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2013年6月5日水曜日

透明度40mコスメルのダイビング

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 コスメル島、この島は、カンクンから南にバスで1時間のプラヤデルカルメンから船で40分程行ったところにある、米粒見たいな形をした島である。


 米粒みたいな形をしているから妻は、小さい島で歩いてまわれると思っていたらしいが、とんでもない。かなり大きな島だ。宿の人に聞いたのだが10万人くらいは住んでいるようだ。妻は宿の人にメールでATMはありますかと質問をしたら、コスメルは市なのでたくさんありますと返事が来た。

 ガイドブックには潜水道具を発明したクストーが絶賛した島とあり、ダイビングのメッカであるらしいのだ。

 コスメル行の船は、大きな双胴船だが、ほぼ満員だった。船代も160ペソくらいだったかな?高い!!

 コスメル島に着くと、荷物は、空港と同じようなターンテーブルに乗せられるのでそれをとり、出口で引換券とTAGの番号を係員がチェックする。セキュリティーも完璧だ。

 私のバッグはターンテーブルでは見つからず、係員に「俺のバッグがない」と叫ぶとおっちゃんが船から持って来た。妻のバッグのTAGは外れていて、係員に「TAG取れちゃってたよ」というとそのまま通してもらった。完璧なセキュリティーは、やはり島クオリティーだった。

 荷物が出てくるまで、港の海を見ていたが、とにかく水がきれいだ。岸壁の底も奇麗に見える。さすがはダイビングのメッカだと私はうなってしまった。

 島にはたくさんのダイビングショップがあり、宿までに歩いて行く間にたくさん見かけた。

 もちろん我々は翌日にダイビングをしたいと思っているのだが、何処のショップにしたらいいかわからないので、宿のおかみさんに紹介してもらった。

 価格は、2タンク、レンタル機材込みで77ドル一応宿割りだそうだ。

 早速、夕方お店に行き、機材合わせをする。お店はまあまあの広さで、こざっぱりして、ダイビング機材や小物がショーウインドーに入れられ売られていたので、以前から買いたかったが見つからなかった防水バッグを購入した。15ℓ物で28ドルだった。

 クレジットカードで払おうとしたら、手数料5ドルかかるという。しかもクレジットだと、ペソ建てになるから、この店のレートは1ドル12.6ペソ。両替所では1ドル11.7くらいなので、かなり分が悪い。

 イスラムヘーレスでは手数料について、ごにょごにょ言ったら、手数料無しになったので、ごにょごにょ言っていみたが、受付のお姉さんは、表情一つ変えず何言ってるのみたいな感じで相手にしてもらえなかった。なので、結局ダイビング代は82ドルとなった。

 高いのか安いのか分からなかったが、翌日おなじ宿の人が他の所に頼んだら60数ドルだったらしいので、安いところはまだあるようだ。

 ダイビング当日、9:15にタクシーでガイドのおっちゃんがピックアップにやってきた。
この店は車もってないのかな?

 ボートに乗り込み、30〜40分くらい走る。
今日のボート大きくはないがちょうどいい大きさ


今日はくまモンが運転?

大きなクルーズ船が3隻停泊。クルーズ船にはもう乗ったので憧れはもうない


こんなヨットを抜かして、ポイントへ移動

マリンパークの入園料を払った証明書、観察用TAGを付けられたカメのような気持ちだ。

 1本目のポイントは、「サンタローサ」 エントリするとそこは12〜13mくらいの砂地で、その奥がドロッププオフ。100m以上落ち込んでいるらしい。このドロップオフ沿いを流す。軽く流れており、フィンキックしなくても進むので気持ちいい。
さあスタート。透明度最高
ガイドにはここの固有種である、スポティッドドラムフィッシュと、トードフィッシュがいたら教えてねと言っておいたのだが、ドラムフィッシュをすぐに教えてくれた。

 この魚は尾びれなのか背びれなのか胸びれなのかよくわからないがひれが長くひらひらして、ちょろちょろ動きまくり動きが可愛らしいが、写真は撮りにくい。
スポッテッドドラムフィッシュ なかなかかわいいぞ

