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2013年5月31日金曜日

ベリーズ ブルーホールでダイビング

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 ベリーズ入国後、ベリーズシティーから水上タクシーに乗り、キーカーカーという島にやって来た。

 キー(Cay)というのは砂州のことを指す(別にしゃれているわけではない)ようで、平べったい砂で出来た島の上に、町が出来上がっている。


 ここには、舗装された道はなく、普通の車は走っていない。電動のゴルフカートとチャリが島の交通機関のようだが、旅行者が行く範囲では、歩きで十分だと思う。


 到着後、宿を決めなければならない。妻が客引きのおっちゃんに捕まり、結局おっちゃんの勧める宿を見てみる事にした。

 おっちゃんはカートに乗れという。カートに乗らなければならないくらい遠いところは嫌だぞと言ってみたが、カートに乗れという。

 カートはいくらかと尋ねると$2.5という。ここではUS$とBZ$の両方が使えるのでBZ$かと確認したら、なんだかうんというような曖昧な感じの答え。

 BZ$はUS$の半分なので、まあいいかと思い乗った。150mくらい走りあっという間に宿に着いた。遠いところは嫌だぞと言ったが、近すぎて$2.5でも高いだろと思っていたところ
一人2.5US$だから2人で10BZ$だと抜かしやがった。

 一人かどうか確認するのを忘れていたのは私の落ち度だが、BZ$と確認しただろと、激しく抵抗して、タクシーの運ちゃんと喧嘩になった。

 まあ喧嘩と言っても、大人なので節度ある喧嘩ではあるが、お前らの英語がなってないと言われるともうなんとも言えない。10BZ$払ってやった。

 紹介してもらった宿は、エアコンはなかったが、風が吹き抜け気持ちがよかった。値段は、60BZ$。安いのか高いのかよくわからない。ちなみにエアコン付きの部屋は空いていなかったが、110BZ$だそうだ。馬鹿高い。

 キーカーカーはベリーズバリアリーフの内側にあるので、風は強いが、海には殆ど波がない。海水浴にはぴったりなのだが、奇麗なビーチって物がない。

 砂州なので、島のまわり全部ビーチなのだが、すべて、桟橋やらホテルの施設等が立てられていて、しかも海藻が生えているので泳ぐのには適していない。

唯一島の北側の端っこにあるバーの近くが泳げそうな感じだ。

 このバーはロケーションがいいので何時行っても大勢のお客さんが、水につかりながら飲んでいる。バーは、ぼろ儲けだ。(笑)



 そのバーの向かい側には、別の島があり、その距離は30mくらい。ここは海峡になっており、流れが速いが、みんな泳いで対岸の島で泳いで渡っている。

 私はあまり泳ぎには自信がない。マスクとスノーケルとフィンの3点セットがあればいくらでも泳げるが、なにもないと、全然駄目だ。妻と一緒に泳ぐと、いつも負けてしまう(笑)

 さて、ここに来た目的は、ブルーホールである。さっそくダイビングショップを探す。

 フレンチーズというショップに聞いてみたら、ブルーホールには明後日行くそうだ
料金は450BZ$(ダイビング3本)だそうだ。高い!! 

 2軒目ベリーズダイビングサービスだったっけ?というところに聞いてみたら288US$だそうだ。US$とBZ$が入り交じると混乱してしまい、なんだ安いじゃないかと思ってしまったが、もっと高い。

 ここは、立派な船をもっており、設備はさっきの店よりよさそうではあるが、受付の兄ちゃんの態度が気に入らなかったため、却下した。

 3軒目は、明々後日に行くというので、残念ながらその日は帰るというと、フレンチーズに行けと言われた。

 で結局最初のフレンチーズに申し込んだ。
フレンチーズのボート トイレはない
前日の5時に、機材のフッティングをしに店にいった。

 BCとレギュレータを決めて、次にフィン。フィンをあわせてこれでいいというと、受付の兄ちゃんフィンは一つでいいかと真面目な顔をして聞く? はあ? 2組なのか、左右あわせて2つなのか分からないので、多めに、2ついるよというと、笑いながらもう一つ出して来た。単なるつまらないジョークのようだった。

