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2013年5月28日火曜日

キューバの宿について


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 今日はすこしキューバの宿について、書いてみる。

 キューバの宿はホテルとCASAと呼ばれる一般家庭の間借りのような部屋がある。CASAは1泊一人10〜30CUC程度で泊まれる。食事が付いていたりなかったりいろいろあるようだ。

 ホテルは高い!! 安いホテルもあるのかもしれないが、総じて高い。従って我らは当然CASAである。

 各家庭で間貸しする部屋はだいたい1〜3部屋らしい、他の宿泊客と一緒になることは少ない様だ。従って、カップルで静かな夜を過ごしたい人には向いているかもしれないが、一人旅で寂しい人なんかは、おしゃべり相手がいないので辛いかもしれない。また。他の人から情報をゲットすることも難しくなる。

 また、宿の人が英語がしゃべれればイロイロ聞くことができるが、ほとんどスペイン語なので、聞くと教えてはくれるが、よくわからないままで終わってしまう。

 我らはカップルなので、当然CASAである。別に夜をゆっくりじっくり過ごしたい訳ではないが、金額的にCASAなのだ。

 CASAは、各地のCASA同士でネットワークを持っており、あるCASAに宿泊すると、次に行くところのCASAを紹介してくれる。泊まった宿の人に次に行くところをいうと、そこの地区のCASAに予約をしてくれて、到着する時間をいうと、ピックアップにも来てくれるようなのである。(ケースバイケースだと思うが)

 一度取り込んだらネットワークでしっかり搾り取ろうというなかなか素晴らしいシステムである。

 CASAは町中至る所にある。ほんとCASAだらけだ。玄関にCASAマークがあるのですぐに分かる。

 トリニーダのバス停に着いた時には何十人もの客引きに囲まれ、手を握られ何人にも連れて行かれようとした。正直言って、CASAを毎日稼働させるのはかなり難しそうである。

 CASAを国に登録すると、毎月100CUCを国におさめなければならないと何かで読んだ記憶がある。それが本当なら、一部屋20CUCで貸した場合5日間分、10CUCで貸した場合10日分が国に持って行かれるということになる。稼働日がそれ以下だったら、赤字になる。実はCASA経営もなかなか厳しいのではないかと思った。

 ちなみに私は、ハバナではミゲルさんというおじちゃんの家に泊まった。部屋はマンションの3階で、レトロだが、エレベータも付いている。2LDKのマンションで、10畳くらいの部屋でバストイレつきだが、バストイレは、隣の部屋からも入れるようになっているが、隣の部屋は当然おじちゃんの部屋だが滞在中は、入ってこなかった。

 トイレはもう一つあるのだが、そこにはシャワーはない。シャワーはおじちゃんはどうしてたのだろう?2泊したが、おじちゃんの服装が3日間おなじなのが気になった。

 あと20畳くらいのリビングダイニングで、おじちゃん一人で暮らしているようで、よけいな物はなく、こざっぱり奇麗にしていた。

 玄関を開けるとベランダから風が吹き抜け,リビングやベランダは気持ちが良かった。料金は、最初25CUCと行っていたが、値切って20CUCにしてもらった。


みげるさんち


ミゲルさんちの外観。建物自体はスペイン時代の物ではないみたい


ミゲルさんちのリビング

天気がよく風通しがよいのでくまモンも洗濯

朝食は下の階のご家庭で頂いた、
朝食を頂いた家庭のリビング
一人4CUCでヨーグルトジュース、パン、フルーツ、卵焼き、サラダ、ハム、チーズ、コーヒーが付いていた。ここは、50才台くらいのお母さんと旦那さん20才台くらいの娘さん2人が生活しているようだった。
朝食
ミゲルさんのお宅とは違い、ここはお母さんの趣味だろうか、ダイニングや、リビングのテーブルの上には、豪華なドライフラワーが飾ってあり、壁にもいろんなものが飾り付けてあり,ゴージャスな感じだった。
 お手伝いさんなのか、黒人の女性がベランダの掃除なんかをしていた。
朝食を頂いたお宅の食卓

