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2013年6月26日水曜日

アメリカの交通ルール

 アメリカでは、グランドサークルを車で廻ろうと考えていた。しかしながら、左ハンドル、右側通行。当然経験がない。 イースター島で予行演習はした物の自信はない。

 ロサンゼルスで会った友人に、これからグランドサークルをレンタカーで廻ると
言うと、事故起こしたら、出て来れなくなるかもしれないぞと脅しを掛けられた。そんでもって、自信の経験から、いくつか日本と違う交通ルールがあるので、説明してくれたのでまとめてみた。


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1.警察に逆らうな。
 警察に口答えすると、痛い目に会うそうだ。まあ当たり前ですけど。。。。

 → 警察にお世話になることはなかったが、自分を追い越し禁止くかんで追い越した車が、捕まった。ミラーに回転灯をつけたパトカーが迫ったときは自分かと思って、焦った。(^_^;

2.赤信号でも右折可能。
 基本、右折時赤信号でも、4方向の安全が確認できれば、右折可能。
 → 最初、信号無視する車が多く、さすがアメリカと思っていたが、こんなルールがあるのは知らなかった。歩いているときも赤信号だからと思っていると、車は曲がってきて引かれそうになる事も多々あった。赤信号でも行くのはなかなか勇気が必要だ。通常赤信号で止まると、少し気を抜けるのだが、赤でも安全なら行かなければ後ろの車に怒られるので、赤信号でも休む暇無しで疲れる。

3. 左折時は交差点の中で待ってはいけない。
 日本では右折時に、交差点の中に入って待ち、信号が変わる時に、曲がる事ができるが、アメリカでは、交差点の中で待つのは厳禁らしい。停止線のところで止まって待ち、十分に安全が確認できてから左折する。
 → これがなかなか難しかった。しかしながら,交通量の多い交差点では、大抵左青矢印が出るので、それに従えば良い。

4.黄色線で囲われた真ん中車線の使い方
 黄色線で囲われた真ん中の車線は両方向から入れて、早い者勝ち。
 右折時等にこの車線に入り、待つ事が出来る。
 → 本当に入っていいか分からない事があり、最初は勇気が必要。

5.菱形マークのある高速道路は、1人乗り禁止。必ず2人以上で乗る事。
 → この道に出会うことはなかった。今回は常に3人乗っていたので問題無し。

6.飲酒運転は厳禁
 飲酒運転の罰則は厳しいらしい。日本でも当たり前ではある。
 検問等はないので、ちゃんと運転していれば捕まる事はないらしい。
 → もちろんやってない

7.歩行者要信号はボタン押し式
 歩行者用信号は、あらかじめボタンを押していないと車用信号が青になった時に青(歩行者用は白)に変わらない。
 → 信号無視して道路を渡る人はめちゃくちゃ多い。

8.追い越し時は制限速度以内で
 追い越し時でも制限速度以内で追い越さなければならないので、すごい距離を走ることになる。
 → 日本でもおなじだが、ほぼ不可能。みんなばんばん飛ばしていた。
   しかしながら、スピードの取り締まりは厳しいらしいので、スピードを出さないのこしたことはない。ナビゲーションに常に制限速度がでているので、これで確認すると便利。

こんなところかな?7日間で1750マイル程(2800km程度か?)を走行した。いくつか危ない事もあったが、まあ何もなく無事に帰ってくる事が出来た。

 これも、友人のおかげだ。本当に感謝する。
 

2013年6月25日火曜日

ロサンゼルスで友人と再会


 ロサンゼルスにやって来た。マイアミからアメリカンエアーラインで、5時間のフライトだった。

 イースター島に行った時もチリの国内線で5時間だったが、立派な機内食とビールを頂いたので、今回も機内食は出るだろうと思って何も食べ物を準備していなかったが、機内食はなし。コーラだけで、ロスに着いたときは、腹ぺこだった。
 

 メトロ電車を乗り継ぎ、宿に着いたのは午後3時半、空港から宿まで何か食べるところはあるだろうと思っていたが、駅にも何もないし、宿まで歩く途中にもみあたらず、宿のとなりに、タイ料理屋があったが閉まっていた。(>_<)


