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2013年8月27日火曜日

ドイツ ベルリン

ベルリン  7月28日〜8月3日

 ケルンからのベルリン行きのバスは定刻に出発したが途中のデュッセルドルフで1時間半程度停車。何をしていたのかというと、ロンドンから来るバスとの連絡待ちだと言う。ロンドンからといると、相当な距離だ。トラブルが有ったと言っているが、そんなところから来るバスが時間通りに着く訳がない。そんな連絡をするなよと言いたかった。
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その後もバスはいろんな街に止まり、ベルリンには何時着くんだろうと思っていたが、定刻より1時間くらい遅れて、到着した。

 電車と、地下鉄を乗り継ぎ、宿のある中央駅に着いた。中央駅は、ガラス張りの建物で、各階にプラットホームが有り、まるで、迷路のような立派な建物だった。

 各階に、いろんなレストランや、スーパー、パン屋さん等があり賑わいをみせていた。さすがベルリンの中央駅だなと思い、外に出ると、外は何もなかった

 閑散とした所に立派な中央駅がそびえ立っていた。宿は、そこから10分程度歩いたところだったが、なかなか見つからない。あたりはもう暗い。googleマップの位置が微妙にずれているようだった。

 今日は、ホステルで8人部屋のドミトリーだったが、部屋には、他に女性客が2人だけだった。このホステルはあ地下に部屋が有り、ひんやりとして、静かで良かったが、Wifiが有料だ。一人1泊15ユーロで、今までよりは格段に安いが、Wifiは15分0.5ユーロ、1時間では2ユーロだ。宿にいる間寝てる時間以外は、だいたいWifi使っているので、相当出費になる。

 速攻で有料Wifiを駆使して、別の宿を予約した。18ユーロだったが、Wifi代を考えると、安くなる。

 次に予約した宿は、最初のところから、歩いて20分位のところにあった。建物にはRANDORIの看板があり、てっきりコインランドリーがあると喜んだが、これは柔道の乱取りのことで、下の柔道教室の看板だった。

 ベルリンでの観光は、ベルリンの壁の後がギャラリーになっているイーストサイドギャラリー、ベルリン大聖堂、ベルリンのTV塔、ブランデンブルグ門、ペルガモン博物館、カイザーヴィルヘルム記念教会、バウハウス記念館、テロのトポグラフィー等を観て廻った。

 イーストサイドギャラリーは、旧東側の壁がギャラリーになっており、壁にはいろんな絵が書かれている。ところが、この絵には落書きだらけで、見るに耐えられない、特に、日本との友好を書いたものには、「独島は我島」という中国の落書きがあったりして、非常に不愉快だ。

落書きはいかん

 西側の壁は、さらに酷く落書きだけである。
右が旧西ドイツ、左が旧東ドイツ

壁にかかれたアート。意味はよくわからない

真ん中は壁のあと
ただ、一部の壁では、世界の壁というテーマで、世界中の壁の写真が描かれており、この写真は見応えがある。とくに強烈な印象だったのは、北朝鮮と韓国の国境の写真だった。緊迫感が違う。

北朝鮮と韓国の境界線の写真

何故かモデル撮影してた。このモデル、道端の茂みでパンツ一丁になって早着替え。プロです。

 カイザーヴィルヘルム記念教会は、戦争で砲撃を受けた教会をそのまま保存してあるということだったが改装中で、教会は一面の壁に覆われており、観る事は出来なかった。

 ただし、内部には入る事ができた。内部の天井や壁には、立体的で緻密な絵が描かれており、これは、いままで教会で観て来た絵とは技法やテーマが違っていいるようだと思った。この教会の絵の方がよりゴージャスにみえた。
教会の中の天井の絵。細かい。
また、この隣に新しい教会が建てられそこで現在はミサが行われるらしいので、中にはいってみて驚いた。外見は地味なのだが、中はブルーのステンドガラスなのか、別のガラスなのか分からないが、一面ブルーのガラスで覆われており、ものすごく奇麗だ。建物の時代が違うとはいえ、今まで見て来たものとは、全く異なる。正面にある、キリスト?の十字架もなんだかちょっと違う。
青いガラスの壁が印象的な教会