 トリニーダでは、客引きに囲まれ、選ぶのに困ったので、日本語の看板を持ったお母さんに付いて行った。ここは一軒家で、バス停から歩いて5分の所で、2階の部屋に案内された。2階には部屋が2つあり好きな方をどうぞと言われ、セミダブルのベッドが2つある部屋を選んだ。


 部屋代は2人で10CUC、さすがにハバナよりは安い。夕食は頼めば一人6CUC,朝食は一人2CUCだった。1日夕食と朝食を頼んだが、夕食は、エビチリみたいなメインディッシュに、黄色いご飯、フレンチフライ、豆のスープ(ぜんざいの甘くない汁みたいなものにジャガイモ、カボチャ)、サラダ(トマト、キュウリ、ゆでたインゲン豆、キャベツの酢漬け)フルーツジュース、フルーツで、キューバでは一番美味しかった。



娘さん。料理は多分娘さんの作品



 朝食はマンゴーのフレッシュジュース、コーヒー、パン、卵焼き、グアバのジャム。これはまあ食べれる程度。卵焼きに卵の殻は入れないでほしかった。おかげでカルシウム不足は補えたがまずい。

 部屋の前は広いテラスになっており、そこにテーブルがあり食事はそこで食べた。洗濯物乾しもあり、思い切り洗濯が出来た。しかし、洗濯が終わるまではいい天気だったが、その後、大雨になり、いつもの様にドライヤーで乾かすはめになってしまった(;´д`)
部屋の入り口。
泊めていただいたお宅


 2度目のバハマでは、バス停にいたタクシーの運ちゃんに旧市街でどこか知っているCASAに連れて行ってくれと頼んだ。

 行き着いた先はプンタ要塞の近くの、フランクとマリリーさんのお宅。

 ここはお客さん用の部屋が3つありバストイレ付きが25CUC,アウトバスの部屋が、20CUCだった。アウトバスの部屋のほうが、窓があり明るく風通しもよかったので、そちらにした。

 マンションの5階なので、ほんと海からの風が気持ちよく通る。

別の部屋にはアクセルという65歳のドイツ人が長期で滞在しており、彼は英語が話せるので、通訳してもらったり、周辺を案内してくれたりした。

 夕食は10CUCでランゴスタ2匹出すというので、宿に頼んだ。ランゴスタのエビチリのような料理が出て来た。昨日も食べたが、今日もランゴスタ。2日連続して食べるのは人生で初めてだ。

 アクセルも実はランゴスタは2回目だそうだ。

 フランクは、病院でコックとして働いていたそうで、CASA経営のほうがお金が儲かるので辞めて専念しているそうだ。マリリーは脳外科医だそうだが、今は辞めていて家にいるようだった。

 建物は1730年くらいの建物だそうで、とても古いが、作りはしっかりしている。エレベータは1930年くらいのもので、動く時には、ギシギシと恐い音を立てるがしっかり動いている。止まる位置が5センチくらいずれているがこれは許容範囲だった。
ババナの各家庭はオープンだ。部屋の中は丸見え

フランクの家から観た風景 汚い建物がならんでいる

となりのお宅

フランクの家のダイニング

レトロな機械式エレベーター。動いているのがすごい

フランクとマリリーとアクセル。くまモンもお友達に

このお宅も、気持ちのいいお宅だった。

 バラデロでは、リゾートホテルに滞在した。オールインクルーシブのホテルだが,アクティビティーも少なく、飯もまずくつまらなかった。

まあここは、キューバではない。
しかし、ホテルのつまらなさは、キューバかもしれない。






 キューバではリゾートホテルと、CASAを経験したが、リゾートホテルでは、殆ど誰ともしゃべらない。ホテルのスタッフと少しは話すが、いろいろ聞いても知らないと冷たく返されるあたりが、社会主義国家を感じてしまう。



 CASAでは、お客の争奪戦を繰り広げているだけあって、来た客には、とてもいい感じで対応してくれる。私は、CASAのほうが好きだ。




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