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2013年2月26日火曜日

2月10日 ホバート


2月10日 日曜日
 昨日泊まったASTERホテルは,Wifiの接続もよいので、SKYPEで保険会社に連絡し、病院を紹介してもらった。あいにくの日曜日で、キャッシュレスはできないということで、後日清算ということになった。病院は、ホテルから近かったが車ででかけたら、駐車場が何処にもない。しかたなく、町の立体駐車場に止めて20分程あるいたが、かなりつらかった。
 解熱剤を飲めばよいのだが医者に行くと熱が下がってしまうと、症状をよく見てもらえないからと妻が薬を飲ませてくれなかったので、歩くのはつらかった。

 実は薬は解熱剤、抗生物質をもっており、それを飲めばなおるということはわかっていたが、抗生物質は残りが少なく、それと、左の首が腫れていたかったのだが、この腫れが初めての経験で、不安もあったので、病院にいくことにしたのだった。ASTERホテルのおばちゃんにみんなここが腫れるよと言われて、こっちの薬を飲めば直るだろうとも思った。

 診察はほぼ日本と同じ、熱を測って、喉をみて、聴診器で心臓の音を聞いて、首を触ってみたいな感じで、ペニシリンと、パロドールとという解熱剤をくれた。

薬局は、なんでも売っている日本のドラックストアみたいなところで、ペニシリンと、パロドールを一箱くれた。
病因代90ドル 薬代17.5ドル 忘れない様に保険の請求をしなきゃ。

 くすりを飲んだらまた大量の汗をかき、熱が下がったので、お昼を食べることに。
お昼は,SANDYBAYという地区にある「茶乃物語」という中華レストランで食べた。
お店にはいると、A Happy New Yearと言われ??と思ったら、中国は今が旧正月で盛大に新年を祝う時だそうだ。この店は、席にオーダーを取りにくる店でオーストラリアに来てはじめてそういう店に入った。

 私たちが、話しているとウエイトレスが日本語で「日本の方ですね、私は中国人ですが、しばらく日本に住んでいたんですよ」と日本語で話しかけられた。聞くと、三重県に住んでいて、今はタスマニアの大学で勉強しているとのこと、昨日ホテルを見つけるのが大変だったと話すと、日本人のコミュニティーがあるので、困ったら相談してくださいと電話番号を渡された。私も旅行の名刺を渡したら、FACEBOOKの友達申請してくれると言ってくれた。
とてもさわやかなかわいらしい女性だった。
なんとなく花の写真何かを撮ってみました。

ショットタワーというらしく、この棟の上から敵を狙い撃ちしていたそうだ。

お祭りのためか港には豪華客船が入港していた

 しばらくドライブして、今朝予約したFROGというバックパッカーにチェックインした。
3人部屋なので、1人は来ないだろうと思っていたら、黒人の女性がやって来た。ドミには初めて泊まるといい、こんなのはセキュリティが悪いし、プライバシーがないし、とさんざん言っていたが、ここはそういうところだ。いやならホテルに行くしかないよと言いたかったが、なかなかちゃんと言えないのがもどかしい。

 2月11日 月曜日
  今日は朝から熱は出なかったが、エアーズロック行きのため、休養を取ることにした。それで、午前中は洗濯と、パソコンで、写真の整理等を行う。インターネットが繋がらないので、ネット作業はできない。

 午後からハーバーまで行ってみた。ハーバーにはまだ人はたくさんおり、どうやらお祭り集まった船が、民族音楽で送られながらハーバーから順番に出航していくようだ。船の中を見せてくれる船もあり、1隻の船を見せてもらった。1878年だったかな建造の小さな木造ヨットだ。特になんてことはないが、チップを要求され、しかたなしに、1ドル寄付して来た。

  港ではWifiが飛んでおり、iPhoneでネットをしてから、宿に戻った。昨日の黒人女性はシェアハウスが見つかったと宿を出て行ったので、今日は2人部屋からなと思っていたら、ベッドには大きな荷物が置いてあった。しかしながら夜になっても荷物の持ち主は現れず、我々は10時には寝てしまった。


