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2013年2月12日火曜日

1月27日 カルバリ〜サバンテス


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1月27日
 宿のオヤジの勧める通り、朝6時にThe LOOP とZ-BANDという所に向かう。気温は21℃まだ涼しい時間帯だ。カルバリの街から、約10km来た道を戻って左折するが、ここからダート道を約30km走る。ダートに入ると、車は小刻みに振動し、ハンドルは軽くなり、時折、轍にハンドルをとられ、車がふらつく。まるで雪道を運転しているようだ。かなり緊張する。周りには自分たち以外誰もいないため不安になる。

国立公園入り口のゲートで、野生のカンガルーがいた。一頭だけだったが、ようやく本当の野生のカンガルーに会えた。

 不安な気持ちを押さえながら約30kmを入ると三叉路があり、左がThe LOOPで右がZーBANDだ。先ずは、The LOOPから見ることにする。約7Km走ると駐車場があり、そこに車を止めて、遊歩道を700m歩いて行くことになる。遊歩道は、一周8kmもあるが、全部行ったら、暑さで死んでしまうので行くなと宿の主人に止められていたので、The LOOPまで歩くことにする。駐車場には3台車が止まっており、誰かいると思うと何故か安心する。

 THE LOOPまでは700m15分くらいで着いた。LOOPは、大きな岩に楕円の穴が空いた物で、長辺2.5m、短辺1.5m位のものだ。まあ予想した通り、LOOP自体はたいした物ではなかったが、そこから見る、渓谷は、ちょうどLOOPの前でヘアピンカーブを描き、まるで、モナコブランプリのコースの、ヘアピンカーブの様でもあり、雄大な景色を見ることができた。
THE LOOP  ただの穴の開いた岩

LOOP の前の川 ここでヘアピンカーブを描いて蛇行する。

 この辺りで、引き返してくる先客数人とすれ違った。気温も25〜6℃位で折角来たからもう少し進もうかと思ったが、この先歩いても、景色は対して変わらないだろうし、10時までに宿に戻ってチェックアウトしなければならないので、ここで引き返した。

 途中、川の対岸から、変な声がする。どうやら野生のヤギのようだった。自分たちも、大きな声で、「ヤッホー」と山の定番の叫び声をあげてみると、渓谷に声が響き渡り、とても気持ちがよい。妻より私の声の方が、低い分よく響いた感じがする。
 こんな自然の中で、大きな声を出したのは、子供の時以来だ。

 そそくさと、駐車場まで戻り、今度はZ-BANDまで行く。来た道を戻り、3三叉路を反対方向にすすんでいく。LOOPに行く途中でも野生のカンガルーを何頭か見たが、また、前方にカンガルーを見つけた。そっと車を近づけ、カメラをかまえ、フロントガラス越しに写真を撮る。なんと、レンズは10-24mmのワイドズームなので、車の車内まで写ってしまう。望遠ズームに変えるには時間がない。このカンガルーは親子連れて、子供のカンガルーは最初は離れたところにいたので、私たちが現れてあわてて母親の所まで駆け寄っていく。その姿はとてもかわいい。

