そんな連絡をするなよと言いたかった。
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その後もバスはいろんな街に止まり、ベルリンには何時着くんだろうと思っていたが、定刻より1時間くらい遅れて、到着した。

 電車と、地下鉄を乗り継ぎ、宿のある中央駅に着いた。中央駅は、ガラス張りの建物で、各階にプラットホームが有り、まるで、迷路のような立派な建物だった。

 各階に、いろんなレストランや、スーパー、パン屋さん等があり賑わいをみせていた。さすがベルリンの中央駅だなと思い、外に出ると、外は何もなかった

 閑散とした所に立派な中央駅がそびえ立っていた。宿は、そこから10分程度歩いたところだったが、なかなか見つからない。あたりはもう暗い。googleマップの位置が微妙にずれているようだった。

 今日は、ホステルで8人部屋のドミトリーだったが、部屋には、他に女性客が2人だけだった。このホステルはあ地下に部屋が有り、ひんやりとして、静かで良かったが、Wifiが有料だ。一人1泊15ユーロで、今までよりは格段に安いが、Wifiは15分0.5ユーロ、1時間では2ユーロだ。宿にいる間寝てる時間以外は、だいたいWifi使っているので、相当出費になる。

 速攻で有料Wifiを駆使して、別の宿を予約した。18ユーロだったが、Wifi代を考えると、安くなる。

 次に予約した宿は、最初のところから、歩いて20分位のところにあった。建物にはRANDORIの看板があり、てっきりコインランドリーがあると喜んだが、これは柔道の乱取りのことで、下の柔道教室の看板だった。

 ベルリンでの観光は、ベルリンの壁の後がギャラリーになっているイーストサイドギャラリー、ベルリン大聖堂、ベルリンのTV塔、ブランデンブルグ門、ペルガモン博物館、カイザーヴィルヘルム記念教会、バウハウス記念館、テロのトポグラフィー等を観て廻った。

 イーストサイドギャラリーは、旧東側の壁がギャラリーになっており、壁にはいろんな絵が書かれている。ところが、この絵には落書きだらけで、見るに耐えられない、特に、日本との友好を書いたものには、「独島は我島」という中国の落書きがあったりして、非常に不愉快だ。

落書きはいかん

 西側の壁は、さらに酷く落書きだけである。
右が旧西ドイツ、左が旧東ドイツ

壁にかかれたアート。意味はよくわからない

真ん中は壁のあと
ただ、一部の壁では、世界の壁というテーマで、世界中の壁の写真が描かれており、この写真は見応えがある。とくに強烈な印象だったのは、北朝鮮と韓国の国境の写真だった。緊迫感が違う。

北朝鮮と韓国の境界線の写真

何故かモデル撮影してた。このモデル、道端の茂みでパンツ一丁になって早着替え。プロです。

 カイザーヴィルヘルム記念教会は、戦争で砲撃を受けた教会をそのまま保存してあるということだったが改装中で、教会は一面の壁に覆われており、観る事は出来なかった。

 ただし、内部には入る事ができた。内部の天井や壁には、立体的で緻密な絵が描かれており、これは、いままで教会で観て来た絵とは技法やテーマが違っていいるようだと思った。この教会の絵の方がよりゴージャスにみえた。
教会の中の天井の絵。細かい。
また、この隣に新しい教会が建てられそこで現在はミサが行われるらしいので、中にはいってみて驚いた。外見は地味なのだが、中はブルーのステンドガラスなのか、別のガラスなのか分からないが、一面ブルーのガラスで覆われており、ものすごく奇麗だ。建物の時代が違うとはいえ、今まで見て来たものとは、全く異なる。正面にある、キリスト?の十字架もなんだかちょっと違う。
青いガラスの壁が印象的な教会

 この教会の入り口の上にはパイプオルガンがあったが、これも、奇抜なデザインのもあのだった。
パイプオルガン
ブランデンブルグ門は、かつてベルリンの壁があったころは、通り抜けられない門だったしいが、いまは自由にくぐる事が出来る。大勢の、観光客が観に来て、その観光客めあてで、スーパーマリオや、ミニーマウス、ダースベーダー等の着ぐるみを来た人達がチップを得ようと必死に営業をしている。この辺りは、世界何処の観光地に行っても同じだ。
 そのうちにくまモンの着ぐるみ着たひともいたりして。。。。