2013年2月24日日曜日

2月9日 セントクレア湖〜ホバート


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 2月9日 土曜日
  夜は薬を飲んで寝たが、解熱剤の影響で、大量の汗をかき、ふとんがびっしょりと濡れてそれが冷たく、途中で起きてゴアテックスの雨合羽を着て寝た。朝には熱が下がり気分が良かったので、セントクレア湖の周りのショートコースを歩くことにした。


 ビジータセンターの所からたくさんのトレッキングコースが出ている。多くの人は、大きなリュックを持って来ており本格的な山装備なので、山の中で泊まるのだろう。
真ん中の山はおそらくクレイドル山と思う
  おそらくユーカリと思われる、大きな木の林のなかをしばらく歩く、この大きな木は下の方に葉がなく上の方にしかない。たまに、手の届くところにあったりするので、葉っぱをちぎって匂いをかいでみると、少し青臭いがいい匂いがするような気がする。
たぶんユーカリの木
やっぱりユーカリかななんて思いながら、20分程歩くと、water meetという川の合流地点に出る、川といっても巾1〜2mの小川だ。ここで、合流して湖に流れて行くようだ。
こんな大きな木がたくさんある。

  そこから道は二手にわかれてるが一周しているのでどちらを進んでも良い。とりあえず山側を進みぐるっと周り湖に出る。人は誰もいない。今日は風が強く波が高く天気もあまりよくなく少し寂しい感じがする。どうやらこの辺りにカモノハシが生息しているらしく、カモノハシの巣を探してしばらく岸辺を歩いてみる。そうすると妻がウオーンと犬の遠吠えのような声を上げるのでそっちを見ると、黒い蛇がいた。後でわかったがタイガースネークという危ないやつらしい。どういった蛇かわからないのであまり近づいて、かまれたら大変なので、写真も撮らずに逃げた。
このあたりにカモノハシがいるらしいが見つけることはできなかった。
結局、蛇の恐怖もあり、カモノハシを見つけることはできなかった。

  カラスのような尾っぽが白い鳥がケケケと鳴いていて、なんだかバカにされているようで悔しかった。

  Water Meetまで戻り、着た道を戻る。時折PDEMELONというワラビーとウサギのあいのこみたいな動物が現れては消えていく。

  途中から湖の岸辺を歩いてみるが、やっぱりなんだか寂しい。ビジターセンターの近くでようやく何人かの人をみた。

 今日は、マウントフィールドにいく予定だったが、体の調子があまり良くないので、ホバートに行き、病院にいくことにした。途中の大草原のなかを進み、阿蘇のミルクロードを走っているようだった。もちろんミルクロードよりは、スケールがでかい。景色は素晴らしかったが、途中でものすごい煙が上がっているのが見えた。山火事かもしれないねと妻と話しながらホバートまでやって来た。ホバートには2:30頃についた。

 ホバートの港には大勢の人々がいて、お祭りのようだった。あとで聞いたのだが、2年に1回のレガッタのお祭りだそうだ。このときホテルないんじゃないかとう嫌な予感がしたが、この予感は的中し、何件かのホテルをあたったが、空きがなく、しょうがないので、
郊外の方がいいかもとおもいリッチモンドとソレイルという町に行ってみたが、部屋はなく、もう安宿でなくてもいいからと、再度ホバートに戻り片っ端からホテルにあたってみたが、みつからず、今度は反対側のキングスベイのモーテルに聞いてみたら、おじさんとおばさんが、BBがあるからと案内してくれたが、留守で、ブラックマンビーチというところにも宿があるからとすすめられたが場所がわからず、レストランで尋ねてみたが、レストランの従業員のかたもいくつか電話までしてくれたが、やはりみつからない。


 再度ホバートに戻り、いくつかホテルをあたり、これが最後と思って尋ねたホテルでも満室と言われた。も10時をまわっており、レセプションのおばちゃんも心配してくれて、インターネットで他のホテルの空き状況をでっかいmacの画面で見せてくれたが、全部満室。
 「どうするの?」とおばちゃんに尋ねられ、車の中で寝るしかない答えると。ちょっと待ってと言って、電話をとりだし、どこかに電話をかけると、おばちゃんは、「ファンタスティック」と言って電話を切った。