 私は車を降りて写真を撮ろうかと思ったところで、親子のカンガルーは、茂みの中に消えて行った。
親子連れのカンガルー

 今まで死んだカンガルーしか見ていなかったので、野生のカンガルーに出会えて気持ちが充実した。写真はいまいち撮れなかったのは残念だけど。


 Z-BANDも遊歩道があり、展望台までは、600mある。更に2Kmの遊歩道もあるが、ここも展望台まで歩くことにする。パンフレットには、遊歩道を歩くと、息をのむような渓谷が見えると書いてあるが、あまり期待せずに歩くと、深い谷の底に水貯まりみたな渓谷が見えた。川の水は、流れておらず貯まっているようで息を呑むようなまではいかない。奇麗さで言えば宮崎の高千穂渓谷の方が奇麗だ。ただそのスケール感は大きい。オーストラリアの自然の魅力は、そのスケール感だ。そういった意味で素晴らしい渓谷だった。
Z-BAND
川はこの辺りでZ状におり曲がるので、Z-BANDという名前が付けられたというような説明が書かれているが、この展望台からはZの形はわからなかった。
Z-BAND
この見学をしていて、とにかく蠅の多さに悩まされた。車を降りた瞬間から、何十匹の蠅にまとわりつかれ大変だった。蠅が多いのはここばかりではなく、今まで行った何処でも蠅が多い。蠅よけのネットを買っておくべきだった。途中ですれ違った人達は、蠅よけネットのおかげで涼しげな顏をしている。

 本当言うと、遊歩道全部歩きたかったけど、とりあえず、名所が見られて、満足だった。宿には9:30に戻り、朝食をとり、チェックアウトを済ませ、ジュリアンベイに向けて出発した。


 途中BLUE HOLESという海水浴場に立ち寄ったが、ここは、ビーチの目の前にリーフがあり、リーフ内がタイドプールになっており、このタイドプールの中をみんな泳いでいる。砂が舞っていないので透明度がとてもよい。水の外からでもオヤビッチャや、カゴカキダイ等が泳いでいるのが見えた。雰囲気的には、天草の藻串の海水浴や、屋久島の湯泊の漁港の奥のタイドプールのようなイメージだ。ここで泳ぎたかったが、水中マスクがないので、泳いでも水中をみることができないので断念した。

タイドプールで泳げるBLUE HOLES
帰ろうとしたとき、オーストラリア人のおっちゃんが話しかけてきたので、世界一周の途中であることや、何処を廻って来たとか、聞かれることに答え、それから、この辺りの自然がいかに素晴らしいかとか、魚釣りをすればでっかいのが釣れるとか、crayfishというのがこの辺では名物だとか(知らなかったが伊勢エビのことをCRAYFISHというみたい)という話を聞いた。しかしこのおっちゃんよくしゃべる。15分位話し込んで、なかなか、切り上げる隙を与えてくれなかった。実は、こっちはおっちゃんの話半分も理解できていないんだけど。でも、こういったコミュニケーションが、旅の醍醐味かもしれない。
真ん中に立っているのが話しかけて来たおっちゃん
その後宿の主人に教えてもらった観光ポイントをいくつか周り、カルバリを後にする。

 ・RED BULF
   赤い岩でできた絶壁。この絶壁のちょっと北側に海水浴場があり、絶壁に誓い側の赤い岩場は釣り場になっているようだった。
RED BULF
・POT ALLEY
   鍋のふたのような形をした岩
POT ALLEY
海から突き出た岩に穴があいて、橋のようになっている岩
NATURAL BRIDGE
・ISLAND ROCK
   四角い岩が海から突き出ている。
ISLAND ROCK
どれも海から突き出た奇形の岩と言う感じでどこかで見かけたようなものだったが、さすがにオーストラリアで、スケールが大きい。

 今日は、ジェラルドンの南ジュリアンベイまで行く予定だったが、5時前にジュリアンベイに着いたが、ピナクルズを見学するのは夕方がいいという話を聞いており、そのままピナクルを見るために20km先のサバンテスまで行った。

 サバンテスでバックパッカーズを見つけ、部屋は空いているかと聞くと、ダブルの部屋が一つだけあいてて、130ドルねと言われた。いつもは一人30ドル前後の部屋に止まっているので、2倍以上である。他にあてもないので、しょうがなくそこに決めた。

 宿のおばちゃんがいうには、土曜日はオーストラリアデーで祝日だったが、明日月曜日が振替休日になるということで、宿は一杯だそうだ。明日はドミトリーは空いてるわよって言われた。

