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2013年6月4日火曜日

日本人宿でのシェア飯

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 メキシコのコスメル島では、日本人が経営する民宿のようなところに宿泊した。基本的にお客は日本人のみで、部屋は男女ミックスのドミトリーだった。

 もう半年程旅をしているが、宿はだいたいホステルと言われるドミトリーに泊まって来たが、そういった宿で日本人に会う事は殆どなかった。

 日本人に会う宿は地球の歩き方に乗っている宿や、ネット検索して、ブログ等で絶賛されている宿等、それと日本人宿である。

 旅行当初は、別に日本人に会わなくても、別にどうって事ないと思っていたが、半年も経つと、たまには日本語の会話をしたくなるし、いろんな旅行情報も日本語で、得る事ができて、便利な場合も多い。

 今回、コスメルに日本人宿があると聞いたのでとりあえず行ってみるかというのりでやって来た。


 到着した日は我々含めて、8人が泊まっていた。我々は3泊したが新参者の私たちは、1泊目、2泊目は我々だけで夕食を作って食べていたが、他の人達は、みんなでご飯作って一緒に食べている。いわゆるシェア飯だ。

 夕方になると、だれともなく夕飯どうする?みたいな話になり、じゃあ一緒に食べましょうみたいな感じで、なんとなく買い出しに行って、何となく誰かが作って、洩れなくみんなが食べる。

 かかった費用はすべて割り勘と言う感じのようだ。 飲み物等は、自分で飲みたいものだけを自分で準備しているようだった。


 我々は、1日目、2日目は、早々と材料を買って来てしまったので、シェア飯には参加しなかった。
 1日目の我々の食事は参考までに、豚肉の生姜焼きに、ワカモレ。ワカモレはアボガドを潰して、タマネギ、トマト、ニンニク、レモン汁等を加えたもので、南米では一般的な料理のようである。我らも、こっちに来て覚えたので挑戦した。

 久しぶりの生姜焼きうまかった。旅に出て3ヶ月くらいは、別に日本食はどうでも良かったのだが、無性に食べたくなる。

 2日目はエビチリにした。エビチリは本来は、エビを一度揚げてから、豆板醤とケチャップで作ったソースに絡めるのだろうが、豆板醤なんて手に入らないので、チリが入ったトマトソースを使って、作ってみた。

 エビの殻をむき、背わたをとり、みじん切りしたタマネギ、ショウガ、ニンニクと一緒に痛め、火が通ったら、チリ入りのトマトソースと水を投入し、隠し味に、醤油と塩を入れて、を調整したら、火を止めて、とろみ付けに、生卵を流し入れかき混ぜて、出来上がり。超簡単である。

 一緒にダイビングした女性に、少しお裾分けしたら、忘れられない味ですと、忘れられない言葉を頂いた。

 お世辞とは思うが、普段ほめられる事のない私にとって、ほめていただけるのは、とてもうれしい物だ。


 さて3日目だが、一緒に泊まっていた人達とレストランでお昼を食べて帰ろうとすると、ものすごい大雨、仕方なしに、雨がやむまで、スーパーで夕飯のお買い物。

 私は、無性にカレーライスが食べたくて、妻にカレーを作ろうよと提案。

 ところがカレールーなんか売っているはずもないが、ただカレー粉は売っているのを既に見つけていた。

 以前にカットトマトにカレー粉を入れてうまいカレーを作った事があったので、昨日つかったチリ入りトマトソースを使えば、うまいカレーが出来るとひらめいた。

 さすが俺だ。誰もほめないので自分でほめる。

 一緒だった女性にカレーを作るというと、目がキラリと輝き、ぜひ一緒させてくださいと言われた。他の3人にも妻が聞いたら、カレーなら絶対食べたいと口元が緩んだらしい。

 宿にいる日本人は殆どが長期旅行者で、1年近く日本に帰っていない人達ばかりだ。日本の味に飢えている。もちろん自分もそうだ。

 これで6人。とらえず6人分の材料を買い込み、宿に戻ると、宿に残っていた3人が、夕飯どうするの?と叫ぶ。

 カレー作るけどシェアする?って聞くと、ごくりとつばを飲み込む音が聞こえた。もちらん残りの3人も合流することになった。


 3人分の材料を追加で買って来てもらう事にして、料理がスタートした
一部だがカレーの材料

 自分たちだけのつもりだったので、気楽に考えていたが、全員分の夕飯がかかってくるとなると、責任重大である。


 米は自分が持っていた分が4合半。鍋で炊く。固かったり柔らかかったりしたら、大変であるが、適当に水を入れて焚いてみる。

 飯を炊くときは、柔らかくなってしまったらどうしようもないので、水を少なめに入れて、一度焚いてみる。固かったら水を足して程よい固さになるのを確認する。今日は一発で、少しお焦げの薫る程よい固さの飯が炊けた。さすが俺だ。だれもほめないので自分でほめる、