 ウエットスーツは、また真面目な顔して、女性のワンピース水着みたいなウエットをもってきやがった。

 またジョークだ。しかたないから、これは日本ではコマネチっていうんだと教えてやったが、当たり前だが、受けなかった。

 こいつら、マジで人なめたような感じだ。明日ののガイドは大丈夫だろうか?ジョークで水の中でバルブ締めたりしたらぶっ殺すぞと言いたかったがやめといた。


 さて、集合時間は朝5:30で6時出発。2時間走り、1本目ブルーホールを潜る。2本目、3本目はアウターリーフのドロップオフを潜る。

 出発後、20分くらいは、ボートは揺れなかったが、リーフの外に出ると、かなりボートは揺れ、大きな波をこえるたびに、腰を椅子で強打したり、首がぎくってなったり、して忙しい。

 ポイントまで2時間寝て行こうと思っていた計画がもろくも崩れた。


 ブリーフィングは、黒い雪だるまのような感じのガイドが、丁寧に説明してくれたが、まあ1/3程度しか理解できていないが、だいたい、max深度40mで8分間して、ゆっくり浮上しながら魚を見ながら上がってきて25分のダイビングですよと言う感じだ。

昨日のふざけた感じはなく、至って真面目だ。これならバルブは閉められないだろう。



 エントリしてみたが、水は濁っており、ブルーホールはどちらかというとブルーというよりは深緑にような色だ。

 一斉に潜行して行くと30mくらいで水が冷たくなり、そこから壁がオーバーハングになっている。その中にはいると、鍾乳石の様に柱が天井から下がっており、その柱の間をクネクネと泳いで、外に出てからゆっくり浮上しながら魚を探す。最大深度の40m付近では何も魚はいない。ちなみにブルーホールの直径は300m、深さは130mくらいだそうだ。
30m付近からこんなのがbらぶら下がっている
浮上の途中は何度かガイドがサメだと教えてくれるが私の目には1回しか確認できず、そのままエギジット。

サメ

正直言って、つまんなかった

 2本目は、20分程走り、近くの島にシュノーケル隊をおろして、リーフエッジへ。
この辺りは、今までと違い水の色がすばらしいブルーだ。

 エントリーすると、ものすごく奇麗だ。ウオーと吠えてしまった。
 砂地にガーデンイールが元気ににょきにょき顏を出している。
めちゃ奇麗だったのだが、写真ではなかなか表せないのが悔しい

 少し泳ぎリーフのエッジを泳いでいく。よく聞こえなかったがこのリーフのボトムは120mくらいはあると言っていたような気がする。ウミウチワや、ソフトコーラルが元気そうにしているが、魚自体は少なめだ。時折、マダラトビエイがやってきたり、遠くにサメが見えたり、ヒカリモノ系の魚がまわって来たり、バラクーダが単独でボケーっとしていたりしているくらいだ。
暇そうなバラクーダ。ヤッパリ悪顔だ。
40分くらいリーフエッジを流して、リーフの中の砂地に戻ってくると、そこはコンク貝のパラダイスだった。もうコンク貝だらけ。

 コンク貝は、この辺りの名物らしく、夕飯にコンク貝のフライ等を食べたりしてて、まあ美味しかったし、貝殻はお土産用に加工し、たくさん売られている。
コンク貝
ここにある貝全部捕まえて持って帰ったらいいお金になりそうだった。
2本目、3本目は若いガイドに変わった。
3本目もおなじような感じでリーフエッジを流す。透明度は2本目のほうがよかった。
マダラトビエイ登場
唯一の小物
2本目と3本目の間は、ハーフムーンキーという島に上陸して昼食をとった。昼食はセルフメイドのサンドイッチ。野菜とハムと、チーズが用意されているので、パンに好きな分だけ挟んで食べるという感じ。