 この教会の入り口の上にはパイプオルガンがあったが、これも、奇抜なデザインのもあのだった。
パイプオルガン
ブランデンブルグ門は、かつてベルリンの壁があったころは、通り抜けられない門だったしいが、いまは自由にくぐる事が出来る。大勢の、観光客が観に来て、その観光客めあてで、スーパーマリオや、ミニーマウス、ダースベーダー等の着ぐるみを来た人達がチップを得ようと必死に営業をしている。この辺りは、世界何処の観光地に行っても同じだ。
 そのうちにくまモンの着ぐるみ着たひともいたりして。。。。

場所はどこにあったか忘れたが、シロクマキャラクターとくまモンの記念撮影
ブランデルモンではストリートパフォーマーがダンス。
この門の近くのレストランで、ランチとして自家製ローストポークと、豚肉の煮込みみたいな物を注文したが、正直いって美味しくなかったうえにウエイトレスの対応が悪く、残念であった。
ローストポーク。

ブタの煮込み。あまり美味しくはなかった

 テロのトポグラフィーはナチスドイツ時代の資料となる写真が展示されているところであったが、日本語の解説もないので、あんまり良く分からなかったというのが事実だ。

バウハウス記念館は、ドイツのプロダクトデザイナーを育てたバウハウスの展示館であったが、これも我々にとってみるべき物ではなかったようだ。入場料以上に損した気分だった。

 ベルリン大聖堂は前まで行って写真を撮っただけにしたが、後で、電器屋さんでLG製のTVのデモを観た時に奇麗な、天井の絵がでてきたので何処だろうと思っていたのだが、これがベルリン大聖堂の物だと知り、行っておくべきだったかと後悔した。

 ベルリンのTV塔は、旧東ドイツ時代からある塔らしく、途中の円いところに展望レストランがあるということだったが、塔の写真撮影をして終わった。
TV塔とバラ

 ペルガモン博物館は14ユーロという大枚をはたいて行ってみた。ここには、古代ギリシャ文明、メソポタミア文明に関する遺跡を再現している博物館だった。
ベルガモン博物館
ベルガモン博物館
ベルリンでなんでギリシャとメソポタミア?と言う感じではあるが、まあ、たくさんの展示物があった。しかしながら、これらは、大英博物館やルーブル美術館で観て来た物とおなじようなものがあった。(どうやら、大英博物館のもののレプリカもあるとか)
何故、展示物を見るのにいちゃいちゃしなきゃいけないのか理解できない。
観光自体はこんな感じである。

 ベルリンは戦争で焼けてしまったので、歴史的建造物が少ないということだったが、確かに、他の街に比べると、街全体がなんだか寂しげな感じがした。もちろん繁華街にはたくさんの人がいて、賑わってはいるのだが、パリのような華やかさは感じられなかった。

 焼けた分新しい建物は、他の都市にくらべて多い。ソニーセンタービル等は、素晴らしいデザインのビルであるが、やっぱり、なんだか寂しげだったような気がする。
右がソニーセンタービル
ソニーセンタービルの真ん中は吹き抜けでテント張り

ソニーセンタービル
6日間でベルリン全部を観る事は出来ず、一概にどうこういう感じではないのだが、ベルリンは自分が想像していたよりずいぶん落ち着いた街だったと思う。
名前は忘れたが、ショッピングセンター

フクロウの小物入れ。このデザイン。10年以上前に母親が手芸で作った物と同じ。どっちがパクったんだろう?(笑)
夜のクラブ等にも行ってみたかったが、なんせ昼歩き疲れて、夜は動けなかった。
ホステルの同じ部屋の人達は大抵は、明け方帰って来てたので、クラブとかに行ってたのかなと思う。
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2013年8月26日月曜日