 そうこうしていると、オーナーがやって来て、あれ?もしかして私の分って入っている?と聞く。卵が9個しかないんだけど10人よねっていう。

 オーナーの分は考えていなかったが,卵は、余っていたのがたまたま9個だけだったのだが、卵は切って分けるから、ちゃんとありますよと言いその場を取り繕う。一人分くらいはどうにでもなるのがカレーライスだ。

 結局買い足して来た米3合を炊飯器で炊き、7.5号を10人で食べることになった。

 カレーの材料は、人参、タマネギ、ジャガイモ、豚肉、とトマトソース、カレー粉である。カレーの作り方はいたって普通。カレールーがないのでトマトソースとカレー粉で作るだけだ。

 面白いのが、みんな自分の出来る事は率先してやる。野菜切るのが得意な人は、切る。
いためるのが得意な人はいためる。自分の材料を持っている人は持ってくる。

 風呂に入る人は先に入る。実はこれも重要なのだ。ご飯が済ん風呂に入るととても込み合うので、先に風呂に入るのは、全員にとっていい事なのだ。

 誰も言われなくてもなんとなくみんなうまく動いてしまうのが面白い。

得意分野が済んだら、何処かに消える。そうすると誰かがまたやって来てごそごそとやる。

 スパイスのクミンを持っている人がいて、クミンを投入する。日本のカレー粉ひとかけらを持っている人もいて、それを投入する。味を見て、なんだか物足りないと思った人は、持っていたマンゴーを投入する。

 自分が味見したら薄くコクがないとおもったので、醤油と、コンソメスープを投入する。

 最後は少し煮込んで、とりあえず終了。
一応歓声

 妻は、肉が多すぎて入りきらなかった分を、オーナーが持っていたコチジャンでいためてなんだか作っている。

豚肉のコチジャンいため。これもなかなかうまい。

 カレーの付け合わせには、サボテンの醤油煮みたいなものも作っている。このサボテン。酸味があり、いためて、甘辛い醤油で味付けすると、うまい。これは、昨日適当に妻が習得していた。

 実は作るのにメチャ時間がかかっている。食べ始めたのは9時近かったのではないかと思う。立ちっぱなしだった妻は、椅子に絶対に座ると椅子の予約をしてしまった。

 ようやく乾杯して、食べるが、当たり前だが、ちゃんとカレーの味がした。

たくさん並ぶカレーライス
こうして、初めて自分発案のシェア飯を作ってみたのでした。
くまモンも仲間にいれてもらったから10人と1頭?
ちょっと疲れたけど、学生時代のキャンプみたいで楽しかった。いつも2人で作って2人で食べる。たまには、大勢の人と同じ釜の飯を食うのは悪くはない。


写真撮り忘れたので、これは前日の様子

コスメル島 5月30日〜6月1日
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2013年6月2日日曜日

イスラ・ムヘーレスでのダイビング

 カンクンに来る飛行機の機内から見た海はものすごく奇麗だった。その海に浮かぶ小さな島が見えた。
飛行機から見たイスラムヘーレス 

あの島に行きたいと即座に思った。実はその島の名前は知らなかったのだがイスラムヘーレスという島だった。

 イスラはスペイン語で島という意味。なので、イスラムとは何も関係ない。日本語に訳したら、ムヘーレス島なんだろうが、何だが変な名前に感じてしまう。

 カンクンからコレクティーボに乗り,プエルト・フアレスというところから船に乗る。
コレクティボには黄色と青い船体の立派な双胴船が描かれていて、この船に乗るんだなと
思っていたtら、やって来たのは緑の小さな船だった。


