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2013年8月11日日曜日

ベルギー ブリュッセル

 ブリュッセルの街は、到着した北駅の周りの雰囲気が悪く、到着後のイメージが悪かったが、中央駅の近辺は、レストランが建ち並び、華やかな雰囲気だった。

お土産人気No.1は小便小僧のワインオープナー。これが並んでいると圧巻


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 ガイドブックによるとヨーロッパ最古のアーケードがあるのだが、このアーケードがメチャおしゃれである。道の両側にある、お店のデザインは統一され、また、天井はガラス張りのような感じで、ものすごく明るい。お店はチョコレート屋さんや、本屋さん、カメラ屋さん、模型屋さん等いろんな店が建ち並んでいる。
アーケード街
チョコ屋さん


 カメラ屋さんをののぞいてみたが、NIKON,やCANONはもちろんだが、ライカやカールツアイスのレンズ等も置いてあり、古い、レンズのカットモデルや、古いカメラを棚や、ガラス張りの床に、博物館のように展示してある。

 メカ好きの俺には、ちょっと、たまらないカメラ屋さんだった。日本にもあるところには、こういったカメラ屋さんが有るかの知れないが、熊本にはない。

 お昼はこのアーケドから少し行ったところの狭い通りにレストランがひしめき合っているところで、ムール貝のワイン蒸しとパエリアを食べたが、美味しかった。特にムール貝はモンサンミッシェルで食べたものがものすごくまずかっただけに、まともな物が食べれてよかった。
ムール貝 見た目は普通味も普通だけど美味しかったよ
じつはヨーロッパに来てレストランでは初めて美味しいと思えた食事だった。

 しかしながら、ガイドブックによるとこの辺りのレストランは悪質なところが多いということで気をつけろと書いてある。たしかにウエイターは会計の際にチップよこせとうるさく、財布の中のコインを全部取られた。といって2〜3ユーロくらいだが。

レストランが建ち並ぶ狭い通り

 グランプラスとう広場は、ヨーロッパ一美しいらしいが、確かに美しかった。広場の周りには、市庁舎をはじめとする古いが豪華な建物が並んでいる。
市庁舎だモン
市庁舎ではビッグカップルが結婚式をあげていた。


通りではみんな巨大生クリームがのったワッフルを食べていた。彼らもビッグカップルになるかも?

 パリも豪華な建物が多いが、パリは街が大きすぎて、奇麗な物がそろっていない感じだが、ブリュッセルは街が程よく小さく、密集しているので、奇麗に見える。まあ、この広場の建物も、金きらなものもあり、趣味がよいかというと??ではある。

 小便小僧の周りは観光客がたくさんいてみんな写真を撮っている。

 この小便小僧、世界3大がっかりの一つで、これを観てがっかりするのが、旅人のステータスでもあるらしい。
コラーくまモン!! 飲むんじゃない!!
隣で写真を撮っていた若い白人女性は、too small を連発して、ガッカリしていた。 小便小僧自体が小さいのか、彼の一物が小さいのか、どっちなのか詳しく聴いてみたかったが、変な人に思われると困るのでやめといた。

 自分的には、小便小僧が、服を着ていたのにがっかりした。小便小僧なら小便小僧らしく正々堂々と裸で小便を出してほしい。

 次に小便少女、裸でしゃがんで小便をする姿が卑猥であるというのが、この小便少女の売りだったのだが、分かりにくい場所をようやく探し当てたら、小便少女も服を着ていた。小便小僧は服を着ているという話は聴いていたが、小便少女は裸のままだと思っていただけに、本当にがっかりした。この旅一番のがっかりだった。
小便少女も服を着ていた。
このあたりちゃんとガッカリさせてくれるところは流石であるあと私はうなってしまった。

 21日は、新しい国王の即位式でパレードがあると聞いていたので。アントワープに泊まっていたが列車でブリュッセルまでやってきた。しかし寝坊して、ブリュセルに着いたのは11時くらい。

教会でモ何か式典が有ったようだが既に終わっており、一般の見学ができた。ステンドガラスの色が濃くて、今まで見て来た物とは少し違うような気がした。

街も国旗でお祝いムード満点。
1時から、バルコニーからのお手振りがあるらしいというので、王宮殿のほうに行ってみるが、人が多く、道がせき止められており、正攻法ではお手振りバルコニーまでいく事ができない。