ドイツ ケルン


●ドイツ ケルン  7月25〜27日

 アムステルダムからドイツのケルンという街にバスでやってきた。ケルンという街は実は知らなかった。どうしてケルンに来る事になったかというと、アムステルダムからベルリンに向かおうと思ったのだが、バスが27日しかなかったので、その間にどこかないかと思い、ケルンを選んだというまでだった。
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この街でなにができるのか、調べてみると、ゴシック様式では最大の大聖堂

があるという。また、ケルン独自のビールコルティッシュビールが美味く

チョコレート工場が有るということが分かった。


 バスで、駅に着くと駅前に大聖堂がドーン見える。宿に入り、早速大聖堂の観光。大聖堂の中は、まあ何処の寺院ともあまり変わらないが、ステンドガラスが面白い。
奇麗なステンドガラスだなとおもったら、なんとモザイク模様。写真を撮って拡大すると、まさにモザイク。
説明を追加
もしかしてもモザイクってこのステンドガラスの模様からきたのではないかと思った。

 ほかのステンドガラスは、宗教画みたいな物が書かれておりきれいではあるが、ベルギーの物の方がもっと奇麗だったような気がする。

 いつものように大聖堂を超えようとでジャンプを試みるが、前の広場がちいさく、距離をとる事が出来ないため、いつもの様にうまく飛び超える事は出来なかった。

 いくらか忘れたがお金を払えば階段を上り、大聖堂の上まで行くことが出来る。螺旋階段をぐるぐると600段近くの階段を上る。50段位の登ると息が切れて来たが、ゆっくりと登ればどうってことはない。石の階段はすり減って波を打っているので、足を取られない様に気をつける必要がある。

 時々窓があり、そこから吹いてくる風が気持ちよい。

 塔の周りを一周できる。しかしながら、そこは外ではあるがフェンスに覆われていてあんまり気持ちよくはない。でも、ケルンの街がよく見渡せた。


 ここは落書きだらけだ。一面落書きだ。古い落書きの上にさらに書かれている。幸いにも日本語は見当たらないと思ったが、一つカタカナでデスノートと書いたものがあった。

 塔の階段を下りて、途中から別のルートにいくと、そこにはがあった。ケルンの街にはカラン、カランといつも鐘の音が鳴り響いている。ここがその鐘の正体なのだろうか?

 鐘が鳴るのをしばらく待っていたが鳴らないので、階段を2階分程降りたら、ゴーンと鐘が鳴った。鐘が鳴る瞬間空気が切り裂かれるような雰囲気が感じられ、その後に、音がした。近くで聴く鐘の音はすごい迫力だった。

 ヨーロッパはどこへ行っても教会の鐘の音は聴く事が出来る。ヨーロッパの鐘の音はどちらかというとライトな感じでカラーンカラーンという音だ。日本の除夜の鐘の方が低い音でよく響き壮麗な感じすると思った。

 ケルンの街にはチョコレート工場があり、ミュージアムがあり出来立てを試食できるというので行ってみた。ミュージアムの入り口で入場料8.5ユーロを払うとチョコをくれる。
甘いミルクチョコレートだった。

 試食を探しながら、チョコレートの歴史や、機械等を見ながら奥に進むと、ウエハースにチョコをつけて試食をくばっていたのでさっそくもらった。なかなか美味しかったが、試食はそれだけだった。Σ( ̄□ ̄;)

 このミュージアムに8.5ユーロは高い!!


 ケルンは、どうやらコロンと発音するのが正しいらしい。英語表記もcolongeだ。
実はオーデコロンの街でもあるらしい。オーデコロンとはコロンの水というなどとガイドブックに書いてあった。

 早速オーデコロンのお店にも行ってみる。このお店では、水道の蛇口から、オーデコロンが、流れている、実際に触って匂いをかいでみると、おしゃれなおじさんの香りがした。































くまモンをそこに置き写真を撮っていると、店員が、ボトルも一緒に撮ってねとくまモンと一緒に並べてくれた。最近くまモンは汚れが目立ち、獣の匂いがして来たので、このオーデコロンで、獣臭さを消して、お洒落になった。
 
 大聖堂の写真を撮るには何処がよいか、宿のあるほうは、建物が込み合って、あまりよく見えない。ライン川を渡って、川の対岸から撮る事にした。日没前鉄橋を渡り、対岸に向かう。既に、三脚を構えたカメラマンがスタンバっている。

 日も落ち、大聖堂がライトアップされると、みんなぱちぱちと写真を撮っていた。俺もパチパチととる。
入れ歯のチョコ。もらっても食べれないかも?