 船は2社あるようだ。帰りは立派な船に乗りたかったが、たしか片道70ペソ往復で130ペソだというチケット売り場のお姉さんの勢いに押されて、往復チケットを買ってしまったのでどうしようもない。

 
緑色が我々が乗った船。黄色いのに乗りたかった。


 イスラムヘーレスの奇麗な海をみたら潜らずにはいられないので、何件かダイビングショップに聞いてみた。最初の店レンタル込みで、68ドル、2軒目はレンタル込みで85ドル。両方とも、水中博物館という人間の彫刻をたくさん沈めてあるポイントに行くという。

 2軒目でビデオを見せてもらったが、海に沈むマネキンのようなアートの数は圧巻であるが、こんなのが海に沈んでいるとメチャ恐い。もしナイトダイブしたら間違いなく帰って来れないだろう。

博物館というポイント。恐い。
写真お借りしました。


 仕方ないので、別の店へ。K1の角田信朗似のおじさんが、島から少し離れた離れたポイントが奇麗で、魚もたくさんいるぞ真面目な顏をして言うので、その迫力にびびり、角田似のおじさんの店で潜ることにした。

 2人でボートチャータ、レンタル機材込みで、一人85ドル。クレジットカードで支払おうとしたら6%の手数料がかかるという。ドルからペソへのレートが悪い上に、手数料まで取るのかと凄んでみせたら、なぜか、クレジットカードの手数料はいらないからペソ建てで払ってと言われた。角田似も実は小心者だった。

 朝8時にショップへ行く。ショップの名前はカラルだったかな?スペイン語でカメという意味だそうだ。

 今日のガイドは、えーと名前忘れちゃったが、がたいのいいおっちゃんだ。手漕ぎボートに毛がはえたようなボートに乗り込み出発。
船着き場にはこんな小型ボートがたくさん


ダイビングボート 今日は貸切
移動しながらおっちゃんのブリーフィング。超スペイン語なまりの英語だが、分かりやすい。なぜなら簡単な単語だけだからだ。
ガイドのおっちゃん

 1本目、最大水深14m。流れがあるのでエントリー後一気にヘッドファーストで潜行する。嫁も付いて来たがBCのエアーが抜ききれていないので、キックをやめると浮き上ってしまう。ヘッドファーストなので、インフレータホースからエアーが抜けないのだ。


 仕方ないので、腰のバルブを私が引っぱりエアーを抜いてやると少し落ち着いた頃におっちゃんがやって来てウエイトを足したりしてりるけど、ウエイトはいらないぞ。。

 透明度がいいので、海の中が明るい。いくつかの根をまわって行く。透明度がいいので、魚はいないのではないかと思っていたが、黄色いヨスジフエダイのような魚(名前知らない)の群れがいる。それからまとまりのないバラクーダの群れ等その他いろんな魚が群れており、魚は多い。




ここはドロップオフではなく、白い砂地に大きな根が点在が点在しているその根にたくさんの魚がついている。



 このポイントは、カンクンと、島の中間より少し島よりのポイントで、海峡になっているので、流れがはやいようだ。





 流されながら、いくつかの根を見て回り、流れの下手のブイまで泳いで行き、終了。おっちゃんが上がるぞの合図して、中層でここで待ってろの合図。先におっちゃんが上がるのだが、この流れの中中層で待つのは大変。流されない様に必死にキック。
 普通ガイドが最後に上がるんじゃないの?

 2本目、ポイント名アトランティス、1本目より島に近寄ったポイント。最大水深10m程度まあ、1本目とあまりかわらないが、ここの方が、魚は少なめ。しかしながら、大きな根に伊勢エビがうじゃうじゃ。美味しそうだった。最後にウミガメ、(タイマイ)をみて、浮上。






コンク貝 裏 ピンク色が奇麗

コンク貝 表


 2本とも30分そこそこと水深が浅い割には短めのダイビングだったが、透明度がよく、明るく奇麗な水中散歩を楽しめた。水がきれいなだけだったら、バハマでもも同じ様に奇麗だったが、魚の多さは段違いだった。正直いって満足した。


カメ
ポイントの位置をみると、だいたい、近い位置にあるので、だいたい同じような感じであるということは想像できるので、イスラムヘーレスでのダイビングはこれで終了。

 空から見たあのバスクリンブルーの海に潜れただけで、十分満足した。

ダイビング日 5月13日

2013年5月31日金曜日

ベリーズ ブルーホールでダイビング

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 ベリーズ入国後、ベリーズシティーから水上タクシーに乗り、キーカーカーという島にやって来た。