王宮側から見た市内。公園の手入れが素晴らしい。

 昨日王宮殿のあたりを下見しておいたので、裏から廻って、正面に近づく事にした。そうするとあら不思議。正面のバルコニーが見える場所に行くことができた。
下見時の王宮の前。椅子に座り明日のシミュレーションをする。
王宮殿の前には数十もの騎馬隊が整列しており、馬の、お尻の毛はチェック模様にカットされており、お馬さんも新しい国王の誕生を祝っていた。

騎馬隊

オサレな毛並みのお馬さん
騎馬隊がいなくなり、暫くすると、ものすごい歓声が上がったので、いよいよ国王が出てくるのかともったら、白いゴミ収集車みたいなのが轟音をあげて通り過ぎて行った。これは実は、馬糞掃除車で、あっという間に馬糞の中世の香りを消し去り、雰囲気を現代に変えて行った事に対しての歓声であった。
国民に支持されている馬糞清掃車。一瞬のうちに中世の香りを現代の物に変えてしまう。
しばらく待つと歓声とともに、国王がバルコニーに出て来た。歓声のトーンが、馬糞掃除車に対するものとは明らかに違っていた。人に押し合いへし合いされながら、写真をとるが、人が多くて、なかなか撮れない。270mmのレンズでも米粒程度しか写らなかった。
新国王のお手振り
ヤッパリいい席はもっと早く行って場所取らないと駄目だと思い知らされた。
彼女も顏をペイントしてお祝い。でもちょっと恐いぞ。
パレードがあるはずなので、近くのベルギー国旗を持ったお兄ちゃんに何時からあるのかと聴いてみると、パレードは5時からで、ドラフトビールは4時半からだと意味不明の答えが返って来た。
こちらは、本格派オサレのおばさま。
嫁は、生ビールが無料で振る舞われるのではないかと胸を躍らせていたが、おそらく兄ちゃんのジョークだと思う。

 一度生ビールに心が動いた我々は、我慢できなくなり、ビアホールで、生ビールを飲みながら時間をつぶして、再度王宮方面へと向かうが、やはり、人が多くて今度は全く近くまで近づけなかった。でも、今度は近くまでいかなくても向こうからやって来てくれるはずと思い、途中で待ち伏せする事にした。

 パレードは、警察、軍隊、消防隊等がパレードをして、そのあと新国王が通ると思っていたが、警察、軍隊、消防隊だけで終わってしまって、結局国王を間近でみることはできなかった。

軍事パレード

軍事パレード

 TVのニュースをみていたら、国王も歩いているニュースが流れていたので、どこかでやっていたようだ。もっと事前情報をしっかりつかまないといけないと反省した。
くまモンも国旗を振りお祝い。とうとう裏切られたようだ。
でも、国王交代の日にベルギーにいて、雰囲気を味わう事が出来たというのは、いい思い出になった。

 余談だが、ベルギーで飲んだビールは美味しかった。自分はビール評論家ではないので、正しいのかどうか分からないが、ベルギーのビールは、なんというか、ドライな感じではなく、こくがあって、いい香りがして、濃い感じだった。いわゆる芳醇な感じのビールとでもいえばいいのかな?自分が好きな味のものが多かったような気がする。ベルギービール気に入った。


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2013年8月7日水曜日

ベルギー ブリュージュ


 ベルギーっていう国、チョコとワッフルが有名で、ベルギー王室がたしか天皇家と仲良しという事ぐらいしか知らなかった。

 パリから、ユーロラインバスに乗って、3時間位でブリュッセルの街に着いた。着いたところは、ブリュッセルの北駅。

 宿はこの駅から、歩いて10分くらいのところのドミトリーを予約してある。バスでブリュッセルの街が近くなって来たら、なんだか街は、落書きだらけで、メリーゴーランド、観覧車、ぐるぐる回転するブランコ、小さなジェットコースター等の遊園地が道端にあるが人は殆ど乗っていなくて、既に終わった感じがした。
 
 駅に着くと、そこは、奇麗な高層ビルが建ち並んでいたが、人は少なく閑散としている。宿に行く途中の駅前には、アダルトショップが立ち並び、道の 両脇には、部屋の中が丸見えになった個室があり、そこにセクシーな衣装を着た黒人女性が手招きをしている飾り窓なんかがあり、場末的な、ヤバい街に思えた。

 なんだかヤバいところに来てしまったというのが第一印象である。

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 ブリュッセルの街は小便小僧と、小便少女を観ればいいやと思い、中世の奇麗な町並みがある、ブリュージュという街に行ってみることにした。