 それから、この島には、カツオ鳥のコロニーがあるのでそれを観に行く事が出来る。ガラパゴスで、カツオ鳥を見たが足が青いアオアシカツオ鳥だった。ここのは足が赤い赤足カツオ鳥(レッドフィンブービー)だ。

 展望台みたいなところがありそこに上がると、木の上にたくさんのカツオ鳥が羽を休ませていた。というか、まだ子供のようである。親が餌をもって来てくれるのを待っているのだろう、近くにもいたので、足下をみると当然だが足が赤い。

 これで、青足と赤足をみたことになり、結構満足した。

 往路は、風が向かい風だったので、かなりボートが揺れ,何度も腰を椅子に叩き付けられきつかったが,帰りは追い風なので、あまり揺れる事もなく快適に、帰って来た。

 まあ、ブルーホールは少し残念だったが、まあ有名ポイントは意外と期待はずれな物である。久しぶりに遠出のダイビングをしてそれなりに楽しめた。

 翌日は、サンペドロに移動する予定だったが、揺れるボートの中で2時間踏ん張っていたせいか全身が筋肉痛で動けなかったので、サンペドロに行く事を諦めて、キーカーカーにもう一泊することにした。

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2013年5月30日木曜日

ベリーズ入国


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 メキシコのカンクンの南には、ベリーズという小さな国がある。この国には、世界第2位の長さを誇るベ−ズバリアリーフがあるらしい。その中でもブルーホールというポイントがダイビングで有名だそうだ。

ブルーホール (写真お借りしました)

 そんな事を知ってしまうと、ダイバーとしていかない訳はいかない。さっそく、計画を立てた。

 我々はカンクンにいるので、カンクンからバスでいくことにした。ベリーズシティーまでの直行バスが1日1本10:15発でカンクンから出ていた。

 ハバナから帰って来た足でそのまま、ベリーズにいくことにしたが,問題はビザである。ピザではない。ベリーズは日本人がビザを取得しなければならない数少ない国の一つである。

実を言うと、我々はなんちゃて旅人なので、出入国はいつも空路だった。陸路での国境越えは初の体験である。さらにビザが必要な国も初めてなのである。


 ガイドブックによると、国境でのビザ取得は難しいので、事前に大使館でとるようにとある。

 しかし、我々が他の旅人から得た情報では、国境で、簡単に取れるということであった。


我々は、何度もだまされた経験より、ガイドブックより、旅人を信じ、国境でのVISA取得と、陸路国境越えという荒技に挑戦することにした。



 カンクンの日本人宿で休憩中に、旅のエキスパートから情報を収集する。実はその人達は、ビザは簡単に取れたが、少し時間がかかってしまい、バスにおいて行かれたそうだ。



 そうならない様に、コツを聞いておく、コツは簡単である。国境で並ぶ時に一番に並ぶことだ。一番に並べば、他の人が入国審査をしている間に、ビザを発行してもらえる。


 夜中、3:30,バスの運転手に叩き起こされた。寝ていた我々は、やはり出遅れてしまった。
しかしなんだかへんな感じだ。みんないくらか払っており、パスポートにははんこが押されていない。自分は一人25$を払うと、バスに戻ってよいと言われた。

 他の人に聞くと、単にメキシコの出国で出国税を払っていたのだった。

そこから、10分ほどいくと入国のイミグレーションがあった。また寝ぼけて、出遅れてしまったが、まあなんとか前の方の順番をキープできた。

 イミグレでビザはと聞かれ、ここで取りたいというと、用紙が渡された。
用紙は、入国カードとほぼおなじもので、5分くらいかけて書いたら、おなじバスのお客さんはほぼ入国を済ませてしまった。


