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2013年6月7日金曜日

セノーテダイビング


 カンクンにやってきた目的は、もちろん、リゾートホテルでのんびりと過ごすためと言う訳ではない。

 このユカタン半島にはセノーテと呼ばれる地下鍾乳洞がたくさんあり、その洞窟をダイビングできるのだ。

 セノーテの中では外に向かった穴から入る光が入り込みそれはそれは神秘的で、きれいだというのだ。

 セノーテの事はもう何年も前から知っており、いつかは潜ってみたいと思っていたポイントだった。

 カンクンにくれば潜れると思って来たのだが、プラヤデルカルメンからのほうが近く、料金も安いというので、どうせプラヤデルカルメンにはコスメル島に行くのに通るのでプラヤデルカルメンで、お店を探した。

 プラヤデルカルメンは、思った以上に都会だった。カンクンのダウンタウンより遥かに都会な感じで、1本長い商店街があり、その道の両脇にお店がたくさんある。

 ところがショップが見つからない。やっと1軒みつけ、夕方で時間がないので値段とか比較せずにその店で決めてしまった。

 実は、商店街のビーチ側にわんさかとショップはあったのだが、時間がないのでそっちのほうには行かなかった。

 値段は2本で125ドルだった。明日は2人だけなので、何処に潜る?好きなところでいいよって聞かれたが、実は全くポイントは調べてなかった。

 お店の人がおすすめのチャックモールと言うところに行く事にした。

 朝8時15分にお店に行き機材合わせを行い、車で移動。30分位で到着。

 入り口で、一旦止まり、ガイドが降りて行く。おそらく入園料を払っているのだろう。セノーテのダイビングは出来るだけ、人が潜る前の方が良いらしい。我々は3番目だそうだ。
セッティングの時にいた犬。妻が近づくと絶対服状の姿勢を見せた
1番乗りは日本人ガイドのお店です。さすがです。

 セノーテのエントリーポイントでブリーフィングをしていると日本人ショップがエントリーしてたので、おはようございますと声をかけたら、異常に驚ろかれ、こっちが驚いてしまった。

 潜るときの注意は、ロープが張ってあるのでそれより下に行かない事、フィンキックは下を向けて蹴らないこと。砂を巻き上げて透明度が悪くなるためである。それから、水深7〜8mくらいだったかな?淡水と海水が混じり合う所ではサーモクラインで見えなくなるので、ガイドの後ろではなく両脇にいる事等である。

 あとは、普通。

 ここのポイントはエントリーポイントが二つあり、奥にある、大きな裂け目がチャックモールで、手前にある小さな洞窟がククルカンというポイントである。

 1本目はチャックモール。ここは光のシャワーが奇麗なポイントだ。

 エントリー後ゆっくりと進むが、ふと後ろを見ると妻がいない。あれ?と思って、上を見ると吹き上がっている。インフレータホースから必死に空気を抜いているが、なかなか沈んでこない。

チャックモールエントリー

 インフレータホースのエアー抜くボタンと、入れるボタンを同時に押しているのを俺は見た。

 仕方ないので、俺も浮き上がり、インフレータホースを奪い取り、空気を抜いてやると沈んだ。

 今度は沈みすぎるので、自分でエアーを入れたが今度はまた入れすぎて浮き上がり抜くが、またボタンを2つとも押している。

 またインフレータホースを奪い取り、空気を抜いてやり、同時に押していると伝えるが、なかなか伝わらない。まあそうこうしているうちにだんだん落ち着いてきて、ようやくスタート。