場所はどこにあったか忘れたが、シロクマキャラクターとくまモンの記念撮影
ブランデルモンではストリートパフォーマーがダンス。
この門の近くのレストランで、ランチとして自家製ローストポークと、豚肉の煮込みみたいな物を注文したが、正直いって美味しくなかったうえにウエイトレスの対応が悪く、残念であった。
ローストポーク。

ブタの煮込み。あまり美味しくはなかった

 テロのトポグラフィーはナチスドイツ時代の資料となる写真が展示されているところであったが、日本語の解説もないので、あんまり良く分からなかったというのが事実だ。

バウハウス記念館は、ドイツのプロダクトデザイナーを育てたバウハウスの展示館であったが、これも我々にとってみるべき物ではなかったようだ。入場料以上に損した気分だった。

 ベルリン大聖堂は前まで行って写真を撮っただけにしたが、後で、電器屋さんでLG製のTVのデモを観た時に奇麗な、天井の絵がでてきたので何処だろうと思っていたのだが、これがベルリン大聖堂の物だと知り、行っておくべきだったかと後悔した。

 ベルリンのTV塔は、旧東ドイツ時代からある塔らしく、途中の円いところに展望レストランがあるということだったが、塔の写真撮影をして終わった。
TV塔とバラ

 ペルガモン博物館は14ユーロという大枚をはたいて行ってみた。ここには、古代ギリシャ文明、メソポタミア文明に関する遺跡を再現している博物館だった。
ベルガモン博物館
ベルガモン博物館
ベルリンでなんでギリシャとメソポタミア?と言う感じではあるが、まあ、たくさんの展示物があった。しかしながら、これらは、大英博物館やルーブル美術館で観て来た物とおなじようなものがあった。(どうやら、大英博物館のもののレプリカもあるとか)
何故、展示物を見るのにいちゃいちゃしなきゃいけないのか理解できない。
観光自体はこんな感じである。

 ベルリンは戦争で焼けてしまったので、歴史的建造物が少ないということだったが、確かに、他の街に比べると、街全体がなんだか寂しげな感じがした。もちろん繁華街にはたくさんの人がいて、賑わってはいるのだが、パリのような華やかさは感じられなかった。

 焼けた分新しい建物は、他の都市にくらべて多い。ソニーセンタービル等は、素晴らしいデザインのビルであるが、やっぱり、なんだか寂しげだったような気がする。
右がソニーセンタービル
ソニーセンタービルの真ん中は吹き抜けでテント張り

ソニーセンタービル
6日間でベルリン全部を観る事は出来ず、一概にどうこういう感じではないのだが、ベルリンは自分が想像していたよりずいぶん落ち着いた街だったと思う。
名前は忘れたが、ショッピングセンター

フクロウの小物入れ。このデザイン。10年以上前に母親が手芸で作った物と同じ。どっちがパクったんだろう?(笑)
夜のクラブ等にも行ってみたかったが、なんせ昼歩き疲れて、夜は動けなかった。
ホステルの同じ部屋の人達は大抵は、明け方帰って来てたので、クラブとかに行ってたのかなと思う。
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2013年8月26日月曜日

ドイツ ケルン


●ドイツ ケルン  7月25〜27日

 アムステルダムからドイツのケルンという街にバスでやってきた。ケルンという街は実は知らなかった。どうしてケルンに来る事になったかというと、アムステルダムからベルリンに向かおうと思ったのだが、バスが27日しかなかったので、その間にどこかないかと思い、ケルンを選んだというまでだった。
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この街でなにができるのか、調べてみると、ゴシック様式では最大の大聖堂

があるという。また、ケルン独自のビールコルティッシュビールが美味く

チョコレート工場が有るということが分かった。


 バスで、駅に着くと駅前に大聖堂がドーン見える。宿に入り、早速大聖堂の観光。大聖堂の中は、まあ何処の寺院ともあまり変わらないが、ステンドガラスが面白い。
奇麗なステンドガラスだなとおもったら、なんとモザイク模様。写真を撮って拡大すると、まさにモザイク。
説明を追加
もしかしてもモザイクってこのステンドガラスの模様からきたのではないかと思った。