 メトロの切符を買うとき、お金をいれたら領収書とおつりは出て来たが、チケットは出てこなかった。(>_<) だれかに聞きたかったが、駅員どころか周りには誰も人はいない。

 メトロの乗り換えが必要なことがわかっていなくて、その辺のおっちゃんに、7thストリートはどこかと聞くとメトロで行けと親切に教えてくれたが、俺はホームレスだから、チップをくれと,お金を無心された。

 ロスは、あんまり好きになれないまちだなあ〜というのが、第一印象。

 次の日は、ロス近郊に住む高校時代の友人が朝から迎えに来たのだが、時間になってもやってこない。

 自分は電話を持っていないので、むこうからこちらに電話する手段がない。スカイプで、電話してみると、今着いたのだけどなんか違うみたいという。

 住所をメールで教えていたのだが、郵便番号が違うだけで、おなじ住所がいくつかあり、別のところに行っていたようだった。

めんどくさい街だ。

 友人の車に乗り、サンタモニカを案内してもらう。サンタモニカと言えば、我々の世代は桜田淳子だ。「きて〜きて〜きて〜 サンタモニカ〜♩」という桜田淳子のサンタモニカが頭の中を駆け巡る。

 この日、朝は肌寒かったので、長袖のシャツを着ていたが、サンタモニカに着くと、暑くなってきた。この地域はとても乾燥していて、朝夕は肌寒い感じだが、日中は、太陽が照りつけ、暑くなるらしくサンタモニカのビーチには水着姿の海水浴客がいた。
サンタモニカのビーチ どんよりした空模様だが、午後からは快晴。
中米のビーチで、海水浴客はさんざん見て来たので、そんなに多くはないと思った。

このビーチに大きな桟橋が造られており、そこに、ジェットコースターや、観覧車などを備えた、昔ながらの正しい遊園地がある、桟橋にはお土産物屋さんがあったり、サーフィン屋さんや、スタンドアップ屋さんがあったりする。
スタンドアップの大会があったみたい
また、桟橋では、釣り人が釣り糸を垂らして小魚を釣っている。海はそんなに奇麗ではなく、また、波も強い。

 この桟橋は映画フォレストガンプで、シカゴからルート66を走った主人公のゴール地点だと友達が説明してくれたがフォレストガンプを見た事ない私は、あまり感動はない。
ルート66の最終地点らしい
このあとパサデナと言う街で、お茶をして、帰る事にした。
パサデナで食べたケーキ
実は、ロスで何をしたかったかというと、買い物。妻のパソコンの液晶が割れてしまい、画面が1/4しか見えなくなってしまっているので、買い替えたかった。

 南米や、中米でみてみたが、高くて、買えなかったし、しかもマニュアルやosがスペイン語だったりすると、どうしようもない。

 友人に電器屋さんに連れて行ってもらう事になっていた。

 車で、frysというお店に連れて行ってもらった。大きな倉庫みたいな、お店だ。

 日本の電器屋さんはとてもうるさいが、そんなに騒々しくない。パソコンがいくつか並んでいたが、11インチくらいの大きさのものは、VaioとAsusしかなかった。しかもVaioは現品しかないらしい。ASUSは650ドルくらい、Vaioは500ドルくらい。当然ASUSの方がスペックは遥かに上だったが値段を優先して、Vaioを購入。

 現品だからディスカウントしろと脅しをかけてみたら、20ドルだけまけてくれた。

 お金を支払って、物を渡されたが、箱には入っておらず、Vaioはレジ袋にいれられていた。 

 箱はないのと聞くと、ないという。なんでと聞くと、ディスカウントしたからと言う答え。 ディスカウントしなかったら箱はあったのだろうかと疑問に思ったが、どうせ箱はいらない。

 友人宅に帰り、PCのセッティング。Windows8が入っているのだが、これを日本語化しなければならない。さっきの店でやり方を聞いてきたので、その通りやるが、最後のところでネットからダウンロードを開始するボタンがない。

 よくよく調べてみると、日本語化できるバージョンとできないバージョンがあるらしい。これはきっと出来ないバージョンのようだ。

 仮名漢字変換はいれることはできたので、OSの表示が英語になるだけなので、たいした問題ではないのでこのまま使う事にする。

 友人の家はアーバインというところにあった。ここの地は、もともとアーバインというお金持ちの家が所有していた土地で、アーバインカンパニーが、ここの土地を開発しているということで、街の景観がすべて統一化され、リゾートのような雰囲気がある。

