今日はイースター島に移動する日だ。イースター島は、この旅でもっとも楽しみにしていた場所である。飛行機の時間は17:05絶対に、遅れてれていはいけない。
イースター島は物価が驚く程高いので、サンティアゴで食料を調達していったほうがよいという話を聞いていたので、バルパライソのスーパーに朝から買い出しに行く。
昨日街を歩き回ったが、スーパーは、見つけることができなかったので、宿のスタッフに聞くと地図に○をつけてくれた。なるほど、そこは昨日行かなかったところだ。宿は坂の上にあるが、スーパーは坂の下かなり遠いと思ったが歩いてみると10分くらいで着いた。
少し大きめのスーパーで1階に生鮮食料品、2階に生活用品を売っているようだった。米1KGとパスタ、ツナの缶詰2個、貝の缶詰、パスタソース、タマネギ、ニンニク、スープ、オリーブオイル、醤油等2500円分位を購入。さすがに、葉っぱものの野菜や、肉、魚は買えないので、イースター島で調達することにした。
一旦宿に帰り、タクシーで、バスターミナルへいく。行きはTUR-BUSというので来たので帰りは違うブルマンバスにしようと思い、窓口にいくと、スペイン語しか通じず、なんだか分からないので、結局TUR-BUSのチケットを買った。
チケットを購入後、近くの露天のおばちゃんがやっている、揚げ春巻きみたいなものと、あげパンみたいなものを買って食べてみた。春巻きの中には、キャベツと、少しの肉がはいっていたが、これがなかなか美味しかった。自分が子供時代を過ごした街にある、パン屋さんの野菜パン(全国版のテレビにも紹介されたこともある)に似た味がして、少し懐かしく感じた。揚げパンの中には、チーズとハムがはっていおり、これもボリュームがあり、とても美味しかった。
バスは、1時5分に発車した。2階建てのバスで、我々の席は1階だったが、ふくらはぎを乗せるシートもついていて、リクライニングも結構出来る席だ。バスは高速道路をMAX98
Kmで走る。メーターが着いているので車速がわかる。
あっというまに2時間が過ぎ、サンティアゴのバスターミナルへ到着した。このバスターミナルから空港に行くにはどうしたら良いかわからないので、尋ねてみるが、いまいちよくわからない。TUR-BUSの窓口は何処も人がいて、聞けなかったが、一つだけCLOSEとなっている窓口に人がいたので、尋ねてみると、24番の乗り場に行けといわれた。
その乗り場に行くと、確かにtur-bus社のエアポート行きのバスがあった。いつも使っていた、青いバスとは違うが、2F建てバスで。なかなかよかった。まあ値段もすこしよかった。
イースター島行の飛行機は定時に出発し、ほぼ定刻に到着した。荷物を受け取り、空港の外にでると、予約していたホテルAkapuの札の下に自分の名前を書いた札をもった女の人が迎えに来ていた。早速、生花のレイを首にかけてもらい、宿までむかった。しかしこのレイ濡れていて気持ちが悪い。
5分くらい走ると、車は、ダート道にはいり村の明かりが遠くにみえ、そこは、村からずいぶん離れているところにあるということが分かり、自分は、中心部に近い、宿を予約したつもりだったので、少し面食らった。宿に着いたが、運転手はアルバイトの単なるドライバーでホテルの人がいない。10分くらい待ってようやくオーナーが現れたが、英語が全く通じない。
ここの宿は、安い宿が予約できなかったので、最初の1泊だけで、次の日に他の安宿を探すことにしていたので、とりあえず、今日はここにとまった。
このホテルは、村のはずれではあるが、宿からほど近いところに、モアイ像が立っており、リゾートとしては、いいかもしれなが、自炊したりするには不向きそうだったので、次の日に移動することに決めて、寝た。