ビザが必要なのは我々だけのようだった。



ヤバい!! バスに置いて行かれるかもしれない。


 係のおっちゃんに用紙を渡すと、問題ないから、10分で発行するという。バスが待ってくれる事を祈る。


 1分後おっちゃんが出て来て、ビザは発行できないという。
えーなんで?と聞くと、ビザのステッカーの在庫がないというのだΣ( ̄□ ̄;)

昨日団体がきてなくなっちゃっただと。一人分なら発行できるぞと言う。

妻を残して俺だけ入国しようとしたが、妻に却下された。

おっちゃんは、8時になれば、だれかがもってくるのでそれまで待てという。

バスには、おっちゃんが先に行けと行ってくると言ってどっか消えて行った。

 我々の作戦は完璧だったのに、ビザ用紙の在庫がないという予想外の事実に我々の計画は失敗に終わった。

 8時になっておっちゃんにまだ?って聞きにいくと、まだ7:15だという。ベリーズとメキシコの時差が1時間あって、ベリーズが1時間遅いんだと 知らなかった....



 それから1時間また経って、おっちゃんの事務所をのぞくと、おっちゃんは既におらず別の人にいる。

 とりあえずパスポートと用紙をもって行くと、ちょっと待ってろと言われた。

5分くらいして名前を呼ばれ、中に入ると、150ドル出せという。朝のおっちゃんは200ドルと言っていたが、安くなったので、ここは突っ込まないでおいた。

 名前を確認され、何日滞在するのかと、目的と、何処の街にいくのかを聞かれた。
そしてなぜか?アメリカのビザはないのかと言い出した?


アメリカはETASだと答えると、なんだそれはという。なんだと言われても困るのでインターネットで取ったと答えたが??と言う顏をするので、エレクトリカルビザだと言い換えたら、そうかといって納得していた。

何故アメリカのビザが必要なのか訳が分からない。

 最後に津波は大丈夫だったかと聞かれ、家は津波から遠かったから大丈夫だったと答えて、終了。
visa


 無事入国を済ませたが、当然バスは行ってしまっており、仕方ないので、タクシーでバスターミナルまで行き、ローカルバスで、べリーズシティーへ向かった。
コロザルからベリーズシティーへむかうおんぼろバス

バスの車内


バスの車内。カメラを向けるといとりの若い女子がキャーといって、シーの後ろに隠れた。
メキシコからの直通バスは奇麗なバスだったのに、ベリーズのバスは超おんぼろ。しかも各駅停車というか、どこららでも乗れるという素晴らしいシステムのバスだった。

 タクシー代と、バス代しめて38ベリーズドル返せー

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2013年5月29日水曜日

キューバの通貨CUCとCUP


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キューバには、主として外国人が使う兌換ペソ(CUC)と、主として国民が使う人民ペソ(CUP)がある。

 我々が両替できるのは、CUCのほうだ。1CUC=1US$で固定されているので、1US$として考えると良い。しかしながらUS$から換金すると10%手数料をとられるのでややこしくなる。




 ガイドブックにはたしか、日本円の両替えはできないとあったが、ちゃんとできた。レートはUS$とおなじ。ただし10%の手数料はつかないので、円から換えた方が得だ。
※私が替えたのは、ハバナとトリニーダの両替所。他の所ではできないかもしれない。

 最初はメキシコペソから換えていたが、ざっと計算すると1CUC=120円くらいの計算となるが、円からだと106円程度なので、円から替えた方が得である。

 まあ、ATMで下ろす方がもう少し徳かもしれなかったが、キューバが信用できなかったので、カードは一切使わなかった。

 人民ペソとCUCのレートは固定で、1CUC=24CUPである。街の人民カフェでのコーヒーは1CUP,フレッシュなジュースは、2CUP、ハンバーガーは10CUP位だ。
 