 北駅から列車で1時間ちょっと、往復15ユーロは少しお高いチケットだが、列車は快適だった。3列シートで、おフランスのTGVより快適じゃないかと思っていたら、車掌がやってきて、ここは1等車両だから君たち2等の乗客はあっちと言われて、別の車両に移った。
一等車両。
移った先のシートは普通の対面の2列x2のシートで、我々の前の席には、若い男性が2名。でもなんか様子が、変だ。しっかり、手を握りしめて、足を絡め合って座っている。

 しゃべり方もなんだか甘いしゃべり方だ。そう彼らは間違いなくゲイカップルだった。

 まあそんなゲイカップルを眺めながら、ブリュージュに到着。なかなか奇麗な駅だった。

 駅から、一番高い塔を目指して、歩いて行く。おそらく住宅地だろうか、人は少ないが、おしゃれな街だ。写真を撮りまくりなかなか先に進まない。
この建物を目指して歩く。
ようやく大きな教会にたどり着いた。そこは、おそらく聖母教会と言われる場所のようだ。ここまで来ると、道は観光客で溢れ返っている。
建物の三角形の屋根の飾りが面白いモン
ここから鐘楼に向かって歩いて行くと、そこには運河が流れ、ボートで、観光客が観光をしている。ここは、まるでハウステンボスのようだった。
運河
鐘楼
運河沿いにはがらくた屋さんがあった。
この街は、ガイドブックに中世の香りがする街と書いてあった。街中には観光用の馬車が走っている。中世では、たくさんの馬車が行き交ってたに違いない。馬車が通ると、馬糞の香りがする。きっと中世では、町中に馬糞の香りがしていたのでないかと鋭く推察した。そう、中世の香りとは、馬糞の香りに違いない。
馬車。機種は奇麗な女性が多かった。
道の両脇には、チョコレート屋さん、ワッフル屋さん、その他お土産物屋さん、ブティック等が、立ち並び、各お店が奇麗で、おしゃれである。パリなんかよりずっとお洒落だ。


おっぱいチョコも売ってた。

 途中でビヤホールがあったので、そこでベルギービールを飲んでみる事にした。2人で一杯でいいやと思い、面白い形のグラスをさして、このビールと注文したら、何と2杯ビールがやって来た。

 僕、1杯しかビール注文してないもんと文句を言ったが、いやアンタは2つ注文したと向こうも強気だ。1杯は普通のビールよりちょっと濃いめの色、もう一杯は赤い色をしている。どちらも興味があったので、2杯分払い、飲んでみた。

 赤いビールはチェリービールで、フルーティーな酸味があり、ビールというより、カクテル、食前酒っぽい感じだが、これは美味しかった。
左がクワック、右がチェリービール

 もう一杯は、普通のビールだが、こくがあり、アルコール度数が若干高いように感じられたが、芳醇で美味しかった。このビール、後で知ったのだが、クワックという銘柄で、アルコール度数が8%程度のものだった。道理で強いと思った。

 運河を観ながら、十分にビールを堪能する事ができた。
  
 後で知ったのだが、ビールの銘柄毎に、グラスが決まっているようで、最初にグラスを指したので、そのグラスのビールが注がれ、次にメニューをさしたので、そのメニューのビール(チェリービール)を注文したことになり、2杯注文した事になったようだった。

ビールのボトルでデザインされたスクータ

 少し酔っぱらいながら、街歩きを続けると、広場にでた。広場は、マルクト広場といい、ヨーロッパで5指に入る美しい広場があった。
これ全部ビール
たしかに奇麗な広場ではあるが、なにか催しものが有るようでステージが組まれて工事しており、少し雑然としており、また、馬車の発着所になっており、中世の香りが強く、今一感があった。

 この広場を中心に、いくつかの道が広がっていて、人もかなり多く店も賑わっているようだった。日本人観光客もちらほらといた。
この門から街になるみたい

石畳の道はフェラーリでは走りにくいだろう。
広場
広場の馬車乗り場


 帰りは、別の道を少し通って帰って来たが、直径15センチくらいの赤くて円い看板が掲げてある店があり、2013年度のミシュランに掲載されている事を表しているようだった。