 洞窟の中で浮き上がったラ恐いのでハラハラしたが、大丈夫そうだった。

 60本も潜ってまだこれかよと言う感じだが、実は、俺もこの前、両方押しをやってたのだ。レンタル品なので、形状が違うのでついつい押しちゃう。

 レンタル機材使うときは、インフレータホースのボタンの両方押しに気をつけなければならない。

 ゆっくりと進んで行く。エントリーしたところから光が差し込み奇麗ではある。しかしながら今日は少し薄曇り。晴れていたらもっときれいなんだろうなと思いながら進む。


さっそく光のシャワー



実際はもっと奇麗にみえるんだけどね
言われた通り、7m位からかサーモクラインがあり前が全く見えない。このままずっとこの状態が続いたら、酔って吐きそうな感じだ。

 このポイントは、だいたいどのポイントからも光が差し込んでいるのが見え、そう真っ暗と言う訳ではない。水温も25℃程度で、暖かくもないがそう冷たくもない。

 鍾乳石や、貝の化石なんかを見せてもらいながら進む。奥にはこれ以上進むと危険ですよの看板がある。

巻貝の化石


2枚貝の化石


危険の印


 魚は、殆どいない。見かけたのは、ヒゲのあるナマズみたいな魚と、水面にいる太っちょのメダカみたいな魚と。青い斑点のある魚。それから遠目でよくわからなかったが、30〜40センチくらいの大きめの魚を2匹くらい見えた。
セノーテにいた数少ない魚のうちの一つ


ナマズのようなヒゲの魚
奥まで行き、引き返してきて水面を見ると、セノーテの周りに生えている木々が水を通して見えており、緑がとても奇麗に見えた。

陸上の木々が水を通して見える

 1時間程度休憩して、2本目は手前のククルカンというポイントに潜る。準備をして行くと、日本人ショップが上がって来た。女性客にどうでした奇麗でしたか?と訊くとちょっと恐かったですと言う答え。

 このポイントはあまり光が入らず、真っ暗な中を懐中電灯をたよりに進んで行く。さっきのポイントに比べて、鍾乳石がきれいいに残っている。ただ真っ暗なので、少し寒い。



水中の鍾乳石
一番奥まで行き、浮上してみた。そこは天井が水面から1mくらいの空間があり、天井からは無数の針のような鍾乳石つららのように垂れ下がっていた。
浮上するとそこには無数の鍾乳石が

天井から針が落ち来そう

 ライトを消すと、真っ暗で、少し恐い。先ほどの女性の気持ちがわかった。

 2本目は冒険的なダイビングで、少し恐いが、その恐さを楽しむようなダイビングだ。閉所恐怖症と暗闇恐怖症の人は、やめた方がいいかもしれない。(笑)

 日本人ショップ以外は何処のガイドもダブルタンクをしょっていて、万が一のとき、浮上できないため多めの空気を持っていた。

ダブルタンクだが両脇に抱える人は字目て見た

 日本人ガイドは、女性ガイドだったからダブルタンクは重すぎてしょえないだろう。まあエア持ちがいいし問題ないとは思う。

 一度は潜りたかったセノーテ。水も奇麗で、光のシャワーも楽しめたし、冒険てきで楽しかった。でも、ダイバーなら一度は潜ってみるべきところではある。

【データ】
ダイビング日   5月27日
ショップ     TANK-HA
● 1本目     チャックモール
最大水深     13.9m
エントリー時間  9:43
潜水時間     44分
水温       25℃
● 2本目     ククルカン
最大水深     13.2m
エントリー時間  11:25
潜水時間     41分
水温       25℃


2013年6月6日木曜日

ケチャップ強盗事件に遭遇


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 首締め強盗、地図強盗、恋愛強盗、世の中にはいろんな強盗の手口がある。こんなばかなと思うような手口。ケチャップ強盗に遭遇してしまった。

 ケチャップ強盗とは、最も有名な手口で、洋服にケチャップやその他液体をかけられ、親切そうに、服汚れているよと近づいてきて、汚れに気を取られているうちに金品を盗むというもの。