 我々はカフェの闇両替えみたいなところで5CUCをCUPに替えてもらい、

人民カフェで人民コーヒーと人民ジュースを飲んでみた。コーヒーはまずかった。
人民カフェ。椅子はなくみんな立って飲み食いしている。右下がジュースとミルク入りコーヒー

ジュースは、マンゴージュースみたいなものが出て来て、これはまあ飲めた。

もう一軒ではパイナップルジュースに何かを混ぜたような物で、まずくはなかった。

もう一軒では人民コーラ。炭酸が抜けていてまずかった。


ハンバーガーにも挑戦。しかし、何の肉を使っているのか、一応全部食べたが、なんだか気持ち悪く、食べ終わって、身震いしてしまった。

 CUCは、クックと呼ぶ、クック、クックというと我々の世代では青い鳥だ。青い鳥は幸せを呼んでくる。幸せが欲しかったらCUCを使わなければならない。

 街の奇麗なレストランでは、すべてCUC払いである。だいたい一皿5〜20CUC、ビールは2CUC程度だったと記憶する。
レストランではこんな焼き鳥も食べられる。これで12CUC.
しかし、目の前で焼いてくれたにしては、冷たかった。

 CUCは青い鳥なので、我々からクック、クックと言いながら、ドンドン飛び立って行き、私の胸にはとどまってはくれないのだ。


 ということであっという間に当初替えたお金を使い切ってしまい、何度も両替え所に足を運ぶはめになった。


一方人民ペソは、なかなか私のもとから飛び立ってくれない。まあ飛び立っても幸せは運んで来てはくれないのだが。

今、私の手元には63CUPが残っている。コーヒー63杯分だが、時既に遅し、もうコーヒーには変わらない。
余った人民ペソ

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2013年5月28日火曜日

キューバの宿について


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 今日はすこしキューバの宿について、書いてみる。

 キューバの宿はホテルとCASAと呼ばれる一般家庭の間借りのような部屋がある。CASAは1泊一人10〜30CUC程度で泊まれる。食事が付いていたりなかったりいろいろあるようだ。

 ホテルは高い!! 安いホテルもあるのかもしれないが、総じて高い。従って我らは当然CASAである。

 各家庭で間貸しする部屋はだいたい1〜3部屋らしい、他の宿泊客と一緒になることは少ない様だ。従って、カップルで静かな夜を過ごしたい人には向いているかもしれないが、一人旅で寂しい人なんかは、おしゃべり相手がいないので辛いかもしれない。また。他の人から情報をゲットすることも難しくなる。

 また、宿の人が英語がしゃべれればイロイロ聞くことができるが、ほとんどスペイン語なので、聞くと教えてはくれるが、よくわからないままで終わってしまう。

 我らはカップルなので、当然CASAである。別に夜をゆっくりじっくり過ごしたい訳ではないが、金額的にCASAなのだ。

 CASAは、各地のCASA同士でネットワークを持っており、あるCASAに宿泊すると、次に行くところのCASAを紹介してくれる。泊まった宿の人に次に行くところをいうと、そこの地区のCASAに予約をしてくれて、到着する時間をいうと、ピックアップにも来てくれるようなのである。(ケースバイケースだと思うが)

 一度取り込んだらネットワークでしっかり搾り取ろうというなかなか素晴らしいシステムである。

 CASAは町中至る所にある。ほんとCASAだらけだ。玄関にCASAマークがあるのですぐに分かる。

 トリニーダのバス停に着いた時には何十人もの客引きに囲まれ、手を握られ何人にも連れて行かれようとした。正直言って、CASAを毎日稼働させるのはかなり難しそうである。

 CASAを国に登録すると、毎月100CUCを国におさめなければならないと何かで読んだ記憶がある。それが本当なら、一部屋20CUCで貸した場合5日間分、10CUCで貸した場合10日分が国に持って行かれるということになる。稼働日がそれ以下だったら、赤字になる。実はCASA経営もなかなか厳しいのではないかと思った。