友人宅
しかしながら道路には車だけで、人は歩いていない。

 道には、紫色の花のパープルフラワーという見た目そのままの花が、桜の街路樹のように咲き誇っている。この時期だけに見られるものらしい。

花見はしないのかと尋ねたら、外で酒飲んだら、逮捕されるそうだ。アメリカは自由の国と思って来たがルールに縛られなかなか自由が利かないみたいだ、つまんない国だ
パプルフラワーが満開だが、お酒を飲む花見は出来ない。


 友人宅につくと、3階建てのアパートがいくつも立ち並び、車もたくさん止まっている。しかしながら人の気配がない、普通ならば、このくらいの集合住宅ともなると、子供が叫ぶ声や、しかる親達の声が聞こえたり、夕食時は美味しそうな匂いがしたりするものであるが全くそういったものが感じられない。

 ここにはジムやプールもある。プールをのぞいてみると、中にはジャグジーがあり、何人かがパーティーをやっていたので、そういった施設の中に人がいるようだった。


 家族で住むのなら最高だけど、単身赴任でこんな街に住んでもねえとしみじみ友人がいうのがおかしくもあり、寂しそうでもあった。


 夕食は、近くのハンバーガー屋さんで本場のハンバーガーを食べる事にした。ここのハンバーガーはパンや、肉の種類、ソース、トッピングを自分で選べるようになっている、

 適当に注文すると、最後に、肉の焼き方を聞かれるので、自分はミディアム、妻と、友人はウエルダムを注文。

 食べてみると美味しかった。肉の焼き加減は、あんまりミディアムの感じがしないなあと思ってたべていると、友人が、これウエルダムかというので、みてみるとピンク色だ。

 店員は、自分と、友人の焼き加減を間違えていたらしい。(>_<)

 しかし、一人一人のオーダー用紙に書いていたはずだがl、なんで間違えるのか不思議だ。Σ( ̄□ ̄;)








2013年6月15日土曜日

洗濯じゃー

 サンフランシスコの、昨夜の宿は6人部屋のドミトリー、同室は韓国人の若い女性2人と、韓国人男性一人1と黒人一人。

 韓国人女性は、バッグをあけて、洋服一つ一つのにおいチェックしていた。おそらく、洗濯が十分にできていないのだろう。


バッグを開けてからなんとなく変な臭がしたような気がした。


 都会のホステルは、物干し場がなかったりして、その日使ったパンツとTシャツをベッド脇に干すくらいで、洗濯が十分にできない。


 みんなどうしているのだろう? というのが素朴な疑問だ。


 今日は、サンフランシスコから、サンノゼに移動して、ホテルにチェックインした。ダブルの部屋で60ドル。おそらくこの辺りだと安いと思う。


 このホテルにコインランドリーがあったので、今日は持っている衣類の大方を洗濯する事にした。

 コインランドリーは洗濯2ドル、乾燥1.5ドルだった。乾燥機まで使ってみたが、カリカリに乾いていた。自分の家の乾燥機でもこんなには乾かない。 

 ロス近郊に住む友人曰く、何でもかんでも、パワーが強い。電子レンジは近くにいると電磁波で頭がくらくらするし、洗濯機、乾燥機はパワーが強すぎて、生地が傷むそうだ。

 とはいえ、短時間でこんなに乾くとは、旅人には有り難い。

 ホステル等のドミトリーはダニとかがいて、服に着いている可能性もあるので、乾燥機をかけるのがダニ対策としてよいようだ。


 いつも使っているバッグがある。パタゴニアのソフトなリュックで、軽くてコンパクトになるので、その辺のお出かけ用に使っている。


 バッグも少し嫌なにおいがするので、洗濯機にそのままぶち込みたかったが、金具とがあり引っかかりそうなので、今日は手洗いしてみた。



 釣り用の折りたたみバケツを日本から持って来ているので、バケツに水をいれてバッグを洗う。

 バッグを洗った水は茶色く濁り、かなり汚れていたのが分かった。

 しかしながら、クルーズに行った時は、船室で、服を毎日洗っていたが、洗った水が真っ黒になった。

 最初は、オーランドのディズニーランドに行った時に、雨がふり、かなり汚れたので、真っ黒くなったと思ったが、洗って一度しか着ていない服も水が真っ黒。

 どの服を洗っても真っ黒になる。


 おかしい? 