 私が聞いていたのは、ブエノスアイレスでケチャップ強盗が多いという話で、実際私が会った人もブエノスアイレスでやられた(未遂)と聞いていた。

 メキシコのプラヤデルカルメンからホルボッシュという島に移動するのに、カンクンでバスを乗り換える必要があった。

 チキラ行のチケットを買い、妻がトイレに行きたいから金をくれという。細かいコインがないかなと思い、財布を出して、ずいぶん長い間、お金を数えていた。

 あんまり細かいのを出しすぎて、使えないというので、そんな事を何回も繰り返していた。

 妻がトイレに行っている間、荷物を時刻表の看板の前に置き、時刻表の写真なんかを撮るっていた。

 妻が戻って来て、「何コレー?Tシャツ白いのが一杯付いているよ」という。見ると白いクリーム状の液体がついている。

 すれ違い様にだれかのソフトクリームがあたったのかと思った。

 その時、ティッシュを持ったおじさんが登場!! 汚れているから、トイレに行こうとトイレに誘う

 一瞬おじさんについて行きそうになったが、ケチャップの知識がある私は、怪しい!!
と思い、おじさんには付いて行かなかったが、おじさんがしつこく誘う。

 あっち行けと言うとおじさんがいなくなったので、とりあえず、拭くにもすごい量なので、妻に見張ってもらい、Tシャツを脱ぎ、その場で着替えた。

 その後、バスに乗る前に用を足しておこうと思い、トイレに行った。

 入り口で5ペソ払い中に入る。小便器の前に立とうとしたとき、だれかが私の肩を叩き汚れているよと言う。

 みると今度は短パンにべっとり白い液体が付着している。教えてくれた人を見るとさっきのおじさんだ。手にはファーストフード点にある茶色いナプキンを大量に持っている

 なんだ又このオヤジか? ヤバいと思い、とりあえずあっち行けといって個室に逃げ込もうとしたがさっきまで全部空いていた個室が殆ど埋まっている。

 一つは掃除中で、慌ててたが、掃除のおじさんが入っていいよというので、入ると鍵がかからずヤバいと思ったが、さすがに個室にまで怪しいおじさんは入っては来なかった。

 とりあえず、ティッシュで拭き取り、臭を嗅いでみた。日焼け止めクリームのような臭がした。

 短パンの着替えはバッグの中、一旦外に出て、着替えを持ってまたトイレに来るとまたやられそうな気がしたので、日焼け止めクリームならとりあえずいいやと思い、着替えずにそのままバスに乗ることにした。

 荷物の見張りをしていた妻は、ヤバいと思い、背後を取られない様に壁際に移動して、私を待っていた。

 盗られた物はなかったが、服を汚され、無性に腹が立った。しかも2度も。よっぽど俺の顏が、間抜けに見えたのだろう。今度あのオヤジみたらケチャップかけてやりたい。


 おそらく、服が汚れているよと言って、トイレに誘い込み、有料トイレの料金を出す所を狙うのではないかと思われる。 おそらく、お金を妻に渡すところを見ていたのだろう。

 2回目はトイレの中だが、個室が一斉に閉まってしまうあたりは、他にも仲間がいて、トイレの掃除係もグルかもしれないと思う。

 トイレは、人も出入りは少なくはないが、人がいない事も多い。有料トイレだとバックからお金を出し、しまい損ねている(私の場合はバッグの鍵をかけ忘れる等)ことも多いので狙いやすいのかもしれない等と思った。


 あーしかし腹が立つ。ムカつく。気持ち悪い。

 犯人からは、クリーニング代を強奪したい気持ちだ。

 ケチャップにあわないためには、まず、お金を人の見えるところで出さないこと
どうしても必要な場合は出来るだけ時間を短くする事。
 おそらく、犯人は財布を出しているところをチェックしているはずだ。

 後ろに誰か来ても気にならないので背後からケチャップを掛けられやすいので、バスターミナル等のど真ん中にボケーと立たない事。 待つときは、出来るだけ、後ろは壁のあるところが良い。

 もしケチャップを掛けられたときは、自分の周りに人を近づけない事。声をかけて来た人、特に準備よくティッシュを持っている人は間違いなく犯人だ。あっち行けと言って人を遠ざける事が重要