 どうやら彼女の友達が、部屋を取っていたが、今日は泊まらないので、その部屋を使っても良いと言われ、ほっとした。
ようやく7時間にもおよんだホテル探しは終わった。
泊めてくれたAster Hotelの部屋。天国のようだった。

 シャワーを浴びたら、部屋が見つかって安心したのか急にまた熱が出て来た。薬を飲んで寝る。明日は病院に行く。


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2013年2月23日土曜日

2月8日 クレイドル山〜セントクレア湖


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2月8日 金曜日

 今日は朝からクレイドル山のトレッキングに出かける。行くコースは、DOVE湖を一周するトレイルだ。このDOVE湖に映るクレイドル山の写真は非常に有名だが、今日は風が強く湖面にさざ波が立ち映らなかった。

この位置からのショットが有名かも?
山は水面に映らなかったが、木が水面に映った。

クレイドル山は2つあり、2つとも切り立った岩山だ。まるで阿蘇の根子岳と高岳のような感じだ。標高はそんなに高くなく、大きさも同じくらいではないかと思う。阿蘇の山も負けていないぞと思いながら、湖の周りを歩く。湖の水は、薄い紅茶のようにかすかに茶色くなっている。そういえば、宿の水はみんな茶色だったので、湖の水をそのまま使っているのではないかと思った。

なんとか水面に山が映るポイントを探したが、天気が悪い。

何の花かは知らない



 今日は朝から少しだるかった。歩いているとなんだかとても疲れてしまい、車を運転したくない。ビジターセンターのカフェでハンバーガーの昼食をとり、セントクレア湖のほうに向かう。このあたりからどうも体の調子が悪く、寒気がする。昨日寝る時に左の首のリンパが晴れていて、触ると痛い。妻に車を運転してもらい、助手席で寝ながらいったので素晴らしい景色を美損ねた。

 このクレイドル山の南側は、山岳道路になっており、赤い土がむき出しになった山や、険しい岩山や、草原が次から次にあらわれるが、妻が奇麗よと起こしてくれるが、ちらっとみるだけだった。途中ネルソン滝により約20分歩いたがこのときはなんとか大丈夫だった。この遊歩道は、でっかいシダに覆われていて、でっかいゼンマイがあったり、なかなか楽しい道だった。滝はたいしたことはなかった。
ネルソン滝

タスマニアにはワラビーが多いが、ゼンマイも見つけた。


 ようやく、セントクレア湖のビジターセンターに着いたが、時既に遅しで、閉まっていた。


隣のロッジでバックパッカーはないかと尋ねると、一人40ドルだと言われあまりの高さに驚いていると、毛布つけると7.5ドルアップだそうだ。この寒さだから毛布が必要だ。ツインの部屋なら110ドルで毛布とバスタオルつきだけどどうすると聞かれ、今日はちょうしが悪くゆっくりしたいので、110ドルの部屋を借りた。鍵を渡す時、鍵開けにくいから、どうしても開けきれない場合は、電話しろと言われた。

 案の定、鍵は開かなかった。電話しようとすると携帯は圏外だったΣ(@ω@;)。ここの敷地は広く車で移動しなければレセプションまで行けない。レセプションまで行き、おじさんに部屋まで来てもらって、鍵の開き方を教えてもらったが、自分は、なんとかコツをつかんだが力がいるので、妻はとうとう自力で開けることができなかった。110ドルもするのに、鍵ぐらいちゃんとしとけよと文句言いたかったが、じゃあ泊まるなと言われると困るのでだまっといた。

  きょうは熱があるので、自分はシャワーを浴びなかったが、何とシャワーはコインシャワーで6分1ドル。電気は押しボタンで5分位で切れてしまう。妻は2ドル使ったので、シャワーを浴びている間何度も電気が切れては裸で何度も電気をつけにいったそうだ。110ドルもする部屋なのに、どうにかしてほしい。

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2013年2月22日金曜日

2月7日 グレイドル山


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 2月7日 木曜日
  今日はクレドール山に向かう。昨日同室だったフランス人のアレックスが車に乗せてってくれと言うのでOKしたが、アレックスは今日の夜の宿代を払ってしまっており、今日中にロンセストンまで帰ってこなければいけないが、帰りのバスがないので、結局一緒には行かないことになった。