 さらに、今日は満月なので、ピナクルズに行くといいよ。とてもロマンティクよなんて教えてくれて、いきなり妻のやる気モードが高まってしまった。

 チェックインが5:30で、街のスーパーが6時までなので、今夜の買い物をそそくさと済ませて、ピナクルズまで行った。
 ピナクルズは、墓標みたいな石が無数に立ち並んでいるところで、中に入ると、車で廻る必要がある。所々広くなっているので、そこに車を止めて、歩いて廻る。その辺りを見終えると、また車で移動し適当なところで車を止めて歩いてみるといった感じだ。

 到着したときは、陽がずいぶん傾いており、ピナクルズの陰が長く伸び、赤い岩が、夕日で更に赤く染まり、奇麗だ。写真を撮りまくったが、夕日の高さを計算し損ねて、思っていたいたような写真が撮れず、残念だった。
俺の足は長い


 陽が沈み、暫くすると、満月が東の空から上って来て、月明かりと夕日で照らされる、ピナクルズは、またまた幻想的な物となった。

満月のピナクルズ


 帰りは、すでにあたりは真っ暗となった。夜は、カンガルーが車のライトをめがけて飛び出してくるので、夜の運転は危険である。あまりスピードを出さない様にして、帰って来た。




明日は、ジュリアンベイで、アシカと泳いでみたいと思っているが、ツアーが申し込めるかどうか明日にならないとわからない。


今日は、いろんな観光名所を見て回り充実した一日だった。

今日の走行距離 525km 最高気温39℃

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2013年2月9日土曜日

1月26日 モンキーマイヤー〜カルバリ


1月26日
 モンキーマイヤでのイルカの餌付けの時間は7:45からなので、6:50に起きて、食事をすませ。早速イルカがやってくる浜へ行ったが、イルカはなかなか来ない。8:10まで待ったが、集まったみんなは三々五々散って行った。

 今日イルカが見れなかったら、今夜ここにもう一泊するかなんて思っていたが。妻が、毎日のイルカの出現数が記録しているボードがあるというので、それを見に行くと、イルカの餌付けの時間が記録されており、みんな8:30前後の時間がかかれている。まだ時間が早いなと思い、浜に戻ってしばらく待つことにした。

 妻がトイレに行っている間に、イルカが沖の方から泳いでくるのが見えた。来たーと思って、妻を置き去りにして、波打ち際まで走って行き、早速カメラを構える。

 イルカは、2頭だった、インストラクターが2人前に出て、マイクで説明をしながらみんなが見える様にいるかを誘導する。そうすると沖からまた、2〜3頭が現れた。自分が確認しただけで6頭いたが、リゾートの記録では7頭になっていた。
モンキーマイヤにやって来たイルカ

みんな海岸にならんでイルカを見る。



 いよいよ餌付けの時間で、餌を持ってお姉さんが2人現れたが、なんとその人は、昨日台所で私としゃべった中国人だった。どうやらここの職員だったらしい。その割には初々しかったので、多分、職員になりたてなんだろう。

 職員に指名された人だけがイルカに餌を与えることができる。通常は子供が多いそうで、ほぼ指名されることはないと思っていたが、なんと、そのお姉さんは妻を指名してくれた。おそらく昨日話をしたからだろう。
 妻は、子供の様にはしゃいで餌付けをしていた。
妻が餌付けする。


ペリカンも餌をくれと寄ってくるが誰も見向きもしない。

 10時にチェックアウトをしたが、昨夜クッキングセットをバーで借りて、返さなければならないがバーが開くのは12時だ。30ドルのデポジットを返してもらわなければならないので、もしかしたら出発は、12時過ぎるかもと思いながら、レセプションで、クッキングセットのことを聞いてみると、レセプションで返せるということだったので、ほっとした。

 モンキーマイヤを出て、17km走ったところに湖みたいなものが見えて来た。SMALL LAGOONと書いてある。
  これは丸い池が、地下で海につながっているものであると言う説明が、書いてあった。
small lagoon
水は、奇麗で、膝まで水につかってみて、少し水をなめてみたらヤッパリ塩辛かった。波もなくおだやかなのでここでスノーケリングなんかすると楽しそうだなと思った。5人組の若い男の子達に写真撮ってくれと言われて、お互いにカメラを交換し合って写真を撮り合った。