 ちなみに私は、ハバナではミゲルさんというおじちゃんの家に泊まった。部屋はマンションの3階で、レトロだが、エレベータも付いている。2LDKのマンションで、10畳くらいの部屋でバストイレつきだが、バストイレは、隣の部屋からも入れるようになっているが、隣の部屋は当然おじちゃんの部屋だが滞在中は、入ってこなかった。

 トイレはもう一つあるのだが、そこにはシャワーはない。シャワーはおじちゃんはどうしてたのだろう?2泊したが、おじちゃんの服装が3日間おなじなのが気になった。

 あと20畳くらいのリビングダイニングで、おじちゃん一人で暮らしているようで、よけいな物はなく、こざっぱり奇麗にしていた。

 玄関を開けるとベランダから風が吹き抜け,リビングやベランダは気持ちが良かった。料金は、最初25CUCと行っていたが、値切って20CUCにしてもらった。


みげるさんち


ミゲルさんちの外観。建物自体はスペイン時代の物ではないみたい


ミゲルさんちのリビング

天気がよく風通しがよいのでくまモンも洗濯

朝食は下の階のご家庭で頂いた、
朝食を頂いた家庭のリビング
一人4CUCでヨーグルトジュース、パン、フルーツ、卵焼き、サラダ、ハム、チーズ、コーヒーが付いていた。ここは、50才台くらいのお母さんと旦那さん20才台くらいの娘さん2人が生活しているようだった。
朝食
ミゲルさんのお宅とは違い、ここはお母さんの趣味だろうか、ダイニングや、リビングのテーブルの上には、豪華なドライフラワーが飾ってあり、壁にもいろんなものが飾り付けてあり,ゴージャスな感じだった。
 お手伝いさんなのか、黒人の女性がベランダの掃除なんかをしていた。
朝食を頂いたお宅の食卓

 トリニーダでは、客引きに囲まれ、選ぶのに困ったので、日本語の看板を持ったお母さんに付いて行った。ここは一軒家で、バス停から歩いて5分の所で、2階の部屋に案内された。2階には部屋が2つあり好きな方をどうぞと言われ、セミダブルのベッドが2つある部屋を選んだ。


 部屋代は2人で10CUC、さすがにハバナよりは安い。夕食は頼めば一人6CUC,朝食は一人2CUCだった。1日夕食と朝食を頼んだが、夕食は、エビチリみたいなメインディッシュに、黄色いご飯、フレンチフライ、豆のスープ(ぜんざいの甘くない汁みたいなものにジャガイモ、カボチャ)、サラダ(トマト、キュウリ、ゆでたインゲン豆、キャベツの酢漬け)フルーツジュース、フルーツで、キューバでは一番美味しかった。



娘さん。料理は多分娘さんの作品



 朝食はマンゴーのフレッシュジュース、コーヒー、パン、卵焼き、グアバのジャム。これはまあ食べれる程度。卵焼きに卵の殻は入れないでほしかった。おかげでカルシウム不足は補えたがまずい。

 部屋の前は広いテラスになっており、そこにテーブルがあり食事はそこで食べた。洗濯物乾しもあり、思い切り洗濯が出来た。しかし、洗濯が終わるまではいい天気だったが、その後、大雨になり、いつもの様にドライヤーで乾かすはめになってしまった(;´д`)
部屋の入り口。
泊めていただいたお宅


 2度目のバハマでは、バス停にいたタクシーの運ちゃんに旧市街でどこか知っているCASAに連れて行ってくれと頼んだ。

 行き着いた先はプンタ要塞の近くの、フランクとマリリーさんのお宅。

 ここはお客さん用の部屋が3つありバストイレ付きが25CUC,アウトバスの部屋が、20CUCだった。アウトバスの部屋のほうが、窓があり明るく風通しもよかったので、そちらにした。