 キー(Cay)というのは砂州のことを指す(別にしゃれているわけではない)ようで、平べったい砂で出来た島の上に、町が出来上がっている。


 ここには、舗装された道はなく、普通の車は走っていない。電動のゴルフカートとチャリが島の交通機関のようだが、旅行者が行く範囲では、歩きで十分だと思う。


 到着後、宿を決めなければならない。妻が客引きのおっちゃんに捕まり、結局おっちゃんの勧める宿を見てみる事にした。

 おっちゃんはカートに乗れという。カートに乗らなければならないくらい遠いところは嫌だぞと言ってみたが、カートに乗れという。

 カートはいくらかと尋ねると$2.5という。ここではUS$とBZ$の両方が使えるのでBZ$かと確認したら、なんだかうんというような曖昧な感じの答え。

 BZ$はUS$の半分なので、まあいいかと思い乗った。150mくらい走りあっという間に宿に着いた。遠いところは嫌だぞと言ったが、近すぎて$2.5でも高いだろと思っていたところ
一人2.5US$だから2人で10BZ$だと抜かしやがった。

 一人かどうか確認するのを忘れていたのは私の落ち度だが、BZ$と確認しただろと、激しく抵抗して、タクシーの運ちゃんと喧嘩になった。

 まあ喧嘩と言っても、大人なので節度ある喧嘩ではあるが、お前らの英語がなってないと言われるともうなんとも言えない。10BZ$払ってやった。

 紹介してもらった宿は、エアコンはなかったが、風が吹き抜け気持ちがよかった。値段は、60BZ$。安いのか高いのかよくわからない。ちなみにエアコン付きの部屋は空いていなかったが、110BZ$だそうだ。馬鹿高い。

 キーカーカーはベリーズバリアリーフの内側にあるので、風は強いが、海には殆ど波がない。海水浴にはぴったりなのだが、奇麗なビーチって物がない。

 砂州なので、島のまわり全部ビーチなのだが、すべて、桟橋やらホテルの施設等が立てられていて、しかも海藻が生えているので泳ぐのには適していない。

唯一島の北側の端っこにあるバーの近くが泳げそうな感じだ。

 このバーはロケーションがいいので何時行っても大勢のお客さんが、水につかりながら飲んでいる。バーは、ぼろ儲けだ。(笑)



 そのバーの向かい側には、別の島があり、その距離は30mくらい。ここは海峡になっており、流れが速いが、みんな泳いで対岸の島で泳いで渡っている。

 私はあまり泳ぎには自信がない。マスクとスノーケルとフィンの3点セットがあればいくらでも泳げるが、なにもないと、全然駄目だ。妻と一緒に泳ぐと、いつも負けてしまう(笑)

 さて、ここに来た目的は、ブルーホールである。さっそくダイビングショップを探す。

 フレンチーズというショップに聞いてみたら、ブルーホールには明後日行くそうだ
料金は450BZ$(ダイビング3本)だそうだ。高い!! 

 2軒目ベリーズダイビングサービスだったっけ?というところに聞いてみたら288US$だそうだ。US$とBZ$が入り交じると混乱してしまい、なんだ安いじゃないかと思ってしまったが、もっと高い。

 ここは、立派な船をもっており、設備はさっきの店よりよさそうではあるが、受付の兄ちゃんの態度が気に入らなかったため、却下した。

 3軒目は、明々後日に行くというので、残念ながらその日は帰るというと、フレンチーズに行けと言われた。

 で結局最初のフレンチーズに申し込んだ。
フレンチーズのボート トイレはない
前日の5時に、機材のフッティングをしに店にいった。

 BCとレギュレータを決めて、次にフィン。フィンをあわせてこれでいいというと、受付の兄ちゃんフィンは一つでいいかと真面目な顔をして聞く? はあ? 2組なのか、左右あわせて2つなのか分からないので、多めに、2ついるよというと、笑いながらもう一つ出して来た。単なるつまらないジョークのようだった。

