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2013年2月22日金曜日

2月7日 グレイドル山


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 2月7日 木曜日
  今日はクレドール山に向かう。昨日同室だったフランス人のアレックスが車に乗せてってくれと言うのでOKしたが、アレックスは今日の夜の宿代を払ってしまっており、今日中にロンセストンまで帰ってこなければいけないが、帰りのバスがないので、結局一緒には行かないことになった。

  しょうこさんと別れて、アレックスをカタラクト渓谷まで送りColesで食料を買い込み出発。

  途中でチーズ工場があるのでそこにより、今夜のつまみにチーズを購入したが、特別に寄るような店ではなかった。この後、Trouuna wild life parkという動物園に立ち寄る。

  メインロードから折れ、ダートを道をしばらく行った所に動物園はあったが、人気がない。入場口にも人がおらずどうしようと思っていたら、人が奥から出て来て、対応してくれた。入場料20ドルだった。こんな動物園に20ドルも払ってと思いつつはいった。


  おそらく探偵ナイトスクープの桂小枝のパラダイスみたいものじゃないかと思っていたが、半分あたっていた。動物園の檻は半分朽ちかけており、何処に動物がいるのかさっぱりわからない。しかしながら、よく見ると、ウオンバットや、タスマニアンデビル、コアラ等がいるが、寝ているので全く動かない。少し飽きて、40分くらいで帰ろうかなと思ったが、1時から何か説明があると思って待っていた。

 1時になったら係員がウオンバットの赤ちゃんをつれて来た。集まった客は14〜5人。一人一人に抱かせてくれた。何と自分が一番だった。ウオンバットの毛は少し眺めで固かった。彼のお尻はとても固く、叩くとコンコンといい音がしている。おそらく外敵から身を守る手段だろう。ウオンバットはいつも寝ていて抱かれながらでも寝ていたが、係員が地面におろすと、走って係員の後をつける姿はとてもかわいらしかった。
ウオンバット 抱かれて気持ち良さそうに眠っている。

次にタスマニアンデビルの説明があった。つれてこられたのも3ヶ月くらいの赤ちゃんだった。タスマニアンデビルは、ツキノワグマみたいな白いマークがあるが、この子はお尻にも白いマークがある。それは、3ヶ月までのマークというようなことを説明していた。他にもいろいろ説明してくれたが、よくわからなかった。
寝ている姿は可愛らしいが。。。

  その後は、タスマニアンデビルの餌付けをみせてくれた。しっぽ付きのカンガルー(ワラビー?)の肉を檻の中にに持ち込むと、6匹のデビルが凄い勢いで、走ってやって来て餌にかじりつく。走ってくる姿はかわいらしいが、肉を食べる姿は凄い。ザッ肉食獣という感じだ。でも、6頭すべてが餌に食らいつけるわけではなく、1頭だけなかなか食べるスペースを与えられず、みんなの後ろをうろうろしている。何処にでも溢れるやつはいる。
肉に食らいつく姿はやっぱり肉食
まだスペースがあるしっぽを食べようとすると、係員に起こられ、他のところに行くと他のタスマニアンデビルにあっち行けをされてている。最後係員がしっぽを放すと、一番大きなデビルが肉を加えて走り去って行き、他のデビルがそれを追いかけるが、さっき餌にありつけなかったやつはやっぱり出遅れ、仕方なしにみんなが落とした餌を探していて、すこしかわいそうであった。

 他に、フクロウや大きな鷲、オーム、カワセミ、ワラビーや小さなワラビー等の動物が飼われており、本当にパラダイスだったけど、説明も聞けたといいことで、大満足して、動物園を後にした。