 カンクンのダウンタウンのADOバスターミナルでの出来事です。行かれる方は十分ご注意を。


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2013年6月5日水曜日

透明度40mコスメルのダイビング

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 コスメル島、この島は、カンクンから南にバスで1時間のプラヤデルカルメンから船で40分程行ったところにある、米粒見たいな形をした島である。


 米粒みたいな形をしているから妻は、小さい島で歩いてまわれると思っていたらしいが、とんでもない。かなり大きな島だ。宿の人に聞いたのだが10万人くらいは住んでいるようだ。妻は宿の人にメールでATMはありますかと質問をしたら、コスメルは市なのでたくさんありますと返事が来た。

 ガイドブックには潜水道具を発明したクストーが絶賛した島とあり、ダイビングのメッカであるらしいのだ。

 コスメル行の船は、大きな双胴船だが、ほぼ満員だった。船代も160ペソくらいだったかな?高い!!

 コスメル島に着くと、荷物は、空港と同じようなターンテーブルに乗せられるのでそれをとり、出口で引換券とTAGの番号を係員がチェックする。セキュリティーも完璧だ。

 私のバッグはターンテーブルでは見つからず、係員に「俺のバッグがない」と叫ぶとおっちゃんが船から持って来た。妻のバッグのTAGは外れていて、係員に「TAG取れちゃってたよ」というとそのまま通してもらった。完璧なセキュリティーは、やはり島クオリティーだった。

 荷物が出てくるまで、港の海を見ていたが、とにかく水がきれいだ。岸壁の底も奇麗に見える。さすがはダイビングのメッカだと私はうなってしまった。

 島にはたくさんのダイビングショップがあり、宿までに歩いて行く間にたくさん見かけた。

 もちろん我々は翌日にダイビングをしたいと思っているのだが、何処のショップにしたらいいかわからないので、宿のおかみさんに紹介してもらった。

 価格は、2タンク、レンタル機材込みで77ドル一応宿割りだそうだ。

 早速、夕方お店に行き、機材合わせをする。お店はまあまあの広さで、こざっぱりして、ダイビング機材や小物がショーウインドーに入れられ売られていたので、以前から買いたかったが見つからなかった防水バッグを購入した。15ℓ物で28ドルだった。

 クレジットカードで払おうとしたら、手数料5ドルかかるという。しかもクレジットだと、ペソ建てになるから、この店のレートは1ドル12.6ペソ。両替所では1ドル11.7くらいなので、かなり分が悪い。

 イスラムヘーレスでは手数料について、ごにょごにょ言ったら、手数料無しになったので、ごにょごにょ言っていみたが、受付のお姉さんは、表情一つ変えず何言ってるのみたいな感じで相手にしてもらえなかった。なので、結局ダイビング代は82ドルとなった。

 高いのか安いのか分からなかったが、翌日おなじ宿の人が他の所に頼んだら60数ドルだったらしいので、安いところはまだあるようだ。

 ダイビング当日、9:15にタクシーでガイドのおっちゃんがピックアップにやってきた。
この店は車もってないのかな?

 ボートに乗り込み、30〜40分くらい走る。
今日のボート大きくはないがちょうどいい大きさ


今日はくまモンが運転?

大きなクルーズ船が3隻停泊。クルーズ船にはもう乗ったので憧れはもうない


こんなヨットを抜かして、ポイントへ移動

マリンパークの入園料を払った証明書、観察用TAGを付けられたカメのような気持ちだ。

 1本目のポイントは、「サンタローサ」 エントリするとそこは12〜13mくらいの砂地で、その奥がドロッププオフ。100m以上落ち込んでいるらしい。このドロップオフ沿いを流す。軽く流れており、フィンキックしなくても進むので気持ちいい。
さあスタート。透明度最高
ガイドにはここの固有種である、スポティッドドラムフィッシュと、トードフィッシュがいたら教えてねと言っておいたのだが、ドラムフィッシュをすぐに教えてくれた。

