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2013年11月24日日曜日

トルコダルヤン温泉、タートルビーチで、温泉とカメ三昧。


 ロドス島には朝10:00くらいに着いただろうか?

 この島はとりあえず、トルコに渡る船に乗るためだけに来たので,当日の夕方のトルコのマルマリス行きの船のチケットを買った。出発が17:00くらいだったので、それまでの間、旧市街を散策した。

 旧市街は、城壁があり、レストランとお土産物屋さんが立ち並んでおり、いままで行って来た街の旧市街と大してかわらないので、ロドス島は省略

 15:00過ぎに、ポートに行き、チェックインをする。船代と大して変わらないポートTAXを払おうとしたが、そのオフィスの案内が何も無い。人が少ない列に並んだら、別の行き先で、長ーい列に並び、1時間位かかって、ようやくチェックイン。

 そのあと、また出国審査が長ーい
 どうにかならない物か?

 ようやく我々が船に乗り込んだのは17:00位。船は遅れて出発した。

 マルマリスまでは1時間くらいだが、到着したころには、日は暮れてしまっていた。

 入国審査の列はまた、長ーい。なんでこんなに多いのだろうと思ったら、どうやら、ロドス島からは2隻の船が出て我々の船は、後に着いたようだ。

 トルコの入国には、TAXが必要な国が多く、何処何処の国はいくらと張ってある。確かアメリカやオーストラリア等の国は、かなり高額のTAXが必要なようであった。
 もちろん日本は無料。ちょっと優越感。だけど、周りにTAX払っている人は殆どいなかった。

 タクシーで宿まで向かう。運転手にいくらくらいかかるかと尋ねると25リラという。
ちゃんとメーターを使っている事を確認して、宿に着くと、22.5リラと表示。30リラをわたすと5リラしか帰ってこない。足早に立ち去ろうとする運転手を捕まえて、釣足らないぞーというと2.5リラ帰って来た。

 ホテルにチェックインして、料金を払いおつりをもらう。ホテルの従業員俺の顏を伺いながら1リラ出す。あれ?いくだっけこれ?というと、1リラだといい、もう1リラ出す。

 こいつごまかしていやがるなと思い、全部でおつりはいくら?と聞くと、2.6だと言う。あと0.6は?と聞くと、今ないので明日にしてくれというので、仕方なしにOKとしたが、おそらく、彼が0.6リラ着服したに違いない。

 翌日は、当然同じ従業員はおらず、当然返してもらえなかった。

 まあ、細かい金どうでもいいけどごまかそうとする所に腹が立つ
マルマリスの港
マルマリスから、近い所にダルヤンというところがあり、温泉があるという。旅行会社のオヤジにツアーを尋ねると、船で2〜3時間行った所にタートルビーチというビーチがあり、そこで、ウミガメがジャンプして餌に食らいつくという。その後、小舟に乗り換え、皮をさかのぼりダイアンと言う所で39℃の泥温泉で泥パックが出来ると説明してくれた。

 泥温泉はどうでもいいが、ビーチからジャンプするカメをぜひ見てみたい物だと思い、料金は昼食込みで40リラというのを35リラ(1750円)に負けてもらって参加した。

 当日、乗った船は、大きな船で、50人くらいの参加者がいた。タートルビーチまでの数時間、デッキの甲板にはダンスミュージックがかかり、みんなノリノリである。
別のクルーズ船
行はちょっとアラビアンチックなテンポのいいダンス音楽がかかっており、目の前のお腹の大きなオジさんは、無意識のうちにお腹でリズムを取っており、お腹が波打っているのがおかしかったが、回りのひとも、別に踊る訳ではないがみんな、体が音楽に合わせて動いている。