 ウエットスーツは、また真面目な顔して、女性のワンピース水着みたいなウエットをもってきやがった。

 またジョークだ。しかたないから、これは日本ではコマネチっていうんだと教えてやったが、当たり前だが、受けなかった。

 こいつら、マジで人なめたような感じだ。明日ののガイドは大丈夫だろうか?ジョークで水の中でバルブ締めたりしたらぶっ殺すぞと言いたかったがやめといた。


 さて、集合時間は朝5:30で6時出発。2時間走り、1本目ブルーホールを潜る。2本目、3本目はアウターリーフのドロップオフを潜る。

 出発後、20分くらいは、ボートは揺れなかったが、リーフの外に出ると、かなりボートは揺れ、大きな波をこえるたびに、腰を椅子で強打したり、首がぎくってなったり、して忙しい。

 ポイントまで2時間寝て行こうと思っていた計画がもろくも崩れた。


 ブリーフィングは、黒い雪だるまのような感じのガイドが、丁寧に説明してくれたが、まあ1/3程度しか理解できていないが、だいたい、max深度40mで8分間して、ゆっくり浮上しながら魚を見ながら上がってきて25分のダイビングですよと言う感じだ。

昨日のふざけた感じはなく、至って真面目だ。これならバルブは閉められないだろう。



 エントリしてみたが、水は濁っており、ブルーホールはどちらかというとブルーというよりは深緑にような色だ。

 一斉に潜行して行くと30mくらいで水が冷たくなり、そこから壁がオーバーハングになっている。その中にはいると、鍾乳石の様に柱が天井から下がっており、その柱の間をクネクネと泳いで、外に出てからゆっくり浮上しながら魚を探す。最大深度の40m付近では何も魚はいない。ちなみにブルーホールの直径は300m、深さは130mくらいだそうだ。
30m付近からこんなのがbらぶら下がっている
浮上の途中は何度かガイドがサメだと教えてくれるが私の目には1回しか確認できず、そのままエギジット。

サメ

正直言って、つまんなかった

 2本目は、20分程走り、近くの島にシュノーケル隊をおろして、リーフエッジへ。
この辺りは、今までと違い水の色がすばらしいブルーだ。

 エントリーすると、ものすごく奇麗だ。ウオーと吠えてしまった。
 砂地にガーデンイールが元気ににょきにょき顏を出している。
めちゃ奇麗だったのだが、写真ではなかなか表せないのが悔しい

 少し泳ぎリーフのエッジを泳いでいく。よく聞こえなかったがこのリーフのボトムは120mくらいはあると言っていたような気がする。ウミウチワや、ソフトコーラルが元気そうにしているが、魚自体は少なめだ。時折、マダラトビエイがやってきたり、遠くにサメが見えたり、ヒカリモノ系の魚がまわって来たり、バラクーダが単独でボケーっとしていたりしているくらいだ。
暇そうなバラクーダ。ヤッパリ悪顔だ。
40分くらいリーフエッジを流して、リーフの中の砂地に戻ってくると、そこはコンク貝のパラダイスだった。もうコンク貝だらけ。

 コンク貝は、この辺りの名物らしく、夕飯にコンク貝のフライ等を食べたりしてて、まあ美味しかったし、貝殻はお土産用に加工し、たくさん売られている。
コンク貝
ここにある貝全部捕まえて持って帰ったらいいお金になりそうだった。
2本目、3本目は若いガイドに変わった。
3本目もおなじような感じでリーフエッジを流す。透明度は2本目のほうがよかった。
マダラトビエイ登場
唯一の小物
2本目と3本目の間は、ハーフムーンキーという島に上陸して昼食をとった。昼食はセルフメイドのサンドイッチ。野菜とハムと、チーズが用意されているので、パンに好きな分だけ挟んで食べるという感じ。

 それから、この島には、カツオ鳥のコロニーがあるのでそれを観に行く事が出来る。ガラパゴスで、カツオ鳥を見たが足が青いアオアシカツオ鳥だった。ここのは足が赤い赤足カツオ鳥(レッドフィンブービー)だ。

 展望台みたいなところがありそこに上がると、木の上にたくさんのカツオ鳥が羽を休ませていた。というか、まだ子供のようである。親が餌をもって来てくれるのを待っているのだろう、近くにもいたので、足下をみると当然だが足が赤い。