 この魚は尾びれなのか背びれなのか胸びれなのかよくわからないがひれが長くひらひらして、ちょろちょろ動きまくり動きが可愛らしいが、写真は撮りにくい。
スポッテッドドラムフィッシュ なかなかかわいいぞ

 このほかに、何ザメかしらないが、サメやカメ、アジのような魚等を見た。正直言って魚は少ない。おそらく、小物ももっと真剣に探せば出てくるのではないかと思うのだが。
別に珍しくはないが、いたら必ず写真を撮ってしまうハナミノカサゴ

変なサザナミヤッコだなとおもっていたら違う魚みたい




 2本目はサンフランシスコ。一緒に潜ったアメリカ人はサンフランシスコから来ているので、大喜びだ。私はなんでそんな名前って聞いてみたが、答えはなかった。

 これも1本目とおなじような感じで、ドロップオフ沿いを流す感じだ、2本目なので、最大深度は18mで60分のダイビングの予定。
穴を見たら入りたくなるので、入り込んだら、足をガヤ似さされてしまい、今も痒い

一緒に潜った日本人女性

 ここで見たのは、大きなカメ。くちばしがとんがっていて、甲羅の後ろのほうがギザギザしているので、タイマイだ。このあと小さなタイマイも見かけたが、こいつがなかなかかわいい、若者のほうがかわいく見えるのは、カメも人間も同じだ。

アダルトタイマイ

ヤングタイマイ

 トードフィッシュもガイドが教えてくれた。この魚、シマシマ模様で口の周りにひげのあるアンコウみたいな顏をしている。小さなくぼみの中に、体を隠し、顏だけちょこんと出している、目がまんまるでクリクリしていて可愛らしい。

 まあ写真もなんとか上手く撮れた。

トードフィッシュ

スポッテッドドラムフィッシュ

 あと伊勢エビもうじゃうじゃいた。ガイドとかなり離れていたので、一匹捕まえてみた。ひげを2本同時につかむと捕まえられると聞いていたので、試してみたら本当に捕まえられてびっくり。
このヒゲの先は私の手に握られているかも?
エイト妻を撮ろうとしたら、エイは砂で煙幕を張った。
他の人にみつかるとヤバいのでもちろんすぐに逃がしたが、伊勢エビ捕まえたのは初めてだった。

 それから、大きなカニを見た。何カニかは知らないが、体が30センチくらいはありそうな高足カニみたいな感じではさみも大きかった。これも初めてみた。
このカニはボディの巾が30cm位はあった
その他には、1mくらいのハタ。こいつは我々の後をストーカのようについてまわったり、先回りして穴の中からでてきたりと、なか人懐こいやつだった。でもシャイなやつでカメラ向けると逃げる。

ストーカハタ

 そんな感じで2ダイブ終了。

 透明度は最高だった。最大深度28mの予定だったが、明るいので、自分は35mくらいまで行ってしまった。35mからでも上をみると水面がはっきり見えていたので40mくらいは見えていたのではないかと思う。魚自体は少ないが、気持ちのいいダイビングだった。

ガイドのおっちゃん

スタッフ

アメリカ人

船長とくまモン

くまモンはいつもみんなを笑顔にしてくれます。

 本当はもっと潜りたいのだが、予算の関係で、コスメルでも、1日だけにした。

【データ】
・ダイビング日  2013年5月31日
・ショップ名   スタジオブルー
1本目
  ・ポイント名 サンタローサ
  ・最大深度  34.8m
        ・エントリー時間 10:37
        ・潜水時間    45分
  ・水温      28℃
  ・透明度     40m
  ・流れ      多少あり
  ・見た魚
    スポティッドドラムフィッシュ、タイマイ、でっかいウツボ、ハナミノカサゴ
    その他名前知らない魚
2本目 
  ・ポイント名    サンフランシスコ
  ・最大深度     18.2m
  ・エントリー時間  12:24
  ・潜水時間     62分
  ・水温       28℃
  ・透明度     40m
  ・流れ      多少あり
  ・見た魚
    スポティッドドラムフィッシュ、トードフィッシュ、サメ、アダルトタイマイ
    ヤングタイマイ、伊勢エビ、ハタ、大きなカニ 等等