 彼らはイギリス人だった。すこし話をして、じゃあねと言う感じでそこを離れ岸まで戻る。遠浅なので岸まではかなり距離が有るので、振り返りまた写真を撮っていたら、彼らはポーズを取ってくれていた。手を振ると手を振返してくれた。
 こういったちょっとしたコミュニケーションが海外での旅では楽しかったりする。
スモールラグーン。小さいけど男の子達がポーズを取ってくれた。
デンハムの街について、ガソリンを入れ、隣のパン屋で昼食のパンを買う。なんだかわあからないけど、適当にこれとこれと言うと、おばちゃんが丁寧に説明してくれるのだが、よくわからない。はあ〜って顏していると、前まで出て来て再度説明してくれた。私たちが買おうとしていたものは一つはフルーツロールで、もう一つはアップルロールというもので似ているけどいいのかみたいな感じだったが、Okと言って、もう一つピザパンみたいなものとジュースを1本買ったが、全部で18.5ドルちょっとびっくりした。
 お味は、フルーツロールのフルーツは、美味しかったが、パン生地は硬くてぼそぼそしていた。ピザは油が濃いがまあまあだった。
 高いだけ有って、量は、たいした物で、二人でピザとフルーツロールを食べるとお腹いっぱいになった。

 デンハムの街を後にして、しばらく進み,EAGLE BULFFというところによって見た。ここは駐車場から100mくらいの遊歩道が作ってあり、その先は断崖で海だが、海は穏やかで浅い部分が手毎に広がっており、徐々に深くなり、色がだんだんブルーにかわっており、非常に奇麗な場所であった。海の浅い場所には、サメや、エイや、カメなどが水を通して透けて見えると、ガイドに書いてあるが、本当に、たくさんのサメ(多分)が泳ぐ姿が展望台の上から見えた。この距離で大きく見えるから、かなり大きなサメだと思った。展望台にはジュゴンの絵があったのでジュゴンかもしれない。
黒く見えるのは多分鮫

 寄り道していたので、なかなか距離がはかどらない。12時を回っても、まだ50kmしか走っていない。気合いをいれて、カルバリの街を目指す。

 カルバリには岩が丸くくりぬかれているアーチというところとそのそばにある、Zなんとかというところが名所のようだった。カルバリの街まで5kmと言うこところに、アーチとの分岐点があったが、この時3:30で、アーチに寄ってもよかったが、明日にすることにして、とりあえず街に行った。

 カルバリのペリカンバックパッカーズは割と簡単に見つかったので、すぐにチェックインした。レセプションのおっちゃんは、親切で、マップにレストランの位置やアーチの行き方なんかを教えてくれたが、アーチは昼間は50℃にもなるそうで、できれば朝早く行った方がよいというので、そうすることにして、街を見学することにした。
 
 カルバリの街は、人口1500人の小さな街で、街の中心にビーチがあり、海は湾になっているので天然のハーバーの構造をしていて奇麗な街だった。街から少し離れると湾の外海となり、インド洋からの荒波が、容赦なく海岸に打ち付けてくる荒れた海であり、街のなかのビーチとは様子が一変する。

 ひとしきり見て回ったが、すぐに終わったのだが、今日は何故か料理を作る気力がないので、レストランで食事をすることにした。宿から歩いて5分くらいのところにスポーツバー兼レストランみたいなところがあり、そこで、エビとRump Steakのセットと、牡蠣を食べた。ステーキは焼過ぎていて、味がなく固くまずかった。これで、約5000円めちゃ高い。

 今日はオーストラリアデーということで、街のビーチでは屋台がでて、ステージでは何度演奏が行われており、8:30から花火があがるといくことで盛り上がっていた。人口1500人の街にしては、かなりの人出だ。
 