 マンションの5階なので、ほんと海からの風が気持ちよく通る。

別の部屋にはアクセルという65歳のドイツ人が長期で滞在しており、彼は英語が話せるので、通訳してもらったり、周辺を案内してくれたりした。

 夕食は10CUCでランゴスタ2匹出すというので、宿に頼んだ。ランゴスタのエビチリのような料理が出て来た。昨日も食べたが、今日もランゴスタ。2日連続して食べるのは人生で初めてだ。

 アクセルも実はランゴスタは2回目だそうだ。

 フランクは、病院でコックとして働いていたそうで、CASA経営のほうがお金が儲かるので辞めて専念しているそうだ。マリリーは脳外科医だそうだが、今は辞めていて家にいるようだった。

 建物は1730年くらいの建物だそうで、とても古いが、作りはしっかりしている。エレベータは1930年くらいのもので、動く時には、ギシギシと恐い音を立てるがしっかり動いている。止まる位置が5センチくらいずれているがこれは許容範囲だった。
ババナの各家庭はオープンだ。部屋の中は丸見え

フランクの家から観た風景 汚い建物がならんでいる

となりのお宅

フランクの家のダイニング

レトロな機械式エレベーター。動いているのがすごい

フランクとマリリーとアクセル。くまモンもお友達に

このお宅も、気持ちのいいお宅だった。

 バラデロでは、リゾートホテルに滞在した。オールインクルーシブのホテルだが,アクティビティーも少なく、飯もまずくつまらなかった。

まあここは、キューバではない。
しかし、ホテルのつまらなさは、キューバかもしれない。






 キューバではリゾートホテルと、CASAを経験したが、リゾートホテルでは、殆ど誰ともしゃべらない。ホテルのスタッフと少しは話すが、いろいろ聞いても知らないと冷たく返されるあたりが、社会主義国家を感じてしまう。



 CASAでは、お客の争奪戦を繰り広げているだけあって、来た客には、とてもいい感じで対応してくれる。私は、CASAのほうが好きだ。




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2013年5月27日月曜日

キューバのオカマ


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 ハバナでは、夜9時になると要塞で軍隊の儀式があり、そのあと、大砲が打たれるという情報を聞いたが、夜の要塞の入場料が高く、しかもタクシーを使わなければならないので、貧乏な我々は、要塞の対岸から観る事にした。


 場所を探しながら歩いていると、3人の日本人に出会った。彼らもどうやら我々とおなじ考えである。

 9時になるとパンッという乾いた音がした。車がパンクしたのかと思ったら、それが大砲の音だった。しかも1発だけだった。

 帰りに、ハバナの旧市街を、3人の日本人と歩いていたら、突然横から,和田アキ子風の大きな女性が飛び出して来て。私の腕をなでながら、「ウノ、フォト、ウノペソ」と言う。私の手をなでる手が気持ち悪い。一枚写真撮ったら1ペソよいいう意味らしいが、まあ言い方と仕草と体つきから見て,間違いなくオカマだ。

 背筋がぞくっとした。「ノー」と行ってもドンドン触ってくる。誰かに助けを求めようと周りを見渡すと、先ほど知り合った日本人3人はさすがだ、3方向に散ってしまっている。

 仕方ないので日本語であっち行けと妻の方を指すと、妻の方に行った。

今度は妻が絡まれる、妻が絡まれると、さすがにさっきの日本人の一人が近寄って来て、何やらいうと、オカマは去って行った。

 やっぱり、社会主義国家にもオカマはいた。

 しかも汚い。超気持ち悪かった。

 トリニーダでは、宿にある情報ノートを読んでいたら、日本人のモト男29歳という人が情報を書き込んでいた。

 「モト男??」って 日本人のオカマもキューバにやって来たようである。

 彼?彼女?は、女性は、夜バーでキューバ人男性とサルサを踊れ、男性は売春婦がたくさんいるので試してみたら?と情報を書いてくれていた。彼?彼女?はキューバ人男性とサルサが踊れたのかが気になる。


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