  しょうこさんと別れて、アレックスをカタラクト渓谷まで送りColesで食料を買い込み出発。

  途中でチーズ工場があるのでそこにより、今夜のつまみにチーズを購入したが、特別に寄るような店ではなかった。この後、Trouuna wild life parkという動物園に立ち寄る。

  メインロードから折れ、ダートを道をしばらく行った所に動物園はあったが、人気がない。入場口にも人がおらずどうしようと思っていたら、人が奥から出て来て、対応してくれた。入場料20ドルだった。こんな動物園に20ドルも払ってと思いつつはいった。


  おそらく探偵ナイトスクープの桂小枝のパラダイスみたいものじゃないかと思っていたが、半分あたっていた。動物園の檻は半分朽ちかけており、何処に動物がいるのかさっぱりわからない。しかしながら、よく見ると、ウオンバットや、タスマニアンデビル、コアラ等がいるが、寝ているので全く動かない。少し飽きて、40分くらいで帰ろうかなと思ったが、1時から何か説明があると思って待っていた。

 1時になったら係員がウオンバットの赤ちゃんをつれて来た。集まった客は14〜5人。一人一人に抱かせてくれた。何と自分が一番だった。ウオンバットの毛は少し眺めで固かった。彼のお尻はとても固く、叩くとコンコンといい音がしている。おそらく外敵から身を守る手段だろう。ウオンバットはいつも寝ていて抱かれながらでも寝ていたが、係員が地面におろすと、走って係員の後をつける姿はとてもかわいらしかった。
ウオンバット 抱かれて気持ち良さそうに眠っている。

次にタスマニアンデビルの説明があった。つれてこられたのも3ヶ月くらいの赤ちゃんだった。タスマニアンデビルは、ツキノワグマみたいな白いマークがあるが、この子はお尻にも白いマークがある。それは、3ヶ月までのマークというようなことを説明していた。他にもいろいろ説明してくれたが、よくわからなかった。
寝ている姿は可愛らしいが。。。

  その後は、タスマニアンデビルの餌付けをみせてくれた。しっぽ付きのカンガルー(ワラビー?)の肉を檻の中にに持ち込むと、6匹のデビルが凄い勢いで、走ってやって来て餌にかじりつく。走ってくる姿はかわいらしいが、肉を食べる姿は凄い。ザッ肉食獣という感じだ。でも、6頭すべてが餌に食らいつけるわけではなく、1頭だけなかなか食べるスペースを与えられず、みんなの後ろをうろうろしている。何処にでも溢れるやつはいる。
肉に食らいつく姿はやっぱり肉食
まだスペースがあるしっぽを食べようとすると、係員に起こられ、他のところに行くと他のタスマニアンデビルにあっち行けをされてている。最後係員がしっぽを放すと、一番大きなデビルが肉を加えて走り去って行き、他のデビルがそれを追いかけるが、さっき餌にありつけなかったやつはやっぱり出遅れ、仕方なしにみんなが落とした餌を探していて、すこしかわいそうであった。

 他に、フクロウや大きな鷲、オーム、カワセミ、ワラビーや小さなワラビー等の動物が飼われており、本当にパラダイスだったけど、説明も聞けたといいことで、大満足して、動物園を後にした。

 クレドル山までは60数キロ、妻に運転してもらう。ようやくビジターセンターに到着し、ナショナルパークの入園料を払い、バックパッカーの場所をたずねた。

バックパッカーズは、ビジターセンターの近くにあった。一人32ドル。高い!!
部屋に荷物を置き、トレッキングコースを散策に出る。とりあえず一番奥の湖まで行く、そうここは、湖に映る険しい山が有名である。湖につくと、今日は少し波が立っているので、映っていなかった。残念。しかしながらその風景は素晴らしかった。
クレイドル山 阿蘇の根子岳、高岳を思いだした。
湖周辺のウオークは明日することにして、他の短いコースを歩いてみたが、短すぎてつまんなかった。
Pademelon
宿に帰り食事の準備をしようとしたら、大勢の中国人が大量に食事を作っている。とても美味しそうだった。鍋がないのでこれを使っていいかと尋ねたら、大量に料理はあるので、一緒に食べないかと誘われた。初めてのことでびっくりしたが、ごちそうになることにした。英語で会話はするが、とりあえず、これから何処行くとか、いままで何処行って来たとかの話で、とりあえずその場をしのいだが、本当に親切な人達で、ワインもごちそうになり、オーストラリアに来て一番楽しい食事だった。