 8時過ぎに花火は始まった。8:30からと思ってビールを飲みながら油断してしまった。慌てて3脚を構え写真を撮る。 今日は風が強いが花火の写真をとると、花火が風で流されているのがよくわかる。
 花火自体は、日本で見る物と比べると、ほんとしょぼい物だったが、それでも、人口1500人の街では、精一杯の物だろう。オーストラリアで見る花火は忘れられない物になった。
カルバリの花火

 明日は朝早くから行動する予定なので、早く寝ることにする。


2013年2月8日金曜日

1月25日 コーラルベイ〜モンキーマイヤー



1月25日 金曜日
 朝8時にコーラルベイを出る。ここから来た道を戻り、途中から右に曲がり、シャークベイの方に向かい、デンハム、モンキーマイヤまで向かう。約580km、6時間の道のりだ。
 順調に飛ばし、2時間ほどで、カーナボンの手前までやって来たが、途中、潮を噴き上げる穴BLOWHOLESというのが、カナーボンの手前にあるので、途中で寄り道することにした。

 ちょっと寄り道のつもりが、道を外れて50km行かなければならない(笑)ちょっとといいうのがくせ者だ。highway1を右折してしばらく進むと、何やら干上がった池みたいな物があり、地面は所々白くなっている。最初は塩田かと思ったが、それにしては、白い部分が少ない。地図をみるとそこは湖の端っこで、DRY SALT LAKEとなっているので、塩湖の端で水が干上がってしまっているところだと思った。

 30分走ると駐車場があり、そ子には一台の車が止まっていた。人がいるとなんだか安心する(笑)そこの海岸は、断崖絶壁で、赤茶色の岩に、波が物かって激しく白波が立っていた。BLOWHOLESの所には先客がいて写真を撮っていたのですぐにわかった。我々も写真を撮るが、日差しが強くて露出している肌がジリジリする。そして、無数の蠅が集ってくるカメラを構え、潮を噴き上げるまで待つが、その間に、蠅が、顏の周りに集り、中には眼鏡と目の間に入ってくるやつもいて、写真撮るのも容易ではない。
BLOW  HOLE

 ひとしきり写真を撮り終えると、次の客がやって来た。ちょうど良いタイミングになるものだ。

 帰りの50kmはあっという間過ぎて、カナーボンの街に到着した。ここで、スーパーマーケットに寄って、バナナとお菓子の食料を調達する。お昼も食べようとしたが、あまりいいのがなく、レストランを探してみたが、ないので、もうひとつのショッピングセンターwoolworth(何処にでもある)の中にある、フードコートみたいなところで、ハンバーガーのセットを食べる。飲み物とハンバーガー、フレンチフライのセットで14ドル。2人でシェアして食べる。ハンバーガーは大きく、フレンチフライも量が多いので2人で食べるのに十分だった。このハンバーガーはなかなかおいしかった。

 ガソリンを入れ、カナーボンの街を出る。ここからは妻が運転する。ここからの道はひたすら直線がつづく。妻が、カーブとカーブの間の距離を測ったら30kmも有った。

 今日は雲が多く。青空に、楕円形の雲がいくつも浮いているが、なんだか雲の立体感がすごい。途中で雲の写真を撮ったりしながら行き、Highway1を右に折れ、シャークベイにむかう。しばらく行くと、シャークベイの海が見えて来た。Highway1は内陸部を走るので海は見えない。海が見えるとなんだか目的地が近くなった様で、少し安心する。
綿飴みたいな雲
目的地モンキーマイヤの手前にはシェルビーチという貝殻でできたビーチがあるので立ち寄ってみる。ここには誰もいなかった。気温は40℃近くで日差しが強いので、このビーチにいると焦げそうだった。日本にいる時、このビーチの写真を観て、ぜひ行きたいと思ったところだが、確かに奇麗なビーチではあるが、期待が大きかっただけに、「あっこれね」って言う感じだった。

