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2013年12月1日日曜日

ジャイアンのガイドでいくグリーンツアー カッパドキア


 カッパドキアのツアーにはバルーン以外に、グリーンツアーレッドツアーローズツアーというものがあった。懐事情が厳しく、全部行く訳にはいかないのでひとつだけ、グリーンツアーというものに参加した。

 バルーンツアーから帰って来て、宿でパンをかじり、ダッシュで集合場所へ。やたらと忙しい。旅行者が手配したバスに乗り出発。

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 お客さんは、全員で10人くらい。日本人は我々のほかにもう1人いた。彼女は、yokoさんといい、やはり世界一周中だそうだ。

 ガイドは、子供の頃は、さぞかしガキ大将だっただろうという感じのオジさん。なんだかドラえもんのジャイアンが大きくなったらこんな感じだろうと思い、我々は彼をジャイアンと呼ぶ事にした(笑)

ジャイアンは、ものすごいスピードで英語でしゃべりまくる。我々はスピードに付いて
いけず、一番前の席で、ジャイアンの飛んでくる唾をよけるのに精一杯だった。


 ジャイアンは一人一人の名前を聞いて、全員の名前を覚えてしまい、どうだ。すごいだろうと言う感じで、威張っていた。


 最初の訪問場所は、ギョレメパノラマ。 ここからは、ギョレメの奇岩を俯瞰して眺める事が出来たが、特にどうってことはなかったような気がする。ちょろっと風景を眺めたあとは、お土産物をチラッと見て退散。






 2番目の訪問先は、地下都市。地下にクネクネと地下50m先まで穴が掘りまくってあるらしい。我々が入ることが出来るのは、20数mまで。狭い通路をクネクネと進むが、観光客が多く,中は大混雑。





 この地下都市はイスラム教からのキリスト教弾圧を逃れるために、このような地下都市を造り、隠れ隠れ住んでいたようだ。柱等には、十字架が掘ってあったりする。

トルコと言えばイスラム教。そんなトルコにも隠れキリシタンがいたとは知らなかった。踏み絵とかなかったんだろうかと思ったが、そういった物は見当たらなかった。(笑)


天井を支えている柱の所までくるとジャイアンは、一人のお客さんを柱の所に立たさせて、いきなり、殴りかかったように見えたが、寸止め
 どうやら、ここは反逆者の拷問の場だという説明らしかったが、ジャイアンには暴力ポーズが似合っている。(笑)
拷問場所
この地下室には、トイレもあり、石で作った便器が置いてあった。しかしながら、こんな所でトイレをすると、匂いが大変だ。おそらく当時はこの地下室は、トイレの香りが充満していたに違いない。
便器
しかし、この洞窟は狭くてアップダウンが激しい。なかには中腰で階段を上り下りする所もあり、結構足腰に応えた。
洞窟



 その次は、大きな岩をくり抜いて作った大きな教会のような所に行った。教会の中には壁画等が残されていたが、かなり損傷していた。





 ここで、日本人のyokoさんが、ジャイアンに写真を撮ってとお願いすると、ジャイアンはキスしたら撮ってやると、髭もじゃのホッペを突き出した。yokoさんは日本人はそんな事しないと言い、写真撮ってとお願いするが、ジャイアンはしつこい。5分くらいキスしろと迫っていた。もちろん冗談なんだろうけど、冗談にしてはしつこすぎる。

これ以上やるとほぼセクハラだ。とりあえず俺は、俺がキスしてやるよと助け舟を出そうかなと思ったが、ジャイアンがその気になるかもしれないのでやめといた。

そういば、ジャイアンは、バスの中や、観光の途中からyokoさんへの目が少し怪しいなあと思っていた所だった。

 次に行くバスの途中で、ジャイアンはいきなり、昼食は、今レストランが混んでいるので、飛ばして先に行くと真顔でいう。みんあ、そんな事無いでしょと相手にしてなかったが、これは冗談じゃないぞ。本当だからなと、しつこい。

 あんたアホじゃないの?という感じで、誰も相手にしてなかったが、バスはレストランに止まった。

 冗談言うのはいいけど、しつこいのはやめにしてほしい。

 このあたりから、ジャイアンはみんなの信頼をなくして行った。

 昼食は5種類くらいのメニューから選べて、スープに、サラダ、メインとチャイを頂いた。お味はまあまあ美味しかった。
掘建小屋のようにみえるがレストラン

 昼食後はウフララ渓谷の約4kmの道を散策。ジャイアンは、カップルはみんな手をつなげー、これからロマンチックロードだという。一人で来ていたyokoさんはジャイアンから狙われていたが、韓国人のリー君といっしょに歩き、難を逃れていたようだった。

ジャイアンはデカい声で「オンリーユー〜♬」と歌いロマンティックロードの気分を盛り上げようと必死だったが、歌が下手だ。この世の物と思えないくらい酷い。騒音以外の何者でもない。歌が酷いのもジャイアンそっくりだ。





 白人のきれいなお姉さんは、速攻で、「ストップ プリーズ」と叫んだ。

 ジャイアンに文句が言えるのは、しずかちゃんだけだ。彼女は今回のしずかちゃんだった。どうやら、yokoさんにセクハラする前には彼女がセクハラを受けていたらしく、かなりお冠の様子だった。

 ウフララ渓谷は、すでに紅葉を迎えており、何の木か名前は知らないが、まっすぐに伸びた木々の葉っぱは黄色く色づいていた。川沿いを歩いて4km程度の道を歩いたが、日本の渓谷を歩いている感じで少し体が癒された感じがした。



 ここでジャイアンは、オリーブの木を見つけ、この実は食べられるというので、食べてみたが、全くスカスカで食べられた物じゃなかった。韓国人のリー君は、口から吐き出した木の実を地面に投げつけて、「こんなもん食えるかー」と叫んでいた。

 しかしながら、この渓谷の散歩そんなに悪くはない。

 最後は、ギョレメの街にの近くでバスは止まった。ちょうど夕陽が地平線に沈む所だった。我々日本人3人と韓国人のリー君は夕陽に向かってカメラを向けようとしたら、ジャイアンに「そっちじゃなくこっちだー」とお土産物屋の中の、石の彫刻の実演販売所に連れて行かれた。

大理石を旋盤で削る

ペーパーで磨くとピカピカ



 最後にお土産物やさんに連れて行かれるのは、ツアーではお決まりである。

 リー君もこんな所で俺の時間を使いたくないと少しお怒り気味だった。

 そんなこんなで、グリーンツアーは盛りだくさんな内容でかなり忙しかった。

 バスの中で最後に、ジャイアンが長々と何かしゃべっていて、最後に「みなさん最後まで私の話を聞いてくれてありがとう」と言っていたが、何故かだれも拍手をしなかった。

 しかしジャイアンはいい事を教えてくれた。それは、27日からトルコは冬時間になるそうだ。時間が1時間おそくなるという。つまり27日の夜中の1時になった瞬間に夜中の12時に時間がかわるという。27日は我々がイスタンブールに行く移動日だ。聞いていなかったら飛行機の時間を間違う所だった。
ツアー後リー君とyokoさんとカンパーイ




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