 頂いた赤ワインは美味しかった。自分たちも前日に買ったワインを出したが、なんと、同じラベルが張ってあり、どうやら同じワイナリーで購入したみたい。私たちが買ったワインは、デザートワインで甘過ぎて中国人には不評だった。というか自分たちににも甘すぎた。



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2013年2月21日木曜日

2月5日 ビジェノ〜ロンセストン


2月5日
  今日は、コールスベイのほうに行きフレシネ国立公園で、ワイングラスベイを見てから、ロスという町で、ジブリ映画「魔女の宅急便」のkikiが勤めていたと言われるパン屋さんに寄ってロンセストンの町まで行く予定とした。
  しょうこさんも今日ロンセストンに行く予定だったので、一緒に行くことになった。

  フレシネ国立公園のパーキングから、ワイングラスベイまでは、約1時間、往復2時間の距離だった。3人でダイビングの話をしながら、歩くと、ルックアウトまではすぐだった。


 ルックアウトからみるワイングラスベイは、素晴らしく奇麗に見えた。ロックアウトからワイングラスベイまで下り、海岸で少し遊んだが、海は海藻が多く、少し磯の匂いがした。帰ろうとすると、ワラビーがこっち見ている。手を差し伸べると寄ってくる。
  ほんとうにかわいい。特に小さな手がかわいい。ほんの少しだが、触ってみたが、毛が柔らかくて、気持ちいい。野生のワラビーを触れるとは思わなかった。

  帰りは一気に急な坂道を上り、駐車場までもどるとまた、ワラビーがいた。また、手を出すと、寄って来てもう触り放題だ。おそらく観光に来た人が餌をやるんだろう、人に慣れているようだった。
  外国人の夫婦が葡萄を与えると必死に食べる、両手に葡萄を持って食べる姿がまた愛らしい。葡萄を食べてしまうとまた、おねだりして、これがまた可愛らしい。

 そんなこんなでしばらくワラビーウオッチングをしたあと、ロスの町を目指した。

 ロスの町までは道は日本の道とかわらないが、延々と羊の牧場がつづく。
 ロスの町は小さく、パン屋はすぐに見つかった。自分のイメージとあまりにも違うので、違うかなと思ったが、本物だった。おばちゃんに言って、釜をみせてもらう。そういうお客が多いのだろう。快く見せてくれた。この釜もう100年以上使われているそうだが、まあ古いということはわかった。

  パイを3つとコーヒー3杯で2100円位。高く感じるが、パイが大きいので、十分だった。なかなかの美味であった。食べていると、日本人のカップルがやって来た。

  このパン屋さんのレシートには、「kikiの友達3人」と書いてあった。なかなかおばちゃんしゃれている。

  ロンセストンの町について、早速宿探し。歩き方に載っていた宿に行くと、部屋はあるんだけど、掃除していないから駄目と変な理由で断られ次の宿に。次の宿は、BATMAN FL INN というところで見た目は奇麗なホテルだったが、部屋の床が傾いており、部屋にいると平衡感覚が狂い、なんだか落ち着かない。

  今日は、しょうこさんと我々2人合計3人で4人部屋へ泊まったが、狭かった。





2013年2月20日水曜日

2月6日 ロンセストン


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2月6日 月曜日
  今日は、ロンセストンのカタラクト渓谷を見て、タマバレーのワイナリー巡りをしたあとに、クレイドル山にいこうと考えていたが、山まで行く時間がなさそうなので、山は明日にして、今日はワイナリー巡りまでとしてロンセストンにもう一泊することにした。昨日ビジェノから一緒に来たしょうこさんも一緒に来ることになった。