 ほかのステンドガラスは、宗教画みたいな物が書かれておりきれいではあるが、ベルギーの物の方がもっと奇麗だったような気がする。

 いつものように大聖堂を超えようとでジャンプを試みるが、前の広場がちいさく、距離をとる事が出来ないため、いつもの様にうまく飛び超える事は出来なかった。

 いくらか忘れたがお金を払えば階段を上り、大聖堂の上まで行くことが出来る。螺旋階段をぐるぐると600段近くの階段を上る。50段位の登ると息が切れて来たが、ゆっくりと登ればどうってことはない。石の階段はすり減って波を打っているので、足を取られない様に気をつける必要がある。

 時々窓があり、そこから吹いてくる風が気持ちよい。

 塔の周りを一周できる。しかしながら、そこは外ではあるがフェンスに覆われていてあんまり気持ちよくはない。でも、ケルンの街がよく見渡せた。


 ここは落書きだらけだ。一面落書きだ。古い落書きの上にさらに書かれている。幸いにも日本語は見当たらないと思ったが、一つカタカナでデスノートと書いたものがあった。

 塔の階段を下りて、途中から別のルートにいくと、そこにはがあった。ケルンの街にはカラン、カランといつも鐘の音が鳴り響いている。ここがその鐘の正体なのだろうか?

 鐘が鳴るのをしばらく待っていたが鳴らないので、階段を2階分程降りたら、ゴーンと鐘が鳴った。鐘が鳴る瞬間空気が切り裂かれるような雰囲気が感じられ、その後に、音がした。近くで聴く鐘の音はすごい迫力だった。

 ヨーロッパはどこへ行っても教会の鐘の音は聴く事が出来る。ヨーロッパの鐘の音はどちらかというとライトな感じでカラーンカラーンという音だ。日本の除夜の鐘の方が低い音でよく響き壮麗な感じすると思った。

 ケルンの街にはチョコレート工場があり、ミュージアムがあり出来立てを試食できるというので行ってみた。ミュージアムの入り口で入場料8.5ユーロを払うとチョコをくれる。
甘いミルクチョコレートだった。

 試食を探しながら、チョコレートの歴史や、機械等を見ながら奥に進むと、ウエハースにチョコをつけて試食をくばっていたのでさっそくもらった。なかなか美味しかったが、試食はそれだけだった。Σ( ̄□ ̄;)

 このミュージアムに8.5ユーロは高い!!


 ケルンは、どうやらコロンと発音するのが正しいらしい。英語表記もcolongeだ。
実はオーデコロンの街でもあるらしい。オーデコロンとはコロンの水というなどとガイドブックに書いてあった。

 早速オーデコロンのお店にも行ってみる。このお店では、水道の蛇口から、オーデコロンが、流れている、実際に触って匂いをかいでみると、おしゃれなおじさんの香りがした。































くまモンをそこに置き写真を撮っていると、店員が、ボトルも一緒に撮ってねとくまモンと一緒に並べてくれた。最近くまモンは汚れが目立ち、獣の匂いがして来たので、このオーデコロンで、獣臭さを消して、お洒落になった。
 
 大聖堂の写真を撮るには何処がよいか、宿のあるほうは、建物が込み合って、あまりよく見えない。ライン川を渡って、川の対岸から撮る事にした。日没前鉄橋を渡り、対岸に向かう。既に、三脚を構えたカメラマンがスタンバっている。

 日も落ち、大聖堂がライトアップされると、みんなぱちぱちと写真を撮っていた。俺もパチパチととる。
入れ歯のチョコ。もらっても食べれないかも?

 同じ場所でおなじ時間に写真をとれば、同じ写真が出来る。みんなとおなじ写真じゃなーと思いすこし工夫をしてみたが、他の人が気がつくかどうかな??
鉄橋。


 明日は、10時間バスで移動して、ベルリンに向かう。

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