 カンクンで出会った8年旅をしている旅の大先輩夫婦から、ミシュランガイドに載っていて、星がないところがそこそこの値段で美味しいと言われていたのだが、ミシュランガイドを観る暇もなく、どうしようと思っていたのだが、このマークのある店に行けばいいのだと思った。
ミシュラン掲載店
さらに歩くとTANUKIという日本料理店に出くわしたが、ここにもミシュランのマークがあった。外国の日本料理店というのはどうなんだろう?美味しいような気がしない。このマークを本当に信用していいか不安になってきた。
愛の湖
このブリュージュと言う街、小さい街であるが、本当に奇麗な街だったと思う。もう少し時間があったら、少し郊外の方も観てみたいという思いも有ったが歩き疲れてヘトヘトだったので、早めに宿に帰り、スーパーで買っきた総菜を食べた。ディナーを食べていると、向こうから笑顔でアジア系の女性がやって来た。

 中国人ですかと聞かれ、日本人だと答えると、自分は韓国人だという。アムステルダムから、バスでやって来たのだが、我々がアジア系の顏だったので、声をかけて来たようだった。


 その韓国人はジュンと名乗った。彼女が言うには、21日は、新しいベルギー国王の就任式があるという。

 え! 何それ。知らなかった。

 早速、調べてみると、現国王が突然、国王ヤーメタと言い出し、21日に息子の皇太子が新国王になるということで21日はパレードがあると言う事だった。

 21日はアントワープ観光の予定だったのだが、急遽予定を取りやめ、ブリュッセル観光を一日追加することにした。

 ただし、アントワープの宿は予約してしまっていたので、21日は、アントワープから、ブリュッセルに出向いてくる事にした。

ベルギー ブリュージュ 7/19
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2013年8月6日火曜日

モンサンミッシェル


 モンサンミッシェルには、アメリカでグランドサークルを一緒に廻ったと徳ちゃんと一緒に行く事になっていたので、ユースホステルで待ち合わせした。

 モンサンミッシェルへは、TGVでレンヌまで2時間、レンヌからモンサンミッシェルまでバスで1時間だ。 TGVの料金は、片道59ユーロと高額だった。

 さっそくTGVに乗り込み、とりあえず憧れのTGVの写真を撮ろうと外にに出たら、なんとドアが閉まってしまった。時計をみると出発時刻だったΣ( ̄□ ̄;)
この写真撮っていたら、ドアが閉まってしまった。
ホームを走り、どこか空いているドアはないかと探したら、一つ開いていて、そこからかろうじて乗り込んだ。

 出発してほどなくすると、車掌が検札にやってきた。車掌は、「オー君たちか、さっきはドアが閉まって大変だったな。俺が、ドアを開けて待っててやったんだぞ、感謝しろよな」みたいな事を言っていた。ちゃんと車掌は見ていて全部分かっていたようだ。

 レンヌに着きバス停に行くと、派手なセーラー服のような服を着た、髪の毛が赤い日本人がいた。日本で放送されているロケみつという番組の出演者とそのスタッフだった。パリのTGVへの駅でも見かけ手を振ったがガン無視されてたので、実は印象が悪い。
こんな風景を見ながらレンヌからモンサンミッシェルまで移動
どうやらモンサンミッシェルで撮影をするようだった。
ロケみつ撮影隊
1時間程で、モンサンミッシェルへ到着。ホテルにチェックイン。3人で81.5ユーロのホテルだったが、税金をいれて90を超えてしまった。いつも、予約したときの値段と支払うときの値段が変わってしまう。出来れば、税金込みの総額表示をしてもらいたいものだ。

 このホテルからモンサンミッシェルへは歩いて30分くらい。バスも走っているが、歩いて行く事にする。
バス停〜モンサンミッシェルまでのシャトルバス。

 徳ちゃんの希望で、今日は夜景を見る事にしたので、夕方になってから出かけた。
歩いてモンサンミッシェルまで向かう。
モンサンミッシェルまで歩く。
途中写真を撮りながら行くので、なかなか先に進まない。ようやく、門までたどり着き、中に入った。入場料がいるのかと思っていたら、とくに料金所はなく、そのまま中にはいった。ただし時間が遅かったので、教会の中は見学は出来ないので、外回りの見学に終始した。