 このほかに、何ザメかしらないが、サメやカメ、アジのような魚等を見た。正直言って魚は少ない。おそらく、小物ももっと真剣に探せば出てくるのではないかと思うのだが。
別に珍しくはないが、いたら必ず写真を撮ってしまうハナミノカサゴ

変なサザナミヤッコだなとおもっていたら違う魚みたい




 2本目はサンフランシスコ。一緒に潜ったアメリカ人はサンフランシスコから来ているので、大喜びだ。私はなんでそんな名前って聞いてみたが、答えはなかった。

 これも1本目とおなじような感じで、ドロップオフ沿いを流す感じだ、2本目なので、最大深度は18mで60分のダイビングの予定。
穴を見たら入りたくなるので、入り込んだら、足をガヤ似さされてしまい、今も痒い

一緒に潜った日本人女性

 ここで見たのは、大きなカメ。くちばしがとんがっていて、甲羅の後ろのほうがギザギザしているので、タイマイだ。このあと小さなタイマイも見かけたが、こいつがなかなかかわいい、若者のほうがかわいく見えるのは、カメも人間も同じだ。

アダルトタイマイ

ヤングタイマイ

 トードフィッシュもガイドが教えてくれた。この魚、シマシマ模様で口の周りにひげのあるアンコウみたいな顏をしている。小さなくぼみの中に、体を隠し、顏だけちょこんと出している、目がまんまるでクリクリしていて可愛らしい。

 まあ写真もなんとか上手く撮れた。

トードフィッシュ

スポッテッドドラムフィッシュ

 あと伊勢エビもうじゃうじゃいた。ガイドとかなり離れていたので、一匹捕まえてみた。ひげを2本同時につかむと捕まえられると聞いていたので、試してみたら本当に捕まえられてびっくり。
このヒゲの先は私の手に握られているかも?
エイト妻を撮ろうとしたら、エイは砂で煙幕を張った。
他の人にみつかるとヤバいのでもちろんすぐに逃がしたが、伊勢エビ捕まえたのは初めてだった。

 それから、大きなカニを見た。何カニかは知らないが、体が30センチくらいはありそうな高足カニみたいな感じではさみも大きかった。これも初めてみた。
このカニはボディの巾が30cm位はあった
その他には、1mくらいのハタ。こいつは我々の後をストーカのようについてまわったり、先回りして穴の中からでてきたりと、なか人懐こいやつだった。でもシャイなやつでカメラ向けると逃げる。

ストーカハタ

 そんな感じで2ダイブ終了。

 透明度は最高だった。最大深度28mの予定だったが、明るいので、自分は35mくらいまで行ってしまった。35mからでも上をみると水面がはっきり見えていたので40mくらいは見えていたのではないかと思う。魚自体は少ないが、気持ちのいいダイビングだった。

ガイドのおっちゃん

スタッフ

アメリカ人

船長とくまモン

くまモンはいつもみんなを笑顔にしてくれます。

 本当はもっと潜りたいのだが、予算の関係で、コスメルでも、1日だけにした。

【データ】
・ダイビング日  2013年5月31日
・ショップ名   スタジオブルー
1本目
  ・ポイント名 サンタローサ
  ・最大深度  34.8m
        ・エントリー時間 10:37
        ・潜水時間    45分
  ・水温      28℃
  ・透明度     40m
  ・流れ      多少あり
  ・見た魚
    スポティッドドラムフィッシュ、タイマイ、でっかいウツボ、ハナミノカサゴ
    その他名前知らない魚
2本目 
  ・ポイント名    サンフランシスコ
  ・最大深度     18.2m
  ・エントリー時間  12:24
  ・潜水時間     62分
  ・水温       28℃
  ・透明度     40m
  ・流れ      多少あり
  ・見た魚
    スポティッドドラムフィッシュ、トードフィッシュ、サメ、アダルトタイマイ
    ヤングタイマイ、伊勢エビ、ハタ、大きなカニ 等等

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