 同じ場所でおなじ時間に写真をとれば、同じ写真が出来る。みんなとおなじ写真じゃなーと思いすこし工夫をしてみたが、他の人が気がつくかどうかな??
鉄橋。


 明日は、10時間バスで移動して、ベルリンに向かう。

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2013年8月14日水曜日

アムステルダム 


 アムステルダムに着いたのは、夕暮れ間近であった。バスでブリュッセルからやって来たのだが、妻がバスの中にガイドブックを忘れてしまい、切符売り場のオジさんに、バスは何処にいるか尋ねたら、その辺りにいるから探してみてと言われた。しかし、もはやどのバスに乗っていたかもわからず、もう一度、事務所に戻った。そうしたら別の男性がこれだろうと言って持って来てくれた。喜ぶ妻の顏をみて最初のオジさんは、私もとてもうれしいよ」と少し甲高い声で言ってくれた。

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 バスは、てっきりアムステルダムの中央駅に着くと思っていたが、なんだか雰囲気が思っていたよりも違っていたが、やっぱりアムステル駅と書いてある。

 しかしながら、東京駅がモデルとした駅舎らしいものはなく、なんだかダサい感じの駅だった。乗ろうと思っていたとトラムの乗り場がわからず、駅の周りを右往左往していたが拉致があかなないので、ユーロラインバスの切符売り場のおじちゃんにまた聞きにいったら、トラム乗り場はそこのバスに乗って中央駅に行きなさいと丁寧な言い回しで教えてくれた。
このオジさん最初はとても恐い顏していたのだが優しい親切なオジさんだった。
アムステルダム駅。 中に入ってみたがボロかった。
オジさんに聞いて初めて、実はここは中央駅でなかったと言う事に気がついた。中央駅はアムステルダム駅、ここはアムステル駅。紛らわしい。

I amsterdam って直訳すると 私はステルダムでいいのか?

 バスも1つ目のバス停で降りると思い込み、違うバス停で降りてしまったので、中央駅に着いた頃にはすっかり真っ暗になっていた。

 トラムの中から、見るアムステルダムの夕暮れの風景は、まるでハウステンボスのようで、奇麗だった。(ハウステンボスがアムステルダムをモデルにして作っているので当たり前なのだが。。。)
ハウステンボスそっくり。

トラムを降りてから、ホテルを探すが、通りから少し入るとあたりは暗く、治安もわるそうなので、ちょっと恐い。ホテルを探してウロウロするが。わからない。何人かの人に聞くが、わからなかった。

 近くのレストランに入り、道を訪ねると、ウエイトレスのお姉さんが通りまで出て来て教えてくれたが、持っている地図と方向が違う。地図を見せると、別の方向を教えてくれたが、同じ名前の通りが、別にも有るようで、ややこしい。

 ウエイトレスのお姉さんは、親切で、奇麗だった。「誰だ俺に、3大ブス国はオーストラリアとオランダと(もう一つ忘れた)と教えてくれたのは? オランダは違うぞ」と思わずつぶやいた。

 ホテルは、トラム降り場のすぐ近くで、さっき暗いからといって違うと思い込んだところにあった。しかし、ホテルの看板が小さすぎる。ホテルにはとても見えなかった。

 アムステルダムは特に何処にいこうとも決めてなくブラブラと街歩きをした。

 宿の近くをブラブラしていると、ショーウインドーの中に、下着のマネキンが飾ってある。下着屋さんかなと思って通り過ぎようとしたら、マネキンが動いた。ビックリして立ち止まり、ガン見すると。下着姿のお姉さんが手を振っている。ここは、飾り窓だった。