ランチ。見た目は悪いがまあまあ食べれた

 みんなダンスが本当に好きなんだなと思ったが、何故か自分の足も自然に動いていた。しかしながら、他の人とテンポがずれるのは相変わらずだ。

 ようやくタートルビーチに着き小舟に乗り換え、ビーチに向かう。
この小舟に乗り換える


船の上から、釣り糸にワタリガニをつけた人達が、釣りをしている。それをじっと見んな見ているが、何もおこらない。
カニでカメを釣る人達

しばらくそれを見学して、上陸したが、カメなどいる訳もなく、ビーチにトドのように寝転がっている白人を見物して終わった。
タートルビーチ
カメは何処行ったんだ?
カメと思ったら違った
カメのジャンプが見たい!!
自分でカメになってみる
どうやら、さっきの釣りがカメのジャンプだったようだ。おそらく、餌のワタリガニにカメが食らいつく様子をジャンプと表現したのではないかと思った。

 なんだかだまされた気分だ

 ここは青ガニと呼ばれるカニの名産地らしく、カニを食べないかと誘われる。小さいのが、10リラ、大きいのは20リラだというので、大きいのを頼んだ。

 船の上で、アルミホイルに包まれたカニを渡され開けてみると、既に解体されたカニが入っていた。よく見ると、ワタリガニの小さめのカニのと爪が数本入っていた。おそらく小を頼むと、足の数が半分になるのだろう。

ゆでがに大はちとインチキだった

 味はおいしかったが、てっきりゆでたての大きなカニ丸ごと1匹来ると思っていた我々は、なんだかだまされた気分だった。

 船にまた乗り込み、40分くらい川をさかのぼる、川には葦が生い茂り、船が通る所だけ葦が刈られている。この様子は、南米ペルーのプーノからウロス島に渡ったときの様子に似ていた。
葦のなかを温泉に向けて進む
かわをさかのぼると、壁に神殿のような物を掘った遺跡が現れた。そうだ、船の上から遺跡見物もできると言ってたなと思い、写真をバシバシ取りまくるが、船の上では何の案内も無い。
遺跡発見
あれこれ見所じゃやなかったんだと、またまただまされた気分になった

ここでおりて温泉へ
いよいよ待ちに待った温泉。暖かいお湯にもう1年近く浸かっていない我々はお風呂に飢えていた。泥湯だろうが、何だろうが、なんでもいいお湯につかりたかった。

 早速水着に着替え、浴場へ。浴場はプールはなく、ドロドロの泥が貯まっている、ところががり、そこで泥をすくい、体に塗り付ける。

 冷たい。冷たい。冷たい。

 三回叫んだ。

 どっかあったかい所があるだろうと思い、探したが無い。

 しかたないので、冷たい泥をギャーギャーいいながら体中に塗る。
 他の参加者も同様だ。

 妻が座って泥を塗っていると、頭からつま先まで泥を塗りたくったおばちゃんが、俺にアンタのああ嫁さんに泥塗ってあげていいいかというので、いいよというと、おばちゃん泥を手ですくって、妻の頭から泥をかけた。

 妻は突然のことでパニックになり叫ぶと、口の中に泥が入り、歯まで泥パックしてしまった。

 これから、どろが乾くのを待ち、シャワーで洗い流すと、肌がすべすべになる。ところが、みんながシャワーを使うので、すっかりお湯がでなくなり、我々のときは水になってしまった。

 39℃の温泉はどこに行ったのだろうか?

 すっかりだまされた気分になった。
傷心のもと小舟に乗って帰る
疲れきり、帰りの船のデッキでベッドを陣取り、寝ながら帰ったが、目の前にはスピーカーがあり、ディスコソングがガンガン流れており、眠れなかった。

 なんでこんな、ディスコソングが流れるのかなと思っていたら、この船はどうやら、クラブがやっているツアーだったようだ。船の中にはDJブースがあり、ゲームをやったり、しながら帰って来た。
DJブース


夕暮れのマルマリス

 はっきり言って、だまされっぱなしのツアーだった。ちょっとトルコが嫌いになりそうだった。

 やっぱり、カメのジャンプ見たい。