 これで、青足と赤足をみたことになり、結構満足した。

 往路は、風が向かい風だったので、かなりボートが揺れ,何度も腰を椅子に叩き付けられきつかったが,帰りは追い風なので、あまり揺れる事もなく快適に、帰って来た。

 まあ、ブルーホールは少し残念だったが、まあ有名ポイントは意外と期待はずれな物である。久しぶりに遠出のダイビングをしてそれなりに楽しめた。

 翌日は、サンペドロに移動する予定だったが、揺れるボートの中で2時間踏ん張っていたせいか全身が筋肉痛で動けなかったので、サンペドロに行く事を諦めて、キーカーカーにもう一泊することにした。

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2013年5月30日木曜日

ベリーズ入国


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 メキシコのカンクンの南には、ベリーズという小さな国がある。この国には、世界第2位の長さを誇るベ−ズバリアリーフがあるらしい。その中でもブルーホールというポイントがダイビングで有名だそうだ。

ブルーホール (写真お借りしました)

 そんな事を知ってしまうと、ダイバーとしていかない訳はいかない。さっそく、計画を立てた。

 我々はカンクンにいるので、カンクンからバスでいくことにした。ベリーズシティーまでの直行バスが1日1本10:15発でカンクンから出ていた。

 ハバナから帰って来た足でそのまま、ベリーズにいくことにしたが,問題はビザである。ピザではない。ベリーズは日本人がビザを取得しなければならない数少ない国の一つである。

実を言うと、我々はなんちゃて旅人なので、出入国はいつも空路だった。陸路での国境越えは初の体験である。さらにビザが必要な国も初めてなのである。


 ガイドブックによると、国境でのビザ取得は難しいので、事前に大使館でとるようにとある。

 しかし、我々が他の旅人から得た情報では、国境で、簡単に取れるということであった。


我々は、何度もだまされた経験より、ガイドブックより、旅人を信じ、国境でのVISA取得と、陸路国境越えという荒技に挑戦することにした。



 カンクンの日本人宿で休憩中に、旅のエキスパートから情報を収集する。実はその人達は、ビザは簡単に取れたが、少し時間がかかってしまい、バスにおいて行かれたそうだ。



 そうならない様に、コツを聞いておく、コツは簡単である。国境で並ぶ時に一番に並ぶことだ。一番に並べば、他の人が入国審査をしている間に、ビザを発行してもらえる。


 夜中、3:30,バスの運転手に叩き起こされた。寝ていた我々は、やはり出遅れてしまった。
しかしなんだかへんな感じだ。みんないくらか払っており、パスポートにははんこが押されていない。自分は一人25$を払うと、バスに戻ってよいと言われた。

 他の人に聞くと、単にメキシコの出国で出国税を払っていたのだった。

そこから、10分ほどいくと入国のイミグレーションがあった。また寝ぼけて、出遅れてしまったが、まあなんとか前の方の順番をキープできた。

 イミグレでビザはと聞かれ、ここで取りたいというと、用紙が渡された。
用紙は、入国カードとほぼおなじもので、5分くらいかけて書いたら、おなじバスのお客さんはほぼ入国を済ませてしまった。


ビザが必要なのは我々だけのようだった。



ヤバい!! バスに置いて行かれるかもしれない。


 係のおっちゃんに用紙を渡すと、問題ないから、10分で発行するという。バスが待ってくれる事を祈る。


 1分後おっちゃんが出て来て、ビザは発行できないという。
えーなんで?と聞くと、ビザのステッカーの在庫がないというのだΣ( ̄□ ̄;)

昨日団体がきてなくなっちゃっただと。一人分なら発行できるぞと言う。

妻を残して俺だけ入国しようとしたが、妻に却下された。

おっちゃんは、8時になれば、だれかがもってくるのでそれまで待てという。

バスには、おっちゃんが先に行けと行ってくると言ってどっか消えて行った。

 我々の作戦は完璧だったのに、ビザ用紙の在庫がないという予想外の事実に我々の計画は失敗に終わった。

 8時になっておっちゃんにまだ?って聞きにいくと、まだ7:15だという。ベリーズとメキシコの時差が1時間あって、ベリーズが1時間遅いんだと 知らなかった....