 クレドル山までは60数キロ、妻に運転してもらう。ようやくビジターセンターに到着し、ナショナルパークの入園料を払い、バックパッカーの場所をたずねた。

バックパッカーズは、ビジターセンターの近くにあった。一人32ドル。高い!!
部屋に荷物を置き、トレッキングコースを散策に出る。とりあえず一番奥の湖まで行く、そうここは、湖に映る険しい山が有名である。湖につくと、今日は少し波が立っているので、映っていなかった。残念。しかしながらその風景は素晴らしかった。
クレイドル山 阿蘇の根子岳、高岳を思いだした。
湖周辺のウオークは明日することにして、他の短いコースを歩いてみたが、短すぎてつまんなかった。
Pademelon
宿に帰り食事の準備をしようとしたら、大勢の中国人が大量に食事を作っている。とても美味しそうだった。鍋がないのでこれを使っていいかと尋ねたら、大量に料理はあるので、一緒に食べないかと誘われた。初めてのことでびっくりしたが、ごちそうになることにした。英語で会話はするが、とりあえず、これから何処行くとか、いままで何処行って来たとかの話で、とりあえずその場をしのいだが、本当に親切な人達で、ワインもごちそうになり、オーストラリアに来て一番楽しい食事だった。

 頂いた赤ワインは美味しかった。自分たちも前日に買ったワインを出したが、なんと、同じラベルが張ってあり、どうやら同じワイナリーで購入したみたい。私たちが買ったワインは、デザートワインで甘過ぎて中国人には不評だった。というか自分たちににも甘すぎた。



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2013年2月21日木曜日

2月5日 ビジェノ〜ロンセストン


2月5日
  今日は、コールスベイのほうに行きフレシネ国立公園で、ワイングラスベイを見てから、ロスという町で、ジブリ映画「魔女の宅急便」のkikiが勤めていたと言われるパン屋さんに寄ってロンセストンの町まで行く予定とした。
  しょうこさんも今日ロンセストンに行く予定だったので、一緒に行くことになった。

  フレシネ国立公園のパーキングから、ワイングラスベイまでは、約1時間、往復2時間の距離だった。3人でダイビングの話をしながら、歩くと、ルックアウトまではすぐだった。


 ルックアウトからみるワイングラスベイは、素晴らしく奇麗に見えた。ロックアウトからワイングラスベイまで下り、海岸で少し遊んだが、海は海藻が多く、少し磯の匂いがした。帰ろうとすると、ワラビーがこっち見ている。手を差し伸べると寄ってくる。
  ほんとうにかわいい。特に小さな手がかわいい。ほんの少しだが、触ってみたが、毛が柔らかくて、気持ちいい。野生のワラビーを触れるとは思わなかった。

  帰りは一気に急な坂道を上り、駐車場までもどるとまた、ワラビーがいた。また、手を出すと、寄って来てもう触り放題だ。おそらく観光に来た人が餌をやるんだろう、人に慣れているようだった。
  外国人の夫婦が葡萄を与えると必死に食べる、両手に葡萄を持って食べる姿がまた愛らしい。葡萄を食べてしまうとまた、おねだりして、これがまた可愛らしい。

 そんなこんなでしばらくワラビーウオッチングをしたあと、ロスの町を目指した。

 ロスの町までは道は日本の道とかわらないが、延々と羊の牧場がつづく。
 ロスの町は小さく、パン屋はすぐに見つかった。自分のイメージとあまりにも違うので、違うかなと思ったが、本物だった。おばちゃんに言って、釜をみせてもらう。そういうお客が多いのだろう。快く見せてくれた。この釜もう100年以上使われているそうだが、まあ古いということはわかった。

  パイを3つとコーヒー3杯で2100円位。高く感じるが、パイが大きいので、十分だった。なかなかの美味であった。食べていると、日本人のカップルがやって来た。

  このパン屋さんのレシートには、「kikiの友達3人」と書いてあった。なかなかおばちゃんしゃれている。

  ロンセストンの町について、早速宿探し。歩き方に載っていた宿に行くと、部屋はあるんだけど、掃除していないから駄目と変な理由で断られ次の宿に。次の宿は、BATMAN FL INN というところで見た目は奇麗なホテルだったが、部屋の床が傾いており、部屋にいると平衡感覚が狂い、なんだか落ち着かない。