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2013年6月4日火曜日

日本人宿でのシェア飯

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 メキシコのコスメル島では、日本人が経営する民宿のようなところに宿泊した。基本的にお客は日本人のみで、部屋は男女ミックスのドミトリーだった。

 もう半年程旅をしているが、宿はだいたいホステルと言われるドミトリーに泊まって来たが、そういった宿で日本人に会う事は殆どなかった。

 日本人に会う宿は地球の歩き方に乗っている宿や、ネット検索して、ブログ等で絶賛されている宿等、それと日本人宿である。

 旅行当初は、別に日本人に会わなくても、別にどうって事ないと思っていたが、半年も経つと、たまには日本語の会話をしたくなるし、いろんな旅行情報も日本語で、得る事ができて、便利な場合も多い。

 今回、コスメルに日本人宿があると聞いたのでとりあえず行ってみるかというのりでやって来た。


 到着した日は我々含めて、8人が泊まっていた。我々は3泊したが新参者の私たちは、1泊目、2泊目は我々だけで夕食を作って食べていたが、他の人達は、みんなでご飯作って一緒に食べている。いわゆるシェア飯だ。

 夕方になると、だれともなく夕飯どうする?みたいな話になり、じゃあ一緒に食べましょうみたいな感じで、なんとなく買い出しに行って、何となく誰かが作って、洩れなくみんなが食べる。

 かかった費用はすべて割り勘と言う感じのようだ。 飲み物等は、自分で飲みたいものだけを自分で準備しているようだった。


 我々は、1日目、2日目は、早々と材料を買って来てしまったので、シェア飯には参加しなかった。
 1日目の我々の食事は参考までに、豚肉の生姜焼きに、ワカモレ。ワカモレはアボガドを潰して、タマネギ、トマト、ニンニク、レモン汁等を加えたもので、南米では一般的な料理のようである。我らも、こっちに来て覚えたので挑戦した。

 久しぶりの生姜焼きうまかった。旅に出て3ヶ月くらいは、別に日本食はどうでも良かったのだが、無性に食べたくなる。

 2日目はエビチリにした。エビチリは本来は、エビを一度揚げてから、豆板醤とケチャップで作ったソースに絡めるのだろうが、豆板醤なんて手に入らないので、チリが入ったトマトソースを使って、作ってみた。

 エビの殻をむき、背わたをとり、みじん切りしたタマネギ、ショウガ、ニンニクと一緒に痛め、火が通ったら、チリ入りのトマトソースと水を投入し、隠し味に、醤油と塩を入れて、を調整したら、火を止めて、とろみ付けに、生卵を流し入れかき混ぜて、出来上がり。超簡単である。