 それから1時間また経って、おっちゃんの事務所をのぞくと、おっちゃんは既におらず別の人にいる。

 とりあえずパスポートと用紙をもって行くと、ちょっと待ってろと言われた。

5分くらいして名前を呼ばれ、中に入ると、150ドル出せという。朝のおっちゃんは200ドルと言っていたが、安くなったので、ここは突っ込まないでおいた。

 名前を確認され、何日滞在するのかと、目的と、何処の街にいくのかを聞かれた。
そしてなぜか?アメリカのビザはないのかと言い出した?


アメリカはETASだと答えると、なんだそれはという。なんだと言われても困るのでインターネットで取ったと答えたが??と言う顏をするので、エレクトリカルビザだと言い換えたら、そうかといって納得していた。

何故アメリカのビザが必要なのか訳が分からない。

 最後に津波は大丈夫だったかと聞かれ、家は津波から遠かったから大丈夫だったと答えて、終了。
visa


 無事入国を済ませたが、当然バスは行ってしまっており、仕方ないので、タクシーでバスターミナルまで行き、ローカルバスで、べリーズシティーへ向かった。
コロザルからベリーズシティーへむかうおんぼろバス

バスの車内


バスの車内。カメラを向けるといとりの若い女子がキャーといって、シーの後ろに隠れた。
メキシコからの直通バスは奇麗なバスだったのに、ベリーズのバスは超おんぼろ。しかも各駅停車というか、どこららでも乗れるという素晴らしいシステムのバスだった。

 タクシー代と、バス代しめて38ベリーズドル返せー

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2013年5月29日水曜日

キューバの通貨CUCとCUP


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キューバには、主として外国人が使う兌換ペソ(CUC)と、主として国民が使う人民ペソ(CUP)がある。

 我々が両替できるのは、CUCのほうだ。1CUC=1US$で固定されているので、1US$として考えると良い。しかしながらUS$から換金すると10%手数料をとられるのでややこしくなる。




 ガイドブックにはたしか、日本円の両替えはできないとあったが、ちゃんとできた。レートはUS$とおなじ。ただし10%の手数料はつかないので、円から換えた方が得だ。
※私が替えたのは、ハバナとトリニーダの両替所。他の所ではできないかもしれない。

 最初はメキシコペソから換えていたが、ざっと計算すると1CUC=120円くらいの計算となるが、円からだと106円程度なので、円から替えた方が得である。

 まあ、ATMで下ろす方がもう少し徳かもしれなかったが、キューバが信用できなかったので、カードは一切使わなかった。

 人民ペソとCUCのレートは固定で、1CUC=24CUPである。街の人民カフェでのコーヒーは1CUP,フレッシュなジュースは、2CUP、ハンバーガーは10CUP位だ。
 
 我々はカフェの闇両替えみたいなところで5CUCをCUPに替えてもらい、

人民カフェで人民コーヒーと人民ジュースを飲んでみた。コーヒーはまずかった。
人民カフェ。椅子はなくみんな立って飲み食いしている。右下がジュースとミルク入りコーヒー

ジュースは、マンゴージュースみたいなものが出て来て、これはまあ飲めた。

もう一軒ではパイナップルジュースに何かを混ぜたような物で、まずくはなかった。

もう一軒では人民コーラ。炭酸が抜けていてまずかった。


ハンバーガーにも挑戦。しかし、何の肉を使っているのか、一応全部食べたが、なんだか気持ち悪く、食べ終わって、身震いしてしまった。

 CUCは、クックと呼ぶ、クック、クックというと我々の世代では青い鳥だ。青い鳥は幸せを呼んでくる。幸せが欲しかったらCUCを使わなければならない。

 街の奇麗なレストランでは、すべてCUC払いである。だいたい一皿5〜20CUC、ビールは2CUC程度だったと記憶する。
レストランではこんな焼き鳥も食べられる。これで12CUC.
しかし、目の前で焼いてくれたにしては、冷たかった。

 CUCは青い鳥なので、我々からクック、クックと言いながら、ドンドン飛び立って行き、私の胸にはとどまってはくれないのだ。


 ということであっという間に当初替えたお金を使い切ってしまい、何度も両替え所に足を運ぶはめになった。


一方人民ペソは、なかなか私のもとから飛び立ってくれない。まあ飛び立っても幸せは運んで来てはくれないのだが。

今、私の手元には63CUPが残っている。コーヒー63杯分だが、時既に遅し、もうコーヒーには変わらない。
余った人民ペソ

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