シェルビーチの入り口。波打ち際までは結構有る


シェルを投げてみる


この貝殻でビーチができている。

シェルビーチのパノラマ
とにかく熱いので、そそくさとこの場を立ち去った。
4時頃に、デンハムという街に到着した。ここのインフォメーションセンターで宿の場所を聞くことにした。バックパッカーは有るかと聞くと、デンハムとモンキーマイヤにあるという。ここのおばちゃんは、しきりにデンハムのバックパッカーに泊まって、バスでモンキーマイヤに行くことを勧めるが、朝7時にモンキーマイヤで餌付けがあるので、モンキーマイヤに泊まることにして、電話で予約をしてもらい、モンキーマイヤに向かう。

 モンキーマイヤは20km車で15分くらいで到着したが、リゾートが有るだけで、バックパッカーズが見当たらないので、リゾートのレセプションでバックパッカーズは何処ですかと尋ねると、ここですよと笑いながら答えられた。もらったパンフレットを見ると、モンキーマイヤリゾート内と書いてあった。(笑)

 ここのモンキーマイヤのリゾートの中には、バックパッカーズや、キャンピングサイト、普通のホテル等いろんな宿泊設備があるようだった。私たちの部屋は6人部屋のドミトリーで一人27ドルだった。デンハムのインフォメーションでは30ドルと聞いていたのだが、ディスカウントしてくれたのかわからないが安くなっているので黙っておいた。

 ここは、奇麗なリゾートホテルだが、バックパッカーの所だけは、汚かった(T-T)。台所等は不潔な感じはないが、廊下には、枯れた草や、ブーゲンビリアの枯れた花がたくさん落ちていて、これは、宿泊者が汚した物ではなく、明らかにホテル側が掃除していないんだなと思った。

 バックパッカーズの中に入ると、ベープのような虫除けの匂いが強力にしており、蠅は少なかった。ただし、リゾートの中には、つがいのエミューが闊歩しており、カモメは、宿泊客の食事のおこぼれを貰おうと、夕食のテーブルの周りをうろついており、食事を持って外に出ると、カモメに囲まれるという恐ろしいことになるので、我々は、台所の中で食事をした。

 今日は約680kmほど走ったが、一度走った道なので、来るときよりも、おちついて運転ができた。

 明日は、イルカの餌付けを見ることになっているので楽しみだ。



2013年2月7日木曜日

1/24 エクスマウス


1月24日木曜日
 昨夜は、アイルランド人の女性一人と、イングランド人のカップルと同じ部屋だったが、夜9時には3人とも寝ており、自分たちも10時には眠りについた。朝、7時に起床したが、みんな一向に起きる気配がない、自分たちは、朝食を食べ、荷造りを始めた。暫くすると、アイルランドの女性が起きて、あっという間に準備して部屋を出て行った。荷物も少なく、旅慣れているのだろう、なんだかかっこ良く見えた。それに引き換え、自分たちはどうだろう、荷造りに30分もかかっている。見習わなければならない。

 イングランドのカップルは、抱き合ってまだ寝ていたので、そっと部屋を出た。
コーラルベイの海水浴場。波が穏やかでプールのようだった。
コーラルベイからエクスマウスまでは150km約1.5時間のドライブだ。コーラルベイに来る前も蟻塚があったが、ここからエクスマウスまで、蟻塚だらけだった。見渡す限りの、草原の中に、無数のハクション大魔王みたいな蟻塚が点在している姿は、なんだか不思議な感じがする。