  カタラクト渓谷に行くときは道に迷ったが、ルックアウトを見つけ、ロンセストンの町並みを見る。ククククッと言う感じのへんな鳴き声の鳥がいる。これは、ククバラと言う名前の鳥で、日本名はワライカワセミというらしい。カワセミの大きなやつだ鳩よりは大きい。色は白と茶色で日本のカワセミのように派手ではないが、面白い顏をしている。
ククバラという名前はしょうこサンから教えてもらった。しょうこさんはワーホリでケアンズで働いたことがあるそうで、いろいろ詳しいので教えてもらう。大きなカワセミは飛ぶのは苦手なのかゆっくりと飛び立ち、どこかに飛んで行ってしまったが、飛ぶスピードが異常に遅い。鳴き声だけでなく、仕草も面白く、面白い鳥だった。
ククバラ







 カタラクト渓谷に到着し、渓谷を見てまわるが、大きな公園になっており、プールまであるが、水は薄茶色であり、あまり奇麗な感じではない。支柱の間隔が世界一長いリフトがあるが、行き12ドル、帰り15ドルもするので乗らない。
カタラクト渓谷
カタラクト渓谷
カタラクト渓谷
  2時間程見て回りタマバレーのワイナリー巡りをすることにした。何処のワイナリーがよいか場所がわからないので、exeterという町のインフォメーションでマップとおすすめを聞いてまわった、この辺りの風景一面羊や、ウシ、馬の牧場が延々つづいているがワイナリールートでは葡萄の畑が所々に見え、畑のあるところにワイナリーがある。
  途中でラベンダー畑があるということで、そちらにむかい、ラベンダー製品のお店で買い物をした。ラベンダー自体は、終わっていたが、車を降りるとラベンダーの自然の香りが一杯して、なんだがいやされる。12ドルでラベンダーのオイルを購入した。

  その後その先のワイナリーに行ってみる。道を外れダートを進むと、葡萄畑のなかに小さなお店が見えて来た。仲には女性のソムリエがいて、どんなのが好きかとたずねられ、とりあえずドライというと、元もドライなものを飲ませてくれた。ドライすぎるなといいながら、だんだん甘めにしてもらい、最後赤ワインもテイスティングさせてくれた。私は、2番目のものが、フルーティーで美味しいと思ったが、嫁は1軒目では買わないというので、そのまま、次の店に行った。

ワイナリーでテイスティング

次の店も、ちいいさいがおしゃれな感じのつくりだった。2種類飲ませてもらったが、もう少し甘いのをというと、別のワイナリーを教えてくれた。
青い太陽の下で多分葡萄もよく育つのだろう

  最後に行ったワイナリーは、ロンセストンの町に近いところにあった。ここの店は、少し大きく、女性のきれいなソムリエがいた。甘いのをいうと本当に甘いものをだしてくれジュース見たいと思いながら、それを購入した。少し小振りの瓶で20ドルだった。
ここでワインを購入
 あとでわかったけど、これは、デザート用の甘いワインでちょっと特殊なものだった。

ロンセストンの宿に帰り着き、食事をすませ、部屋に戻ると、あたらし客がベッドメイキングをしていた。彼はアレックスというフランス人で、ファームで仕事をしていたが、2日前腰を痛めたようで、かなり痛そうにしていた。

 スーパーなないかと聞かれたんで、その腰では大変だろうとおもい我々の車で送ってあげた。
 我々は、しょうこさんに南十字星を教えてもらうために、暗闇を求めて、海辺のほうにいった。適当に脇道にそれるとあたりは真っ暗で、小さいワラビーが驚き逃げ回っていた。
適当なところで車を止め空を見上げると、町の明かりはあるもののよく見えた。
 しょうこさんは、フィジーでのダイビングガイドの経験があるそうで、南十字星と、偽南十字星を教えてもらった。
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2013年2月19日火曜日

2月4日 タスマニア ビジェノ


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2月4日 月曜日

 11時5分発のパース行きの便はなんと10時50分には動き出した。さすがジェットスターだ。少しでも効率よく運行させるためなんだろうと思ったら滑走路で待機して、結局定刻に飛んだ。朝3時半シドニー空港に到着したが、あたりは、明るい、シドニーとパースの時差は3時間あり、シドニー時間は午前6時半だった。今日の夜はいつもより3時間短かった。