  今日は、しょうこさんと我々2人合計3人で4人部屋へ泊まったが、狭かった。





2013年2月20日水曜日

2月6日 ロンセストン


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2月6日 月曜日
  今日は、ロンセストンのカタラクト渓谷を見て、タマバレーのワイナリー巡りをしたあとに、クレイドル山にいこうと考えていたが、山まで行く時間がなさそうなので、山は明日にして、今日はワイナリー巡りまでとしてロンセストンにもう一泊することにした。昨日ビジェノから一緒に来たしょうこさんも一緒に来ることになった。


  カタラクト渓谷に行くときは道に迷ったが、ルックアウトを見つけ、ロンセストンの町並みを見る。ククククッと言う感じのへんな鳴き声の鳥がいる。これは、ククバラと言う名前の鳥で、日本名はワライカワセミというらしい。カワセミの大きなやつだ鳩よりは大きい。色は白と茶色で日本のカワセミのように派手ではないが、面白い顏をしている。
ククバラという名前はしょうこサンから教えてもらった。しょうこさんはワーホリでケアンズで働いたことがあるそうで、いろいろ詳しいので教えてもらう。大きなカワセミは飛ぶのは苦手なのかゆっくりと飛び立ち、どこかに飛んで行ってしまったが、飛ぶスピードが異常に遅い。鳴き声だけでなく、仕草も面白く、面白い鳥だった。
ククバラ







 カタラクト渓谷に到着し、渓谷を見てまわるが、大きな公園になっており、プールまであるが、水は薄茶色であり、あまり奇麗な感じではない。支柱の間隔が世界一長いリフトがあるが、行き12ドル、帰り15ドルもするので乗らない。
カタラクト渓谷
カタラクト渓谷
カタラクト渓谷
  2時間程見て回りタマバレーのワイナリー巡りをすることにした。何処のワイナリーがよいか場所がわからないので、exeterという町のインフォメーションでマップとおすすめを聞いてまわった、この辺りの風景一面羊や、ウシ、馬の牧場が延々つづいているがワイナリールートでは葡萄の畑が所々に見え、畑のあるところにワイナリーがある。
  途中でラベンダー畑があるということで、そちらにむかい、ラベンダー製品のお店で買い物をした。ラベンダー自体は、終わっていたが、車を降りるとラベンダーの自然の香りが一杯して、なんだがいやされる。12ドルでラベンダーのオイルを購入した。

  その後その先のワイナリーに行ってみる。道を外れダートを進むと、葡萄畑のなかに小さなお店が見えて来た。仲には女性のソムリエがいて、どんなのが好きかとたずねられ、とりあえずドライというと、元もドライなものを飲ませてくれた。ドライすぎるなといいながら、だんだん甘めにしてもらい、最後赤ワインもテイスティングさせてくれた。私は、2番目のものが、フルーティーで美味しいと思ったが、嫁は1軒目では買わないというので、そのまま、次の店に行った。

ワイナリーでテイスティング

次の店も、ちいいさいがおしゃれな感じのつくりだった。2種類飲ませてもらったが、もう少し甘いのをというと、別のワイナリーを教えてくれた。
青い太陽の下で多分葡萄もよく育つのだろう

  最後に行ったワイナリーは、ロンセストンの町に近いところにあった。ここの店は、少し大きく、女性のきれいなソムリエがいた。甘いのをいうと本当に甘いものをだしてくれジュース見たいと思いながら、それを購入した。少し小振りの瓶で20ドルだった。
ここでワインを購入
 あとでわかったけど、これは、デザート用の甘いワインでちょっと特殊なものだった。

ロンセストンの宿に帰り着き、食事をすませ、部屋に戻ると、あたらし客がベッドメイキングをしていた。彼はアレックスというフランス人で、ファームで仕事をしていたが、2日前腰を痛めたようで、かなり痛そうにしていた。