蟻塚? 草原の至る所に無数に点在する。

 1.5時間後エクスマウスの街に到着。ここエクスマウスは、ジンベイザメが見られることで有名で、ヘリコプターで、ジンベイザメの居場所を探し、船に連絡し、そこで、ダイビングするという話を聞いたことがある。しかしながら、ジンベイザメが現れるのは3月か4月以降で、今は時期ではないので、ダイビングしないことにしていた。インフォメーションに行くと、ダイビングショップはクローズと書いてあったような気がした。(ショッピングセンター内のダイビングショップはオープンしていたけど)
エクスマウスの灯台から見た先端
エクスマウスの灯台
インフォメーションで、スノーケリングポイントと、ショッピングセンターの場所を聞いて、再出発。ショッピングセンターで、パスタ等の今夜の食材を買い込み、スノーケリングポイントに向かう、スノーケリングポイントは、岬の反対側で、エクスマウスの街から、さらに35分は走ったところにあった。途中岬に灯台があり、そこに上ってみると、それまで殆ど見えなかったエメラルドグリーンの海が見えた。その景色は本当に素晴らしいものだった。このエメラルドグリーンをターコイズカラーというそうで、これが、その意味不明のターコイズカラーかなんて思いながら、シャッターを切った。

 そこからしばし走ると、マリンパークのゲートがあり、そこで、11ドルの入園料を取られた。Σ( ̄□ ̄;)

 しばらく走り、ナショナルパーク内のインフォメーションセンターでスノーケリングのポイントを尋ねると、なんとインフォメーションセンターの窓の外には、野生のカンガルーがいた。ニンニクみたいな、立派な物を下げていたからオスのカンガルーだ。今回の旅で、ようやく生きた野生のカンガルーに会えた。
彼の立派な物はニンニクのような形をしている

 インフォメーションセンターで、スノーケリングのポイントを聞くと、今日は、状況があまりよくないから明日にしたらなんて言われたが、明日は、来ないので、今日しかないというと、ターコイズベイというポイントを紹介してくれた。そこで、シュノーケリングセットを借りて、10分走り、ターコイズベイに到着。そこは、駐車場に、トイレが有るだけのビーチだった。ビーチに出ると、数人の男の人が、水に浸かっていたが、風が強く、更に流れが強かった。特に風の強さは半端じゃなくて、ビーチにバッグを置いておくと、砂がかかり、そのうちに、バッグが砂に埋もれてしまうのではないかと思わさせるほどであった。
 
 当然流れも強く、ビーチとほぼ平行に流れており、とにかく背が立たないところには行かない様に注意して泳いでみたが、流れの上の方には、どんなに足をバタバタさせても移動しないので、とりあえず、流れの上の方に向かって、歩いて行き、しばらく歩いたところから、流されながら帰って来た。これは、ドリフトスノーケリングと呼べばいいのかなこれはなかなか気持ちがよい。\(^o^)/
ターコイズベイ。 この海の色は奇麗だった。

日差しも強いので、30分そこそこで切り上げ、シュノーケルセットをインフォメーション横のショップに返して、近くのレイクビーチというところに行ってみた。そこは、オートキャンプができる様になっており、駐車場の横には、池みたいな物があるので、レイクという名前がついたのだなということが想像できた。
レイクビーチ

 ビーチは、沖に岩の固まりがあり、それが波よけになっていい雰囲気を醸し出してた。見た目には、スノーケリングは、こちらの方が良さそうだったが、流れが若干沖に向かっている様だったので、ターコイズベイを勧められたのだなと思った。

 時間は3時、今日はエクスマウスに泊まるかどうか悩んだが、明日はモンキーマイヤまで、行かなくてはならず、エクスマウスからだと800km位になりそうで少し遠いので、コーラルベイまで、戻ることにした。
今日もつ害のエミューを見た。
今日は風が強く、帰りは更に強くなっているようで、途中、乾いた砂が舞い上がり、前があまり見えないようなところもあり、自然の過酷さなような物を感じた。

本日の走行距離 480km
本日の最高気温 34℃くらいだったかな?