 その前に洗濯をしたのは、ガラパゴスの汚い、クリーニング屋さんだ。

 出来上がって来たときは、洗剤の臭がこれまでかと言うくらいしていて、洗濯しましたをアピールしていたのだが、おそらく、汚い水で洗い、汚い水ですすいだのか、すすいでいないのだろう。


 クイーニング屋さんに洗濯をたのむと、洗剤の匂いが強烈にする場合がある。最初は洗濯しましたのアピールだと思ったが、どうやらすすぎをあまりしていないのではないかと思われる。

 洗濯は、自分ですべきかクリーニング屋さんに出すべきか非常に悩む。


 

2013年6月10日月曜日

クラブ、ココボンゴで夜遊び

 ジンベイに会えなかったのはショックだった。必ず会えると思っていたのにツアーにすら参加できなかったのだ。あまりのショックのため、寝込もうかと思ったが、カンクンには、クラブがあると言う事をコスメルの日本人宿で聞いていたので、傷ついた心をクラブで癒すことにした。


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 そのクラブの名はココボンゴ。
カンクンのダウンタウンからホテルエリアへ20分くらいかな派手な看板がある





 そういえば、プラヤデルカルメンでおなじ部屋にいた、外国人カップルは、昼間寝て10時頃に出て行き、夜中3時くらいに帰ってきてたが、これは、クラブに行ってたのだなと思った。

 とりあえず、行ってみる事にするが、なんとチケット代が一人60USドルもする。

 クラブは、フィリピンで語学学校に行っていた時、先生にジュリアナに連れて行ってもらった事があるが、入場料は100ペソ、だいたい200円だった。何と30倍のお値段だ。

 もちろんジュリアナは、飲み物は、有料だが、ココボンゴは飲み放題らしい。

 昼寝をして、十分に体力を蓄えて、10時に出陣。タクシーで向かう。カンクンのダウンタウンから4ドル(50ペソ)くらいで行けると聞いていたが、バスターミナルの運転手に聞くと、130ペソと言う。高いのでホテルに一旦戻り、タクシーを呼んでもらおうと思い、値段を聞くと200ペソという。流しのタクシーを捕まえたら、20ドル(240ペソ)だという。聞くたびに値段が上がって行く。

 バスターミナルに戻り、タクシーの運転手に100ペソでお願いと頼み込んだら仕方ないなーみたいな感じで、連れて行ってくれた。


 到着すると、既に長蛇の列。60ドルをカードで払い、列に並ぶ。若そうなやつは、IDの提示が求められる、中には、年齢が18歳未満なんだろう、断られて大げさに残念そうにしている。


 我々もID提示を求めらるかもしれないと期待したが、何も言われなかった。まあそう若く見られるはずもない。

 手に、チケットの紙を巻き付けられ、観察標識を付けられたカメのような気分になりながら中に入る。



 入る前にセキュリティーチェックがある。私は小さめのリュックを持っていたので、それを開けてみせる。店員が懐中電灯で中を照らして確認するのだが、おそらく店員はびっくりしたに違いない。なぜなら私のバッグの中には、なんとくまモンがはいっていたからである。
くまモンだって盛り上がりたい



 しかしながら、店員は冷静である。一眼レフを見つけ、店内ではノーフラッシュだと脅すような声で私に言った。

 中に入ると、まだショーが始まる前で、ミニスカート姿の女性ダンサーがお立ち台の上で踊っていた。
まだショーが始まる前だが、くまモンもノリノリ
既にもう満員で盛り上がっている。

 ここのクラブは、ショーがある。このショーがなかなかクオリティーが高いらしく、10〜15分程度のショーと、ダンスタイムがが繰り返されると聞いていた。

 私が見たのは、順番はもう分からなくなってしまったが、ビートルズやエルビスプレスリーやマイケルジャクソン、マドンナの物まねライブパフォーマンスや、シカゴ等のミュージカルショー、パイレーツオブカリビアンや、スパイダーマン等の映画物等のショーが次から次に行われる。