 スーパーなないかと聞かれたんで、その腰では大変だろうとおもい我々の車で送ってあげた。
 我々は、しょうこさんに南十字星を教えてもらうために、暗闇を求めて、海辺のほうにいった。適当に脇道にそれるとあたりは真っ暗で、小さいワラビーが驚き逃げ回っていた。
適当なところで車を止め空を見上げると、町の明かりはあるもののよく見えた。
 しょうこさんは、フィジーでのダイビングガイドの経験があるそうで、南十字星と、偽南十字星を教えてもらった。
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2013年2月19日火曜日

2月4日 タスマニア ビジェノ


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2月4日 月曜日

 11時5分発のパース行きの便はなんと10時50分には動き出した。さすがジェットスターだ。少しでも効率よく運行させるためなんだろうと思ったら滑走路で待機して、結局定刻に飛んだ。朝3時半シドニー空港に到着したが、あたりは、明るい、シドニーとパースの時差は3時間あり、シドニー時間は午前6時半だった。今日の夜はいつもより3時間短かった。

 定刻より若干早く到着したため、8時初のホバート行きへの乗り継ぎも余裕でできた。
ホバート行きの便も順調に飛行し、定刻より早く、ホバートに到着した。ホバートは、寒かった。両方のフライトの期間中はほぼ目をつぶっており、何度も起きたが、大半は寝ていたが、あんまり実感はない。正直言って寝不足だ。


 レンタカーを借りて、いよいよ出発だ。レンタカーは今回はAVISというところで借りた。車種はヒュンダイのi20という車だ。乗り込むと気のせいか、かすかにキムチの香りがする。気のせいかなと思ったが、妻も同じだった。

 先ずはホバートまで行き、スーパーで8日間の食料を買い込むが、何処にスーパーがあるのかわからないので適当には走っていたらcolesというスーパーがあったのでそこで買い物。この近くには食堂もあるので、中華系の食堂で、ナシゴレンとトムヤムクンの麺を食べて出発。自分が何処にいるのかもわからないが、妻が通りの名前と地図をにらめっこして、だいたいの位置がわかった。いつもは妻は方向音痴なのだが、土壇場になると、底力を発揮するのには感心した。






 今日はビチェノ(BICHENO)という町まで行く。だいたい200kmの予定。途中TRIABUUNAという町のインフォメーションセンターでBICHENOのマップと宿情報を手に入れる。バックパッカーもあるあことがわかり一安心。そして、郵便局に行き、元の会社に特許の譲渡書のサインをした書類を送った。2/5までに出さなければならなかったが、パースで土日にかかってしまい、郵便局が閉まっていて出せずイライラしてたのだが、ようやく出せてほっとした。以前にパースからはがきを出したが10日以上かかったので、速達で出したが、14ドルもかかった。着払いで出したかったが駄目といわれてしまい、費用は出してもらえるのか心配である。到着は5日後の2/8になるということだった。

途中でブルーベリー農家に立寄り、ケーキを食べてみた。
ビチェノの町には5時半頃到着した。バックパッカーはすぐに見つかり、チェックインした。4人部屋だったが我々2人だけであり、部屋は広く、奇麗で、台所もきれいだった。
宿の周りではワラビーが走り回っていた。
一人の女性が、台所で料理をしていたが、その人は日本人だった。今日はダイビングをして来たといっており、その話に我々は食いついた。リーフシードラゴンを見て来たということで写真を見せてもらった。でも水温は16℃で7mmのウエットスーツだそうだが、寒そうだ。我々は寒いのはいやなので、ダイビングはしないことにしていたが、写真をみせて貰うと、ダイビングがしたくなって来た。


 しょうこさんというその女性は、ダイビングのイントラで、都内のショップや、フィジーでのガイドの経験があるそうで、いろいろダイビングの話で盛り上がった。
 ビジェのの町では、夜になるとペンギンが海から帰ってくるそうで、それを見たかったがツアーは閉め切られていた。宿のおばちゃんに聞くと、9時以降海岸に行けば何処でもみれるというので、妻と見に行くことにした。


