バルセロナから2時間くらい飛行機に乗ってクロアチアの
ドブロヴニクという密造酒のような名前の街にやって来た。
空港からバスで、30分くらいで旧市街に着いた。バス停は旧市街の入り口の門の近くだ。
宿はこの近く。宿に着くと、管理人の
マルコが握手で出迎えてくれた。わからない事は何でも聞いてくれという。部屋は、レセプションから少し離れたところにある建物。普通の家の1室を貸してくれた。我々の部屋は3Fで、窓からは、
小さな港と、ドブロブニクの旧市街の壁が見えて、なかなかいい雰囲気だ。
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部屋の窓からの風景。 |
港の所には、レストランがあり、なんだか、一昔前の良き時代の
田舎の港のようで雰囲気が最高だ。
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港はカヌーツアの発着場所 |
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PANはクロアチアのビールか? 炭酸が若干抜けていた。 |
お腹が減ったのでレストランに行ってみる。
生牡蠣と、
リゾット、
パスタとビールを注文。パスタは、麺がのびきっており、
まずかった。リゾットも、
今一。牡蠣は、日本で食べる牡蠣とはちがい、
形が円く、小さめのもの。これも、今一だった。
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生牡蠣 |
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お通しのパテ |
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海鮮スパゲティー 麺がのびていた。
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まあ安いからいいやと思っていたが、自分はレートを1KN=12円だと勘違いしていた。あとで調べ直したら
18円程度、両替所で円を両替すると20円近いようだ。また、ユーロを両替すると、円〜の2重両替えになりもっと高くなる。正しく計算するっと、恐ろしく高い。青くなった。
ドブロヴニクの旧市街は、1周2Km程度の高い外壁で覆われた街である。門から中に入ると、大通りが、1本まっすぐに伸びており、その大通りから小さな通りが直画に走っている。この小さな通りにはレストランがびっしりと立ち並び、通りはレストランのテーブルと椅子で溢れている。
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旧市街の大通り |
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大通りの大理石の床は滑りやすい。 |
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夜の大通り |
それからやけにジェラート屋さんが多い。老若男女みなジェラートを食べている。我々も食べてみた。まあ普通のアジだ!!
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脇道にはこんな感じのレストランがたくさん。 |
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ジェラート屋さんの街頭。オサレ感を出している。 |
ただそれだけの街だ。
あっという間に旧市街の中を観て廻り、門の外にある港に出てみる。海の水は透き通っており、
イワシだろうか?無数の小魚が泳ぎ回っているのが見える。港の堤防から出たところでは、観光客が泳いでいる。
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港では猫がくつろぐ。 |
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魔女宅のジジみたいなのもいた。 ちなみに、kikiという名前のキャンディーがコンビニに売っていたが買わなかった。 |
堤防の上では
犬がひなたぼっこ。
水着姿の女性2人組も堤防の上に転がっており、犬も人間もゴロゴロしたくなるいい場所なのだ。水着姿の女性は、なんと
日本人だった。話をしたら、シンガポール在住で、夏休みの旅行だそうだ。
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港でゴロゴロ |
水着でゴロゴロ。
最高の旅だ。 俺も
ゴロゴロしたい。しかし、なかなかそうはさせてもらえない。我々の旅は何故か
忙しく、
辛いのだ。
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船を手造りしていた。 |
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ひっくり返して |
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色塗って、名前書いて完成 |
翌日は山の上に登り、旧市街をパノラマで見物するつもりだったが、ゴンドラの料金が、往復で1800円程度もかかり、写真撮影には少し遠すぎるという情報を妻がネットで見て、歩いて山の途中まで登ってみた。なるほど近いが、
家が邪魔だった。
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旧市街を上から |
ネットの情報を
鵜呑みにすると
だめだ。
今思えば、登っておけば良かったと後悔している。
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ゴンドラ |
城壁の上も歩いて観てまわれる。入場料はいくらだったか覚えていはいないが、安くはない入場料を払い、歩いてみた。
この城壁の上の道は狭いので
一方通行だ。港の近くのところから上り、半時計周りにまわっていく。分厚く頑丈な造の城壁に圧倒されながら、旧市街の家々を間近に俯瞰してみる。よく見ると、新しい屋根と古い屋根が混じり合っている。
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大通り |
この辺りは、1990年代の戦争で、攻撃を受け、ずいぶん破壊されたそうだ。最近ようやく
完全修復となったことを、ガイドブックで読んでいたが、新しい部分が修復された箇所、古いものは攻撃を免れたものなんだなあ等と思いながら観て廻る。
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屋根しか見えない。 |
海側に行くと、水面が
キラキラと輝いて見えて、その上をカヌーツアーの人達がすいすいとカヌーをこいでいる様子が見える。海の水もきれいである。見る感じ、この辺りの海底はゴロタ石のようで、もしここの海底が、白砂だったら、ものすごくきれいに見えるだろうな等と思っていた。
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城壁の上から我らの宿を探してみたがちゃんとあった。 |
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オサレなカフェにみえる |
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オサレなレストランに見える |
旧市街の中にギャラリーがあった。中をのぞいてみると、
水中写真の写真展をやっていた。自分も水中写真を15年くらい撮っている、いつかは海の写真展をしたいと思って入るのだが、残念な事に人に見せれるようなものは撮れていない。
この写真展、詳細はわからないが、おそらくは、このアドリア海で撮った写真を展示しているのだと思う。別段、珍しいものや特別奇麗な物があると言う訳ではないが、この
アドリア海の水中の様子が伝わってくる写真展だった。
急に
ダイビングをしたくなってきた。
ここの港から
グラスボートがでており、港周辺ではいくつものボート会社が客取り合戦を繰り広げている。何処も料金が同じで、コースも似たり寄ったりだ。
ダイビングの代わりという訳ではないが、我々は比較的
奇麗な受付のお姉さんのところで75KNのグラスボートを申し込んだ。
港を出航したボートは一旦城壁の奥まで行き、われわれが泊まっている宿の近くの港の有るところの沖でUターンして、旧市街の沖にある、島を周り、港に帰ってくる。だいたい45〜50分程度。透明度がいいので、ガラスボトムからは、海底の様子が分かるが、魚や珊瑚等を見る事は出来ず、グラスボートは
見かけ倒しでつまらなかった。
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グラスボート |
我らが天草の牛深のグラスボートから見える海底がいかにクオリティーが高いかという事を知った。しかしながら、島の反対側に回り込むと、そこはなんと
ヌーディストビーチ。
すっぽんぽんのオジさんが仁王立ちしている。ボートの上は大盛り上がり。
自分の前に座っているおばちゃん、ちらっとそっちの方向をむき、「
ちょっと小さいわ〜」等と言ってる。隣の旦那さんが照れくさそうにしていたのが笑えた。
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夜景 |
この街は2泊した。この旧市街の中の観光なんかすぐに終わるが、もう少し暑い時期に長居して、
カヌーや海水浴を楽しむのにいい街だ。
DATA
滞在日 9月24〜25日
宿 Hostel Marker Dubrovnik ツインルーム47ユーロ/泊
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