モンサンミッシェルには、アメリカでグランドサークルを一緒に廻ったと徳ちゃんと一緒に行く事になっていたので、ユースホステルで待ち合わせした。
モンサンミッシェルへは、TGVでレンヌまで2時間、レンヌからモンサンミッシェルまでバスで1時間だ。 TGVの料金は、片道59ユーロと高額だった。
さっそくTGVに乗り込み、とりあえず憧れのTGVの写真を撮ろうと外にに出たら、なんとドアが閉まってしまった。時計をみると出発時刻だったΣ( ̄□ ̄;)
この写真撮っていたら、ドアが閉まってしまった。 |
出発してほどなくすると、車掌が検札にやってきた。車掌は、「オー君たちか、さっきはドアが閉まって大変だったな。俺が、ドアを開けて待っててやったんだぞ、感謝しろよな」みたいな事を言っていた。ちゃんと車掌は見ていて全部分かっていたようだ。
レンヌに着きバス停に行くと、派手なセーラー服のような服を着た、髪の毛が赤い日本人がいた。日本で放送されているロケみつという番組の出演者とそのスタッフだった。パリのTGVへの駅でも見かけ手を振ったがガン無視されてたので、実は印象が悪い。
こんな風景を見ながらレンヌからモンサンミッシェルまで移動 |
ロケみつ撮影隊 |
このホテルからモンサンミッシェルへは歩いて30分くらい。バスも走っているが、歩いて行く事にする。
バス停〜モンサンミッシェルまでのシャトルバス。 |
徳ちゃんの希望で、今日は夜景を見る事にしたので、夕方になってから出かけた。
歩いてモンサンミッシェルまで向かう。
モンサンミッシェルまで歩く。 |
この旅一番まずかった食事かもしれない。 |
デザートのアイスもまずく、全部食べなかった。アイスすら食べられないという味はどういう事だろう。美食の国フランスが泣くぞと言いたかった。
また、ウエイトレスの態度も悪いし、注文も取りにこないし、持ってくるのも遅いしと3拍子そろった店だった。隣の中国人客もあまりの遅さにイライラを隠していなかった。
我々の料理が来た時には中国人客8人の視線が一斉に我々の料理に集中したのは笑った。
徳ちゃんが、まずいよと教えてあげたら、まずいのかとがっかりした顏がおかしかった。
夜9時から教会で無料コンサートがあるというので、聴いてみる事にした。教会の急な階段を登って中に入ると、一度中に入ると終わるまで出れないがいいかと確認されたが、いいよと言って中にはいった。
教会の中ではアカペラコンサート |
コンサートはアカペラで、宗教的な唄を歌っている。10数人のコーラスだった。教会の中はよく声が響き、こういった歌には向いているようだった。
しかしながら10分も聴いていると飽きて来た。他のお客さんもドンドン外に出て行くので、我々も、出て来てしまった。
この時期のヨーロッパの夕暮れは遅い。日没が10時過ぎ、本格的に暗くなるのは、11時過ぎだ。モンサンミッシェルの裏のほうに周り、ジーと日没を眺めていた。
夕陽をくまモンと一緒に見物。普通の夕陽だった。 |
11時頃からどこかの街で花火大会があり、それがモンサンミッシェルから見えた。そう、今日7月14日は革命記念日だそうだ。ここモンサンミッシェルからは3カ所の花火が見えた。
夕暮れの写真を撮り、宿に帰り着いたのは12時をまわっていた。へとへとだった。
待ちに待ってようやく夜景を撮影。 |
教会のステンドガラスからは柔らかな光が差し込む |
2時20分くらいのバスにのり、レンヌの駅に向かう。このバスでもロケみつの撮影隊と一緒であった。我々のすぐ目の前の席で、撮影をしている。この番組では、さいころの目に応じて、出演者の咲ちゃんにお金を渡すのだが、今回は10ユーロ渡していた。
この様子をちゃっかりカメラに収めたのだが、シャッター音が気になったのか、我々の前席にスタッフが座り、見えなくなってしまった。
バスで撮影中 |
彼とは、オーストラリアのエアーズロックで出会い、いままで6回も会い、ユニバーサルスタジオや、グランドサークル、モンサンミッシェル、サンチアゴ等を一緒に見て回ったこの旅一番の友達だ。
おそらくはこれで最後のお別れになると思うと少し寂しい。
でもまたどこかで会うかも。
しかしTGVの席は足下が狭い。膝が痛くなってしまった。日本の新幹線の方が快適だと思う。(=^▽^=)
一見おしゃれなTGVの車内。くまモンは足が短いから余裕だが、実はちょっと狭い。 |
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