 タスマニアの夜は長く、9時頃まで明るい。100円ショップで買ったLEDライトを持ち海岸線を歩く、海岸線は岩場で激しく波が打ちつけている、歩道にはペンキで印がつけてあるのでそれを目印に歩く。草むらのなかからガサガサと音がするのでLEDライトをテラスと、1羽のペンギンがおろおろと逃げいくのが見えた。


 しばらく歩いたが、場所が分からなくなってしまい、普通の道に戻って来た。そうすると1組老夫婦がいたので、場所を教えてもらった。
 老夫婦はペンギンが見たいかと聞くのでYESと答えると、そこにいるよと教えてくれた。


 ほんと目の前の、工場の冷蔵庫みたいな四角い箱の下から複数のペンギンが出て来て、うろうろしている。道に座って、見ていると、ペンギンはこちらによちよち歩いてきて、本当にかわいらしかった。
ヨタヨタと歩く姿がかわいいペンギン

 野生のペンギンをこのようにして見れるとは思っていなかったので、数はすくなかったが大満足だった。

 宿に帰りツアーに参加したしょうこサンに聞いたら、ペンギンに足を踏まれて幸せだったそうだ。

 たくさん見たいならツアーに参加した方がよいみたい。
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2013年2月18日月曜日

2月3日 パース〜最後の日









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2月3日 日曜日
 今日はパースを離れる日だ。フライトは夜の11時なので、宿のチェックアウトをしてから、荷物を預かってもらい、とりあえず、街に向かう。途中で、妻がフレマントルというところに土日のマーケットがあるので行ってみようというので、電車に乗ってフレマントルに向かおうとしたが、切符の買い方がわからない。
 
 普通は、路線図があって目的駅の料金が書いてあるのだが、そういった料金表はないので、地球の歩き方をiPhoneに入れてあったので、それで必死に調べると、料金はゾーン制となっており、フレマントルはゾーン2ということになっているらしい。しかし、この何処までがどのゾーンなのかを表す物が見つからなく不親切だ。20分くらい迷って、駅員に聞いて、ようやく、4ドルの切符を買って電車に乗った。


 フレマントルまでは、25分で到着。どっちの方向かわからないが、皆が歩いている方向に行くと、マーケットに到着した。 

フレマントルのマーケット

 マーケットでは、いろんな物が売っているがまあ何処のマーケットでも同じような物だけど。マーケットは、雑貨と生鮮食料品の2つに大きく分かれていた。人が多く、観光客もたくさんいたようだ。喉が渇いたので、フルーツティーのような物を飲んだら、紅茶に生のイチゴが入っていた。これはこれでなかなかよい。

石けん屋さん

果物屋さん

トマト

 市場の中央で突然音楽が鳴りだした。音楽はカンナムスタイルだ。音楽に合わせて、10数人が踊っている。市場の人達は、商売をしている人達も商売そっちのけで、のりのりで見学している。みんな楽しそうだ。これも日本だったらあり得ない光景だろうなと思いながら自分も見ていた。



カンナムスタイルで大盛り上がり

マーケットのお姉さんも仕事そっちのけでお立ち台の上からカンナムスタイルの見学。

 特に買う物もないので、市場をでて、隣のフードコートで、昼食をとる。香港のヌードルと、中華の点心を2点食べる。特に点心はおいしかった。



 しばらくフレマントルの街を見学してみたが、市場以外は特に見るところもなくそのままパースに戻った。

 パースの町中でインターネットをするが、鳩がうろついて邪魔なのと、電波が悪くSKYPEが途中で切れてしまうので、場所を移動して、大きなインフォメーションのところに行くとなんと、昨日一緒に飲んだゆうさんがいた。