 宿の近くは、街のはずれで、殆ど住宅街であるにも関わらず、飾り窓があった。夜になると、ピンクのネオンが怪しく光り、お洒落な街を怪しく演出していた。
ピンクのライトが飾り窓
宿からアムステルダム駅まで1時間程歩き、東京駅のモデルとなった駅を見物する。東京駅をまじまじと見た事はあまりないが,なるほど似ている。しかしながら東京駅のほうが立派じゃないかとおもった。まあ、後に出来ているから当たり前かもしれない。

 そこから、運河沿いを歩いていくと、またなんだか怪しげな街となり、大人のおもちゃ屋さんとかがある。露骨に商品をショーウインドーに飾ってあるところはかなり過激だ。
 その裏には飾り窓が山の様にある。といっても、ここは観光客が山のようにいて、街は怪しげだが、普通に観光地である。この飾り窓見物も、観光なのである。

 白人の女性カップルもまじまじと飾り窓を立ち止まって見ている。白人少年グループはは、一緒に写真撮らせてとお姉さんにお願いしているあたりなんだかかわいかったりする。

 そういう勇気のないおっちゃん達は、勝手に望遠レンズで盗み撮りする。もちろん俺は、おっちゃんの仲間だ。
隠し撮りしました。

 しかしながら、この飾り窓のなかの女性の化け物ぶりにはびっくりした。俺の見たところ化け物率90%だ。もちろん窓にカーテンが掛けられ、お取り込み中のところも多々あり、化け物だけが残っているのかもしれないが、客は来るのであろうか?少し心配になった。
 世界3大ブス国に数えられたのは、この飾り窓のせいかもしれないとも思った。

 しかしながら、私は見た。うれしそうな顏して、自分の母親より年上ではないかと思われる化け物の部屋に入って行くマザコン少年を。。。 世の中にはいろんな人がいる物である。

 オランダは、売春と薬物が合法な国らしい。薬物はどれが良くてどれが悪いのか知らないが、この辺りのCafeではマリファナを良く吸っているようで、Cafeの前を通ると、変な匂いがする。

 自分は、昔喫煙していたせいか、煙にはうとく、あまり気がつかないが、妻は、変な匂いがすると、やたらと言っていた。
この教会の付近が飾り窓と薬物の基地だ。
オランダは、今まで、行った国の中では一番交通が危険な国だと思う。車は少ないが、自転車が多い。自転車は、音もなく、近寄ってくるので、気がつかないのだ。

自転車めちゃ多い。

 アムステルダムの、道路は歩道、自転車道、車道、トラム、車道、自転車道、歩道という7層のミルフィーユ構造をしている。まあ、ヨーロッパの各都市は同じ構造ではあるのだが、自転車の数が多すぎ、朝夕の通勤時なんかは、道路を渡るのに苦労する。
原チャリも自転車用道路をはしるので危険だ。

 アムステルダムは、平坦な土地なので、自転車が便利なのだ。短いスカートをはいて自転車をワシワシこいで行くオランダ人女性にはたくましさを感じ、つい見とれてしまう

 自分は、最初自転車道と歩道の区別がつかなく、自転車道を歩いていたりして、後ろを振り返ると、自転車が突っ込んで来て、何度もぶつかりそうになった。自転車の人はぶつかりそうになって、文句を言って立ち去って行く。最初は感じ悪いなと思っていたが、悪いのは俺のほうだった。

これで人間も運べる。

 でもベルぐらいは鳴らしてもらいたいと思っていたが、この国のチャリには、ベルが付いていていない。平坦なので、ギヤ付きではなく荷物がたくさん運べる黒くてあまりオサレではないパパチャリが多い。ベルが付いていなければ、自転車の事をチャリとは絶対に呼ばないなと思った。
携帯しながらの運転は禁止ではないのか?

 本当に、うっかりすると、チャリにはねとばされるので要注意だ。俺は、2日間で、5〜6回チャリのタイヤに足が触れた

 交通に慣れぬまま、この街を去ることにした。

7月23〜26日

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