 定刻より若干早く到着したため、8時初のホバート行きへの乗り継ぎも余裕でできた。
ホバート行きの便も順調に飛行し、定刻より早く、ホバートに到着した。ホバートは、寒かった。両方のフライトの期間中はほぼ目をつぶっており、何度も起きたが、大半は寝ていたが、あんまり実感はない。正直言って寝不足だ。


 レンタカーを借りて、いよいよ出発だ。レンタカーは今回はAVISというところで借りた。車種はヒュンダイのi20という車だ。乗り込むと気のせいか、かすかにキムチの香りがする。気のせいかなと思ったが、妻も同じだった。

 先ずはホバートまで行き、スーパーで8日間の食料を買い込むが、何処にスーパーがあるのかわからないので適当には走っていたらcolesというスーパーがあったのでそこで買い物。この近くには食堂もあるので、中華系の食堂で、ナシゴレンとトムヤムクンの麺を食べて出発。自分が何処にいるのかもわからないが、妻が通りの名前と地図をにらめっこして、だいたいの位置がわかった。いつもは妻は方向音痴なのだが、土壇場になると、底力を発揮するのには感心した。






 今日はビチェノ(BICHENO)という町まで行く。だいたい200kmの予定。途中TRIABUUNAという町のインフォメーションセンターでBICHENOのマップと宿情報を手に入れる。バックパッカーもあるあことがわかり一安心。そして、郵便局に行き、元の会社に特許の譲渡書のサインをした書類を送った。2/5までに出さなければならなかったが、パースで土日にかかってしまい、郵便局が閉まっていて出せずイライラしてたのだが、ようやく出せてほっとした。以前にパースからはがきを出したが10日以上かかったので、速達で出したが、14ドルもかかった。着払いで出したかったが駄目といわれてしまい、費用は出してもらえるのか心配である。到着は5日後の2/8になるということだった。

途中でブルーベリー農家に立寄り、ケーキを食べてみた。
ビチェノの町には5時半頃到着した。バックパッカーはすぐに見つかり、チェックインした。4人部屋だったが我々2人だけであり、部屋は広く、奇麗で、台所もきれいだった。
宿の周りではワラビーが走り回っていた。
一人の女性が、台所で料理をしていたが、その人は日本人だった。今日はダイビングをして来たといっており、その話に我々は食いついた。リーフシードラゴンを見て来たということで写真を見せてもらった。でも水温は16℃で7mmのウエットスーツだそうだが、寒そうだ。我々は寒いのはいやなので、ダイビングはしないことにしていたが、写真をみせて貰うと、ダイビングがしたくなって来た。


 しょうこさんというその女性は、ダイビングのイントラで、都内のショップや、フィジーでのガイドの経験があるそうで、いろいろダイビングの話で盛り上がった。
 ビジェのの町では、夜になるとペンギンが海から帰ってくるそうで、それを見たかったがツアーは閉め切られていた。宿のおばちゃんに聞くと、9時以降海岸に行けば何処でもみれるというので、妻と見に行くことにした。


 タスマニアの夜は長く、9時頃まで明るい。100円ショップで買ったLEDライトを持ち海岸線を歩く、海岸線は岩場で激しく波が打ちつけている、歩道にはペンキで印がつけてあるのでそれを目印に歩く。草むらのなかからガサガサと音がするのでLEDライトをテラスと、1羽のペンギンがおろおろと逃げいくのが見えた。


 しばらく歩いたが、場所が分からなくなってしまい、普通の道に戻って来た。そうすると1組老夫婦がいたので、場所を教えてもらった。
 老夫婦はペンギンが見たいかと聞くのでYESと答えると、そこにいるよと教えてくれた。


 ほんと目の前の、工場の冷蔵庫みたいな四角い箱の下から複数のペンギンが出て来て、うろうろしている。道に座って、見ていると、ペンギンはこちらによちよち歩いてきて、本当にかわいらしかった。
ヨタヨタと歩く姿がかわいいペンギン

 野生のペンギンをこのようにして見れるとは思っていなかったので、数はすくなかったが大満足だった。

 宿に帰りツアーに参加したしょうこサンに聞いたら、ペンギンに足を踏まれて幸せだったそうだ。

 たくさん見たいならツアーに参加した方がよいみたい。
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