 ここのWifiの電波は強く、SKYPEも問題なくでき、世界一周航空券の確認をすることが出来て一安心した。

 夜11時のフライトには時間は早いけど、5時52分の37番のバスで空港にむかう。空港までは40分、4ドルだった。シャトルバスを使えば宿まで迎えに来てくれるが、一人15ドルなので、ここは節約した。37番のバスは混んでいて、空港に行く人も結構乗っており、荷物を置くスペースがないので、結構辛かった。

 今夜は、出発後初めての機中泊となるが、よく寝れるかどうかが心配だ。


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2013年2月17日日曜日

2月1日〜2日 パース休息日


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2月1日 金曜日
 今日は、休息日で、今後の予定を立てる日にする。先ずはレンタカーを返さなければならないので。9時に宿をでて、HERTZレンタカーに行った。オフィスには日本人2人が、車を借りようとしていて、保険料の説明を受けているが、保険料の高さに驚き、どうしようかと戸惑っている様子は、我々と全く同じで笑えた。


 電話ボックスのみたいなインフォメーションのところでインターネットをするが、すぐに接続が切れてしまい、全く使い物にならない。どこかいい場所がないかインフォメーションに聞いてみると、図書館に行けと言われた。それから、バスの時刻表をもらいにトランスファーインフォメーションというところに行き、時刻表を貰った。空港までの路線バスを聞くと、一人4ドルで40分程と言うことだったので、路線バスで、空港まで行くことにする。宿まで迎えにくるシャトルバスだと15ドルなので、一人11ドルの節約だ。


 図書館はインフォメーションのすぐ近くにあり、そこで、Wifiをつなぐ。どうやら1日3時間しか接続できないようだが、ここのWifiは早く、快適だ。タスマニアでのレンタカーの予約を済ませる。同じHERTZにしようとしたが、パースで借りた物と同じ条件なのに、一日2000円以上も高いので、avisというレンタカーにした。他に、宿等の手配もしたかったが、まだどう回るかきめてないので、現地で考えることにする。

 一旦宿に戻ったが、妻が、キングスパークからの夜景が見たい等とほざくので、三脚を担いで、キングスパークまでむかった。キングスパークまでは無料バスがあるのだが、最終が6時30分程度で間に合わなくなってしまい、無料のブルーキャットというバスで、麓まで行き、階段を歩いて上ったが、かなりきつかった。この階段は地元の人達のトレーニングの場所となっているようで、おしゃれなトレーニングウエアを着た人達が走って上り下りをしていた。我々は、階段を上がりきった頃にはすっかり息が上がってしまった。

 公園にはたくさんの人が夜景を楽しんでいた。三脚をつけたカメラを構えている人も何人かいる。公園は乾いた風邪が吹きとても涼しく過ごしやすい、芝生に寝転がれば、そのまま寝てしまいそうだ。この公演から見る夜景は、パースの高層ビル群を望むもの。今日は金曜日だが、ビルの窓はたくさんの明かりがついており、パースの人々はなかなかの働き者だなんて思った。

 帰りはバスは動いていないと思い、1時間かけて宿まで歩いて戻ったが、まだブルーキャットバスが動いていると言うことを宿の近くになって気がついてしまった。

2月2日 土曜日
 今日の予定はない。これから行くタスマニアの予定を立てるのが予定だ。宿で、地図を広げて、どういうルートにするかを考えていると、妻が、突然日本語で他の人と話始めたので驚いてみると、昨日から自分の目の前でiPadminをいじっていた女性は実は日本人だったのだ。地球の歩き方を持っていたから日本人と判明したのだが、聞くと、先週までタスマニアにいたそうで、早速、いろいろと教えてもらった。自分はネットが接続されていないが、その人は使えてるみたいなので、レセプションのマネージャに聞いてみたら、別のパスワード教えてくれた。なんと、ネットワークの名前が変わっていて、繋がらないわけだ。