お腹がすいたのでとりあえず、ディナーを食べる事にしたのだが、一人15ユーロのメインと前菜又はデザートが食べれるレストランにした。なかなか雰囲気のいいレストランだったが、サービスが最悪。妻と徳ちゃんはムール貝のワイン蒸し、おれは子牛のステーキにしたのだが、ムール貝はネチャとして新鮮ではなく、ステーキは獣臭かった
この旅一番まずかった食事かもしれない。
ムール貝は、ニュージーランドで食べたニュージーランドプロダクトのグリーンマッスルが大きく身がプリプリして美味しかったなあと思い出した。(料理したのは俺だけど。。。)

 デザートのアイスもまずく、全部食べなかった。アイスすら食べられないという味はどういう事だろう。美食の国フランスが泣くぞと言いたかった。

 また、ウエイトレスの態度も悪いし、注文も取りにこないし、持ってくるのも遅いしと3拍子そろった店だった。隣の中国人客もあまりの遅さにイライラを隠していなかった。
我々の料理が来た時には中国人客8人の視線が一斉に我々の料理に集中したのは笑った。

 徳ちゃんが、まずいよと教えてあげたら、まずいのかとがっかりした顏がおかしかった。

 夜9時から教会で無料コンサートがあるというので、聴いてみる事にした。教会の急な階段を登って中に入ると、一度中に入ると終わるまで出れないがいいかと確認されたが、いいよと言って中にはいった。

教会の中ではアカペラコンサート

 コンサートはアカペラで、宗教的な唄を歌っている。10数人のコーラスだった。教会の中はよく声が響き、こういった歌には向いているようだった。

 しかしながら10分も聴いていると飽きて来た。他のお客さんもドンドン外に出て行くので、我々も、出て来てしまった。

 この時期のヨーロッパの夕暮れは遅い。日没が10時過ぎ、本格的に暗くなるのは、11時過ぎだ。モンサンミッシェルの裏のほうに周り、ジーと日没を眺めていた。
夕陽をくまモンと一緒に見物。普通の夕陽だった。
モンサンミッシェルの裏からは、海岸へと降りられる。まだ潮が引いており、海岸で遊んでいたら、ゴーと言う音がして、潮が満ちて来た。水が川の様に流れているのが見え、慌てて戻った。

 11時頃からどこかの街で花火大会があり、それがモンサンミッシェルから見えた。そう、今日7月14日は革命記念日だそうだ。ここモンサンミッシェルからは3カ所の花火が見えた。

 夕暮れの写真を撮り、宿に帰り着いたのは12時をまわっていた。へとへとだった。
待ちに待ってようやく夜景を撮影。
翌日は、朝から昨日見れなかった教会の中を見て回る。昨日のコンサート会場である教会に入り、細部をチェック。窓にはステンドグラスがはめられているが、ここのステンドグラスは少しグリーンがかった淡い薄い色をしている、そのステンドガラスで柔らかくなった光が教会内を照らしているが、これが落ち着いた感じを醸し出していた。
教会のステンドガラスからは柔らかな光が差し込む
教会をでたらもう終わりかと思っていたら、ここからモンサンミッシェルの見所のようだった、この教会の下には、迷路の様になっており、庭や、煙突、牢獄等があるようだった、実は、本を読んだり、ガイドの説明を聴いたりした訳ではないので、実は何が何だかよくわかっていない、あとで、何を見たのか、調べることにしたがまだ調べてない。






 2時20分くらいのバスにのり、レンヌの駅に向かう。このバスでもロケみつの撮影隊と一緒であった。我々のすぐ目の前の席で、撮影をしている。この番組では、さいころの目に応じて、出演者の咲ちゃんにお金を渡すのだが、今回は10ユーロ渡していた。
 この様子をちゃっかりカメラに収めたのだが、シャッター音が気になったのか、我々の前席にスタッフが座り、見えなくなってしまった。
バスで撮影中
我々はパリの観光を十分にしていないので、パリに戻る事にしたのだが、徳ちゃんは、プロバンス地方に行くということで、レンヌの駅でお別れとなった。

 彼とは、オーストラリアのエアーズロックで出会い、いままで6回も会い、ユニバーサルスタジオや、グランドサークル、モンサンミッシェル、サンチアゴ等を一緒に見て回ったこの旅一番の友達だ。

 おそらくはこれで最後のお別れになると思うと少し寂しい
 でもまたどこかで会うかも。

 しかしTGVの席は足下が狭い。膝が痛くなってしまった。日本の新幹線の方が快適だと思う。(=^▽^=)
一見おしゃれなTGVの車内。くまモンは足が短いから余裕だが、実はちょっと狭い。