ウエイターも踊る
このまま手すりを滑る

 ダンサーというのかパフォーマーは宙釣りになり回転したりみんなの頭の上を通過して行ったり等、かなりアクロバティックな動きだ。


 シカゴなんかはキューバのバルデロで、喜び隊(勝手にそう呼んでいる)のショーを見たがレベルが違う。
シカゴ


 ショーとショーの合間には、お立ち台でお客さんが踊り、ステージの一番高いところでもお客さんが踊る。


 どうやら、お立ち台に上れるのは女性だけのようだ。とくにミニスカでセクシーな女性を店員が選んでいるらしい。



 お立ち台の上の大きなステージにも小さなお立ち台があり、そこでもお客さんは踊れるようだ。そこで踊っていると、下から突風が吹き、マリリンモンロー状態になる。


もっと見たい方はクリック

 これは下から見ているおじさん達にうれしいサービスだ。
 しかしながら、こういうのを見てもあまりうれしくなくなってしまった自分が少し悲しい。

カンナムスタイルの時は唯一男性がステージのお立ち台に


 ショーの最後はテキーラゲーム。お立ち台で女の子に店員がテキーラを飲ませる。テキーラを飲むと下から突風が吹き上がるという特典付きだ。

 お立ち台の近くに行くと男にもテキーラ飲ませてくれる。

 最後の曲はYMCAだった。これはおじさんにも分かる曲で良かった。

 あっというまの5時間。さすがに疲れたので、ショーが終わったらタクシーで帰りましたが、さすがに行とおなじ料金では行ってもらえず倍の200ペソかかった。


最後に、ココボンゴに行く女性に私からのアドバイスをしておく。お立ち台で踊りたければ、勝負パンツを履いていくことをおすすめする。

以下写真でお楽しみ。
リオのカーニバル


くまモン盛り上る

紙吹雪だらけ


エルビスプレスリー

宙づりショー

マドンナ

オーヤンフィーフィー ではない








マイケルジャクソン




スパイダーマンの悪役


スパイダーマン



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2013年6月8日土曜日

ジンベエザメに会いにホルボッシュへ



 カンクンの近くの海では5月中旬くらいから、ジンベイが見れるらしい。カンクンの宿で一緒だった人は、ジンベイツアーでみれたという話を聞いた。



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 自分は今までジンベイに海で会った事はない。何度かジンベイポイントに潜った事があるのだが、ジンベイに嫌らわれているのかもしれない。

 沖縄の美海水族館で見ただけだと思う。

 ワイルドジンベイが絶対見たいのだ。

 この近くのホルボッシュという島から行くツアーが一番確率が高いらしいので、ホルボッシュに行く事にした。

 カンクンからおんぼろバスで3時間チキラという街で、船に乗り換え20分行ったところにホルボッシュ島はあった。
ホルボッシュへ行く船
島には舗装路もなく、ゴルフカートタクシーが走っている。道は穴だらけで、水たまりだらけだ。いままで行った島のなかで一番汚い島だった。

島の足はゴルフカート

 絶対に水たまりに入らずに歩く事はできない。

 宿に到着し、明日のツアーを予約しようと思い、レセプションに行くと、天気が悪いからジンベイツアーは明日は出ないという。明後日はと聞くと、明日また聞いてくれという。

 まあ明後日は行けるだろうと思い、島をブラブラするが時折雨がぱらつく。

 島の周りの海は、めちゃくちゃ汚い。港のある方は、海藻溜まり、ボートの船外機のスクリューに引っかかっていて、水の色は、真っ黒だ。カンクンの海とは月とスッポン、ウサギとカメ以上に違う。

 港の反対側は、ビーチになっているが、ビーチも貝殻がたくさん混じっており、素足で歩くのは痛い。海は波が穏やかで、ものすごい遠浅である。

 この辺りは多少透明度がよく1mくらいの底は水面から見えるが、たくさんの小魚が泳いでいるし、水深20cmくらいのところには、エイが泳いでいるのが見えたりする。
小さなエイ
ビーチでは、投げ網みたいな物で小魚を捕まえている人や、桟橋では釣りを楽しんでいる地元の人がたくさんいる。

 30cmくらいの何やら見た事のない魚を釣っている。10分位のうちで数匹も釣っていた。

キスの大きなやつみたい

桟橋で釣り上げられたさかな
また別の浜では釣っている人は、50cmくらいのヒラアジみたいな魚と、30〜40cmのスズキのような魚を釣り上げていた。
ナマズのようなヒゲのある魚を釣り上げていたが、お目当てではないらしくリリース

ヒラアジみたいなさかなと何だろう?