2013年2月6日水曜日

1/23 コーラルベイダイビング


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1月23日 水曜日
 今日はコーラルベイでのダイビングだ。8:30にショップに行き、受付を済ませ、レンタル機材などの調整をして、9時くらいに、バスに乗って出発。20人乗りのマイクロバスは、スノーケリングの人と合わせて20人くらいで、ほぼいっぱいだった。
このバスでポイントまで移動。

シャコガイの口? 手を近づけるとここから、水を噴射して威嚇する。


ポイントは遠いのかと思ったら、すぐ近くの港に5分くらいで到着、船に乗り換える。

1本目のポイントは、Loyyie's Lagoon 最大水深10mくらいの白い砂地に根が点在するポイント。透明度は10mもないくらいで悪い。リーフの内側なので、こんなもんだろう。珊瑚は、ちゃんと行きているが、あまり奇麗ではないし、魚もいまいちな感じだった。見た生物は、大きなカニ。名前は知らないが、マングローブカニの一種だと思う。パースのレストランでみたもとと同じ物だから、美味しいのだろう。その他には特に印象はないが、1本目終了後、シドニーから来たカップルに写真をくれと言われた。
枝珊瑚の一種。珊瑚は元気だ
キャベツ珊瑚の一種

 2本目の間にスノーケリングでマンタを見た。実をいうと、マンタスノーケリングがついていると思っていもいなかったので、ちょっとうれしかった。船でマンタを探し、いたらそこでスノーケリングするというもの。

 なかなかマンタは見つからなかったが、ガイドが海に飛び込んで、手を挙げ、手招きしたら、すぐに海に入り、ダッシュするという感じ。

 ここの海は浅く、砂地だったが、マンタはゆっくり泳いでいた。おそらくゆっくり食事を摂っていたのだろう。我々のフィンキックでも十分について行けた。マンタの後ろに主ノーケラー7〜8人。我々は、コバンザメみたいだった。
 しばらくの間マンタを見たら、次は別のグループに交代。これを2回繰り替えした。
 透明度は悪かったが3mくらいの巨大マンタがゆうゆうと泳いでいる姿は見応えがあった。妻は初めてのマンタで大興奮していた。マンタスイムは知らなかっただけに、満足できるものであった。これが、知っていたら期待が大きいだけに、「ふーん」みたいな感じだったかもしれない。

高明度が悪く、マンタもこんな感じにしか写らない。






 2本目のポイントは、Tasho's Gap ここは、珊瑚のポイントで、ひたすらに珊瑚。水深も10m以下で非常に浅い。この珊瑚の迷路みたいなところを廻る。珊瑚の名前はあまり詳しくないがいろんな珊瑚が見れる。そんななか、ガイドの指差す方向を見ると、大きなサメだ。しかも2匹いる。そう、Reef Gray Sharkという名前のサメらしい。このサメは、同じところをぐるぐると廻っているようで、待っていると姿を表しては、消すと言うことを繰り返していた。写真は一応撮ったが、3mくらいまでしか近づけず、今一な写真だった。

リーフグレイシャーク 2mくらいかな?

 最後に、小さなカメを見つけた。珊瑚の中の海面を食べているみたいで、食事に夢中だったので、結構近くまで寄れた。

 ダイビングフィーは210ドルと決して安くはないが、大物も見れたし、マンタも見れて大満足なダイビングであった。

 ダイビング後は、コーラルベイの海水浴場でしばし、海水浴を楽しみ、宿に帰った。といっても、すぐ隣なので別にどうってことはない。

夕飯は、ソーセージと、キャベツと、タマネギをいためた物とドライライスだった。これを食べているとなんだか学生時代に食べていた物を思い出してしまった。(笑)

 夕焼けを見に、ビーチまで行くと、中学生みたいな女の子が3人寄って来て、インタビューしてもいいかと聞くので、いいよと答えたのだが、女の子は緊張したのか、インタビューの内容を忘れてしまったようで、友達に聞いていたのが、かわいらしかった。


インタビューの内容は何処から来たのかとか子供はいるかとか、どのくらいの休みなのかという普通の質問。一年間かけて世界一周すると答えたが、意外とあっさりそうですかみたいな反応で、少し面食らった。

 ここから5時間くらいの所から来たと言っていたので、おそらく、学校の夏休みの林間学校みたいな感じなんだろうなと思った。





 明日は、いよいよ折り返し地点エクスマウスに向かう。
本日の走行 0Km
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