 一緒にダイビングした女性に、少しお裾分けしたら、忘れられない味ですと、忘れられない言葉を頂いた。

 お世辞とは思うが、普段ほめられる事のない私にとって、ほめていただけるのは、とてもうれしい物だ。


 さて3日目だが、一緒に泊まっていた人達とレストランでお昼を食べて帰ろうとすると、ものすごい大雨、仕方なしに、雨がやむまで、スーパーで夕飯のお買い物。

 私は、無性にカレーライスが食べたくて、妻にカレーを作ろうよと提案。

 ところがカレールーなんか売っているはずもないが、ただカレー粉は売っているのを既に見つけていた。

 以前にカットトマトにカレー粉を入れてうまいカレーを作った事があったので、昨日つかったチリ入りトマトソースを使えば、うまいカレーが出来るとひらめいた。

 さすが俺だ。誰もほめないので自分でほめる。

 一緒だった女性にカレーを作るというと、目がキラリと輝き、ぜひ一緒させてくださいと言われた。他の3人にも妻が聞いたら、カレーなら絶対食べたいと口元が緩んだらしい。

 宿にいる日本人は殆どが長期旅行者で、1年近く日本に帰っていない人達ばかりだ。日本の味に飢えている。もちろん自分もそうだ。

 これで6人。とらえず6人分の材料を買い込み、宿に戻ると、宿に残っていた3人が、夕飯どうするの?と叫ぶ。

 カレー作るけどシェアする?って聞くと、ごくりとつばを飲み込む音が聞こえた。もちらん残りの3人も合流することになった。


 3人分の材料を追加で買って来てもらう事にして、料理がスタートした
一部だがカレーの材料

 自分たちだけのつもりだったので、気楽に考えていたが、全員分の夕飯がかかってくるとなると、責任重大である。


 米は自分が持っていた分が4合半。鍋で炊く。固かったり柔らかかったりしたら、大変であるが、適当に水を入れて焚いてみる。

 飯を炊くときは、柔らかくなってしまったらどうしようもないので、水を少なめに入れて、一度焚いてみる。固かったら水を足して程よい固さになるのを確認する。今日は一発で、少しお焦げの薫る程よい固さの飯が炊けた。さすが俺だ。だれもほめないので自分でほめる、

 そうこうしていると、オーナーがやって来て、あれ?もしかして私の分って入っている?と聞く。卵が9個しかないんだけど10人よねっていう。

 オーナーの分は考えていなかったが,卵は、余っていたのがたまたま9個だけだったのだが、卵は切って分けるから、ちゃんとありますよと言いその場を取り繕う。一人分くらいはどうにでもなるのがカレーライスだ。

 結局買い足して来た米3合を炊飯器で炊き、7.5号を10人で食べることになった。

 カレーの材料は、人参、タマネギ、ジャガイモ、豚肉、とトマトソース、カレー粉である。カレーの作り方はいたって普通。カレールーがないのでトマトソースとカレー粉で作るだけだ。

 面白いのが、みんな自分の出来る事は率先してやる。野菜切るのが得意な人は、切る。
いためるのが得意な人はいためる。自分の材料を持っている人は持ってくる。

 風呂に入る人は先に入る。実はこれも重要なのだ。ご飯が済ん風呂に入るととても込み合うので、先に風呂に入るのは、全員にとっていい事なのだ。

 誰も言われなくてもなんとなくみんなうまく動いてしまうのが面白い。

得意分野が済んだら、何処かに消える。そうすると誰かがまたやって来てごそごそとやる。

 スパイスのクミンを持っている人がいて、クミンを投入する。日本のカレー粉ひとかけらを持っている人もいて、それを投入する。味を見て、なんだか物足りないと思った人は、持っていたマンゴーを投入する。

 自分が味見したら薄くコクがないとおもったので、醤油と、コンソメスープを投入する。

 最後は少し煮込んで、とりあえず終了。
一応歓声

 妻は、肉が多すぎて入りきらなかった分を、オーナーが持っていたコチジャンでいためてなんだか作っている。

豚肉のコチジャンいため。これもなかなかうまい。

 カレーの付け合わせには、サボテンの醤油煮みたいなものも作っている。このサボテン。酸味があり、いためて、甘辛い醤油で味付けすると、うまい。これは、昨日適当に妻が習得していた。

 実は作るのにメチャ時間がかかっている。食べ始めたのは9時近かったのではないかと思う。立ちっぱなしだった妻は、椅子に絶対に座ると椅子の予約をしてしまった。

 ようやく乾杯して、食べるが、当たり前だが、ちゃんとカレーの味がした。

たくさん並ぶカレーライス
こうして、初めて自分発案のシェア飯を作ってみたのでした。
くまモンも仲間にいれてもらったから10人と1頭?
ちょっと疲れたけど、学生時代のキャンプみたいで楽しかった。いつも2人で作って2人で食べる。たまには、大勢の人と同じ釜の飯を食うのは悪くはない。


写真撮り忘れたので、これは前日の様子

コスメル島 5月30日〜6月1日
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