 一度繋がると、快適だったが、お昼になりお腹が空いたので、街まで出た。フードコートでカレーと、巻き寿司のお昼をとり、図書館へ向かう。目的は、前の会社の特許の譲渡書のサインをするために、メールで送られて来た譲渡書をプリントアウトするためだ。

 図書館では20セントでプリントアウトをやってくれるが、どうやってプリントアウトするのかわからなかったが、図書館のおじさんが親切に教えてくれた。図書館でしばらくいろいろ調べものや、Facebookやいろんな人から来たメール等の返事をしたりして、ようやく、ブログのアップデートを行ったのだが、写真をuploadするのまではできるのだが、その写真を、ブログに貼付けようとすると、認められないみたいなメッセージが出てきて、写真のupができなかった。

 ネットもあっちのネットはこれができるけど、あれができなくて、こっちのネットがあれはできるけどそれは出来なくてみたいな感じで、本当に使いにくい、もっとどうにかならない物だろうか。

 図書館を後にして、特許の譲渡書を送付するために郵便局に行くが、なんと土曜日なので、郵便局は休みだ。文房具屋とかねている郵便局に行ったが、やっぱり閉まっている。
郵便局は土日が休みのようだ。結局書類は送れずじまいで、月曜日にホバートから出すことにした。

 宿に帰り、夕食を済ませネットをつなぐと、凄く快調でブログの写真のアップロードもじゃんじゃんできる。このまま貯まっていたブログの更新を一気にやってしまいたかったが、今日はフィリピンの学校で一緒だったユウさんと飲みに行くことになっているので、17:40に宿を出て待ち合わせ場所に行く。

 今日は夜の繁華街のほうで飲んでみようと思い、そっちの方面へとむかい、ここはと思う店に入ろうとしたが、店に入る時にはIDの提示が必要で、サンダル短パンでは入れてくれない。仕方なしに、一度着替えとパスポートを取りに戻る。

 土曜の夜なので、パースについた日のようにクラブはめちゃ盛り上がるのかなと思っていたら、そんなことはなく、人は少なかった。

 一軒のpubでビールを飲む。サーバーから次がれたビールは、うまかった。多分オーストラリアに来て一番うまかったと思う。

 また場所を変えて、もう一杯飲んで、3人で、いろんな話をした。彼は、パースで仕事を探し、出来れば移住したいと考えているらしい。移住するには、まあーオーストラリア人の彼女をみつけ結婚するのが一番良さそうだなと言う話にはなったが、日本人の男に白人女性のカップルはなかなか難しそうだ。ここは、オーストラリア生まれのアジア系の女性を狙うのがよさそうだななんて冗談とも本当ともつかぬ話をしながら、夜も更けていった。

彼には、この地でがんばって自分の目標を貫いてもらいたいと思った。


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2013年2月16日土曜日

1月31日 パース


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1月31日 木曜日
 朝起きて昨日の続きのネット作業を行う。ところが9時過ぎに突然繋がらなくなった。部屋の外にPCを持って出ると、大きなおじさんが、ネットは今not workingだと言う。何故かわからないが動いていないみたい。いつ復旧するのかと尋ねたが、1時間半くらいしてからかなという答え。必要なのかと聞かれ、今日は、そんなに必要ないけど、明日は絶対必要なんだと伝えて、外出することにした。明日からは、今後の予定を立てなければならないので、絶対に必要なんけど、すぐに復旧するとは思えない。

 とりあえず、宿のパンフをみてたら、水族館のパンフがあり、水族館に行くことにした。

 水族館までは、約30分、ナビに道案内させて、到着。なんだか、止まっている車も少なく、寂しいところだ。中に入ると入場7ドルと書いてあり、思いのほか安い。早速チケットを買おうとすると、おばちゃんが、アクアリウムとミュージアムどっちにすると聞かれ、アクアリウムと答えると、おばちゃん地図を持って来て、水族館の場所を教えてくれた。