 チキラから来る船からは大きな釣り竿や銛を持った旅行者が続々と降りてくる。
海は汚いが夕日は奇麗
浜で何人かの人が集まっているので行ってみると、なんと地元のおじさんカブトガニを捕まえていた。浜では、死んだカブトガニや、脱皮した抜け殻みたいな物も見つけたので、この辺りには多いのではないかと思う。
カブトガニ 
おじさんはシッポをつかんでみんなに見せてくれた。海に戻すと、カブトガニはチョコチョコと歩いて、おじさんの足下にまとわりつく。この姿がなんとも可愛らしい。

 又捕まえて、堤防の上においてもらい、ちょっと触ってみた。当たり前だが固かった。
カブトガニ なんともかわいい顏をしている。
カブトガニはもしかしてこの辺りの人達は食べるのだろうかと思い、これは美味しいのかと聞いてみたら、おじさんはとんでもないよといった表情で素早く海に逃がしてしまった。

 自分としては食べてみたいとは思わないが、カブトガニもゆでると赤くなるのかがとても気になる。


 この海域は透明度が悪いが、おそらく、栄養豊富で魚影がとても濃いのではないかと思う。

 この海域には、毎年この時期に50匹前後のジンベイが現れるそうだ。また、周りにはマンタも多くやってくるということで、プランクトンの量が半端なく多いと思われる。

 海が汚いのは嫌だが、ジンベイザメツアーへの期待がドンドン膨らんで行く

桟橋から30分程度浜を歩いて行くと、数十羽のフラミンゴがいる。浜にほど近い浅い海で、頭を海水に突っ込んで盛んに、食事をしている。
近づくと沖に歩いて逃げて行く。
ここのフラミンゴは、立派なオレンジ色をしている。ガラパゴスでガイドにフラミンゴはたくさんのエビを食べると、オレンジ色の羽になると習ったので、きっとこの海にはたくさんのエビ(おそらくプランクトン)がいるのだろう。
1羽のフラミンゴが飛んで来たが、仲間にいれてもらえず、またどこかに飛去った


仲間はずれにされたフラミンゴ一人たたずむ
フラミンゴまで、ある距離以内に我々が近づくと、みんな一斉に歩いて逃げる。その距離は50〜60mくらいか?

 270mmの一眼レフの望遠レンズでは、少し距離が離れすぎている。もう少し近づきたいところだが、おなじ距離を保ちながら、彼らは移動する。

 その時、沖でボートが走ったそうすると彼らはこっちに向かって歩いてくるので、距離を縮めるチャンスとばかりに急いで近づいて写真を撮った。

それでもアップにはならないが、雰囲気は撮れた。
浜にはこういった遺物が所々にあり終わった感を演出している。
2日目に明日は、大丈夫かとレセプションに聞くと、電話して、ツアー会社に聞いてくれたが、やはり中止らしい。残された日は後一日だけこのまま島で待つか、カンクンからのツアーにかけるか迷った。

 私は、以前に勤めていた会社からの要求で、書類を送らなければならなかったが、レセプションで、郵便局の場所を尋ねると、なんとこの島には郵便局がないという。

 この島から送ったら日本に着くまで3年かかるぞと真面目な顏して言われた。電報ならあるぞと胸を張られたが、電報を打つぐらいなら、インターネットで十分だ。

 結局、郵便をカンクンから出さなければならないので、一旦カンクンに戻り、カンクンからのツアーを探す事にした、

 旅に出てから今まで約半年経とうとしているが、何かのイベントの時には、殆ど雨に降られず自分は晴男だと自認してきたが、その晴男パワーも雨期にはかなわなかったようだ。

 カンクンに着いたら大雨で、バス停の前の通りは川の様になっていた。もちろんツアーは中止で、結局ジンベイザメツアーに参加することなく、カンクンを発つことになった。


 やっぱり自分はジンベイには嫌われている。




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