 実はここは博物館だったのだ。教えてもらった道を進むと大きな駐車場があり、たくさんの車が止まっていた、空きを探すのが大変だ。さぞかし水族館は混んでいるのかと思いきやそうでもなかった。案の定入場料は一人29ドルもした。中に入ると、小さな水槽がいくつも有り、その中に魚が飼われていた。中でもジョーフィッシュの大きなやつ。自分の巣穴から砂を口でくわえて、外に吐き出す姿は面白い。その他に、いろんな小さな魚を見て回り、最後に大水槽へと向かう。大水槽に行く途中ではリーフシードラゴンの展示がある。これは海藻の葉に似せてギタイする、タツノオトシゴみたいなものでゆっくり、ゆっくりと泳いでいた。その姿はまるで、海藻のようである。この魚は、ダイビング雑誌や図鑑等では見たことは有るが、実物は初めてみた。
リーフシードラゴン 一度はダイビングで見てみたい。
地下の大水槽は、大きな水槽の下に歩道が作ってあり、水の中にいるような作りになっている。水槽の周りは歩かなくてもいい様にベルトコンベヤが回っている。水槽の中には大きなサメや、大きなウシエイをはじめ、普通のアジ等の魚が泳いでいる。ウシエイは、よく頭上をおよいでおり、エイの裏側が見えるが、この裏の顏が面白い顏をしている。
 まあ魚はどんな水族館でも同じであるが、何度見ても面白い。ここの水族館の大水槽は、日本の物と比べても、大きさ的には遜色はないが、魚の種類は少ないような感じがした。
大水槽。 動く歩道になっている。
入場料は29ドル、日本の水族館も2000円〜3000円はするが、日本の水族館はこれにイルカやアシカ、ラッコ、クジラ、マナティー、やセイウチのどれかがいたりして、イルカやアシカのショーなんかが行われているが、そういった物はないのでその分、ちょっと高いと思った。

 水族館を出ると、ショップがたくさんあったので、のぞいてみる。ショップの奥にはフードコートや、レストランがあり、また、その対面にはビーチがあり、大勢の人達がビーチで泳ぎ、レストランで食事をしたりショッピングをしたりしていた。朝駐車場に止まっていた車の人達は、ここの客だったのだ。perthに来てから、人が大勢いるところをあまり見たことがなく、初めて、にぎわいを見た。私たちもここで、ケバブとポテトとジュースのセット16ドルを買い、二人で分けて食べた。ショアしてもお腹いっぱいになった。
ビーチは子供達で大にぎわい
水族館をでて、南方面にドライブしようと思ったが、特に当てもなくだらだらと南下する。一般道を通ったため、時間がかかる。なんと言う町が忘れてしまったが、ビーチに出たので、しばらく散歩してみる。ここでも、地元の人達が、海で大勢遊んでいた。海は穏やかで、特に、日本の海水浴場にあるようなネット等もなく、みんな思い思いに海を楽しんでいるようだった。
 こういった自然のなかで自由に(といってもルールはあるようだけど)楽しむということが本当にうらやましいと思った。

 今日は、フィリピンの語学学校で一緒だったユウさんがperthで仕事を見つけているということなので、晩ご飯を一緒にすることになっており、6時には彼が泊まっている宿まで行かなければならいので、速攻でperthに戻った。

 彼が泊まっている宿に行くと、外から見える場所で待っていた。こうやって、海外で知り合った人と別の場所で再会するというのはこの旅で、初めての経験である。ひと月も同じ寮の飯を食べた仲であり、いろいろと話が弾む。実は彼は今日仕事を見つけ、ディーラーでの洗車の仕事をして来たばかりであった。おそらくかなり疲れていたと思うが、そんな様子も見せずに、2時間程食事を楽しんだ。我々もperthはあと3日もあるので、あと一日飲みに行こうと約束して分かれた。

 宿に戻ってインターネットをつないでみたが、Wifiは繋がらないままであった。Wifiが繋がらないならこの宿には用はないのだが、移動するのがめんどくさい。
あすマネージャーにどうなっているのか尋ねてみようと思う。



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